10月5日、国民スポーツ大会の開会式にて。それぞれの服装に緑を取り入れた天皇陛下と雅子さま(撮影/JMPA)
周囲の不安を払拭するかのように、精力的に振る舞われた雅子さま。周囲を驚かせたのは、愛子さまとの私的な会話を明かされた一幕だった。6日のバレーボール観戦の際の説明役の川合俊一日本バレーボール協会会長によると、雅子さまは愛子さまに「きょうバレーボールを見るのよ」と伝えたと明かされたそうだ。
「連絡を受けた愛子さまは、バレーボール好きなことも相まって、大変うらやましがられたそうです。雅子さまが、ほぼリアルタイムで起きたエピソードを披露されることは大変稀なことであり、愛子さまと密にやりとりをされていることを明かされたのは初めてのことではないでしょうか。貴重なプライベートを公表された背景には、愛子さまのことを意識的に話題に出し、翌週末からの愛子さまの初の単独地方公務を後押ししたいという、母としてのお心遣いもあったのでしょう」(前出・宮内庁関係者)
愛子さまは10月11から12日、国民スポーツ大会の競技観戦などのため、佐賀県を訪問された。愛子さまが単独で地方公務に臨まれるのは初めてとなり、注目が集まった。
愛子さまは、柔道などの競技を観戦されたほか、県赤十字血液センターや、佐賀の伝統産業である名尾手すき和紙の工房などを視察された。雅子さまは愛子さまのご活躍をつぶさに見守られたことだろう。