芸能

《やす子の幼少期》「菓子パン1個」「パンの耳」生活から4億円超えの募金へ…『24時間テレビ』ランナーを務めた強い思い「過ごした児童養護施設に恩返し」「将来は子ども食堂をつくりたい」

小学校の頃のやす子。2歳の時から母子家庭で育った

小学校の頃のやす子。2歳の時から母子家庭で育った

「皆さんの応援の下、走ることができました」──8月31日から9月1日の2日にわたり放送された、日本テレビのチャリティー番組『24時間テレビ47 愛は地球を救うのか?』。恒例企画であるチャリティーマラソンは今回で33回目を迎え、ランナーとしての役目を無事に果たしたのは元自衛官のお笑い芸人・やす子だ。

 自身のキャリアを活かした“自衛隊あるある”や、「はい〜!」という愛嬌のある持ちネタがお茶の間に広く受け入れられ、今やテレビで見ない日はほとんどないほどだ。スポーツ紙記者が解説する。

「やす子さんは2021年、注目の若手芸人らが出演する人気コーナー『おもしろ荘』で3位に入賞したことで急速にブレイク。昨年の番組出演本数は295本にものぼり、同年の『上半期ブレイク芸人ランキング』(オリコンニュース)では見事トップに輝きました。また老若男女から受け入れられるお茶目なキャラクターもあり、今年に入ってからは大手企業のCMに5本以上は出演しています。

 最近ではYouTubeチャンネルなどで自ら手がける、独創的なイラストや曲も披露。お笑い以外の多才な一面も注目されており、今一番乗りにのっているタレントと言っても過言ではないでしょう」

 今回のチャリティーマラソンは「全国の児童養護施設に募金マラソン」と題して行われた。総合プロデューサーである吉無田剛氏は制作発表会見で、昨年の段階から「『24時間テレビ』で走りたい」「将来、子ども食堂をつくる夢がある」といったやす子の話を耳にしており、制作側とその思いが一致したことから起用が実現したと明らかにしていた。そのため、やす子の発案で『24時間テレビ』全体の募金とは切り分けて、児童養護施設のために役立てる目的別のチャリティーとして走ることになった。

関連キーワード

関連記事

トピックス

元交際相手の白井秀征容疑者(本人SNS)のストーカーに悩まされていた岡崎彩咲陽さん(親族提供)
《川崎・ストーカー殺人》「悔しくて寝られない夜が何度も…」岡崎彩咲陽さんの兄弟が被告の厳罰求める“追悼ライブ”に500人が集結、兄は「俺の自慢の妹だな!愛してる」と涙
NEWSポストセブン
グラドルから本格派女優を目指す西本ヒカル
【ニコラス・ケイジと共演も】「目標は二階堂ふみ、沢尻エリカ」グラドルから本格派女優を目指す西本ヒカルの「すべてをさらけ出す覚悟」
週刊ポスト
阪神・藤川球児監督と、ヘッドコーチに就任した和田豊・元監督(時事通信フォト)
阪神・藤川球児監督 和田豊・元監督が「18歳年上のヘッドコーチ」就任の思惑と不安 几帳面さ、忠実さに評価の声も「何かあった時に責任を取る身代わりでは」の指摘も
NEWSポストセブン
大谷翔平と真美子さん(時事通信フォト)
《ハワイで白黒ペアルック》「大谷翔平さんですか?」に真美子さんは“余裕の対応”…ファンが投稿した「ファミリーの仲睦まじい姿」
NEWSポストセブン
赤穂市民病院が公式に「医療過誤」だと認めている手術は一件のみ(写真/イメージマート)
「階段に突き落とされた」「試験の邪魔をされた」 漫画『脳外科医 竹田くん』のモデルになった赤穂市民病院医療過誤騒動に関係した執刀医と上司の医師の間で繰り広げられた“泥沼告訴合戦”
NEWSポストセブン
被害を受けたジュフリー氏、エプスタイン元被告(時事通信フォト、司法省(DOJ)より)
《女性の体に「ロリータ」の書き込み…》10代少女ら被害に…アメリカ史上最も“闇深い”人身売買事件、新たな写真が公開「手首に何かを巻きつける」「不気味に笑う男」【エプスタイン事件】
NEWSポストセブン
2025年はMLBのワールドシリーズで優勝。WBCでも優勝して、真の“世界一”を目指す(写真/AFLO)
《WBCで大谷翔平の二刀流の可能性は?》元祖WBC戦士・宮本慎也氏が展望「球数を制限しつつマウンドに立ってくれる」、連覇の可能性は50%
女性セブン
「名球会ONK座談会」の印象的なやりとりを振り返る
〈2025年追悼・長嶋茂雄さん 〉「ONK(王・長嶋・金田)座談会」を再録 日本中を明るく照らした“ミスターの言葉”、監督就任中も本音を隠さなかった「野球への熱い想い」
週刊ポスト
12月3日期間限定のスケートパークでオープニングセレモニーに登場した本田望結
《むっちりサンタ姿で登場》10キロ減量を報告した本田望結、ピッタリ衣装を着用した後にクリスマスディナーを“絶景レストラン”で堪能
NEWSポストセブン
訃報が報じられた、“ジャンボ尾崎”こと尾崎将司さん(時事通信フォト)
笹生優花、原英莉花らを育てたジャンボ尾崎さんが語っていた“成長の鉄則” 「最終目的が大きいほどいいわけでもない」
NEWSポストセブン
日高氏が「未成年女性アイドルを深夜に自宅呼び出し」していたことがわかった
《本誌スクープで年内活動辞退》「未成年アイドルを深夜自宅呼び出し」SKY-HIは「猛省しております」と回答していた【各テレビ局も検証を求める声】
NEWSポストセブン
訃報が報じられた、“ジャンボ尾崎”こと尾崎将司さん
亡くなったジャンボ尾崎さんが生前語っていた“人生最後に見たい景色” 「オレのことはもういいんだよ…」
NEWSポストセブン