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ミッツ・マングローブ、木梨憲武から受けた大きな影響 『みなさん』のコントを見て「ノリさんのような女装がしたいんだと気づかされました」

ノリさんを“女装の師”と仰ぐミッツ・マングローブ

ノリさんを“女装の師”と仰ぐミッツ・マングローブ

 芸能界の第一線で40年以上にわたって活躍を続ける「とんねるず」の“ノリさん”こと木梨憲武(62才)。2024年は、フジテレビ系ドラマ『春になったら』に主演したほか、初の本格自伝『みなさんのおかげです 木梨憲武自伝』を上梓するなど、幅広い活躍を見せている。木梨と仲が良い著名人たちが、“ノリさんの素顔”を語る。今回はミッツ・マングローブ(48才)に話をきいた。

 タレントとして知られるミッツ・マングローブが女装の手本としたのはノリさんだという。

「1988年に『とんねるずのみなさんのおかげです』の中で、テレビドラマ『ニューヨーク恋物語』(共にフジテレビ系)のコントをやっていたんです。タカさんが主演の田村正和さん、ノリさんが桜田淳子さんに扮していたのですが、ノリさんを見て、“この人の女装は本気だ”と思いました。当時の私は10代でしたが、その頃から女装に関心があって、ノリさんのような女装がしたいんだと気づかされました。

 ノリさんは観察力に秀でているんでしょうね。その女装にはストーリーがあって、一瞬たりとも女を表現することを忘れない“真剣さ”が感じられました」(ミッツ・マングローブ・以下同)

私にはできないことを軽やかにこなす男性

 そんなノリさんとは、2009年にバラエティー番組『お茶の水ハカセ』(TBS系)で共演して親交を深めたという。

 2021年には、ノリさんがピンドン・ノリコというキャラに扮し、タレントのマツコ・デラックスを加え、3人で女装ユニットを結成した。ノリさんが作曲家の宇崎竜童さんに直接お願いし、阿木燿子さんを作詞家に迎え、楽曲『命綱』を制作。音楽番組『2021FNS歌謡祭第1夜』(フジテレビ系)などで披露した。

「渋い楽曲だったので、非常に新鮮な印象を受けました。曲調に合わせて、私たちの衣装やメイクも黒を基調としたシックなものに揃えました」

 当たり前にとらわれない柔軟な感性、そして、曲や歌い手の個性を考えた演出に、ノリさんの才能を感じたという。

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