17歳でジュノンボーイの愛知選抜になったことから芸能界に足を踏み入れたGENKING.
──GENKING.さんは17歳でジュノンボーイの愛知選抜になったことから芸能界に足を踏み入れ、10代の頃から芸能人として売れることを夢として掲げていました。「夢が叶った」という実感はありましたか?
「本気で実感するまでは時間差があったかも。10代の頃から芸能人になるのが夢だったのに、叶った瞬間は『夢が叶った』って思わないんだなって思いました。雑誌とかテレビに出ることを目標に頑張ってたけど、ある時いきなり『お前、次テレビね』ってなっちゃうと、それが当たり前になっちゃって。実感する暇もなく番組出演が続いて、『次、次!』って気持ちになってたというか」
──忙殺されていたんですね。
「TV や雑誌を見ると私がいて、街を歩いていると『一緒に写真撮ってください』って言われるようになったり、新幹線のホームで周りに人が集まってきたり。そういうときとかに『あ、私っていま夢が叶ってるかもしれない』って思いましたね」
──新幹線のホームでGENKING.さんがいたら、人だかりができそうですね。
「できてた(笑)。新幹線の車窓から人だかりが見えて、で私、カーテンを開けて『ありがと〜!』とかやってたら、マネージャーさんに『新幹線が発車できないので、カーテン閉めてください!』って超怒られて、『でも、ファンが待ってくれてんじゃん』って言い返したりとか。もう当時の私は、自分で言うのもあれだけど、間違いなく時の人だったと思う。だってあの頃は、私めちゃくちゃテレビに出てたもん」
