六代目山口組の餅つきに密着。(写真は前回2024年末の司組長)
2025年12月28日、六代目山口組が年末恒例の餅つきを実施した。直参組長、竹内照明若頭、高山清司相談役が続々と会場入りを果たし、ついに司忍組長が姿を現した。【前後編の後編。前編から読む】
朝8時ごろから「ヨイショ」という威勢のいい掛け声で餅つきが始まった。山口組の餅つきについて実話誌記者が解説する。
「会場内には石臼が6基あり、地域ごとの“ブロック(注:関東地区、中部・東海地区など傘下組織をエリアごとに分けている。6人の若頭補佐がそれぞれのブロックの代表を務める)”に分かれて直参組長が餅をつきます。
餅は紅白餅に餡子入りもあり、バリエーションに富んでいる。各組織にお土産として配るため、例年、6~7時間休みなしでつき続けます」
竹内若頭、高山相談役、執行部(若頭、若頭補佐らで構成され、組織運営を担うとされる)の面々がガレージの前に姿を現す。談笑していた面々が、「見えました」の声で一気に緊張に満ちた顔つきになる。
11時、黒いベンツがガレージ前に到着。生野靖道・若頭補佐が扉を開けると、グレーのセーター、黒いニット、黒いズボン姿の司組長が姿を現す。警察関係者、マスコミが一斉にシャッターを浴びせ現場は騒然とするが、司組長は意にも介さず会場入り。
「例年通りであれば、司組長らで鏡割りが行なわれ、宴会が始まります。ついた餅はお雑煮やお汁粉などに料理される。84歳の司組長も餅をついたようです。司組長は餅つきにこだわりがあり、直参組長にレクチャーをすることも多いと聞きます」(同前)
約1時間後の12時13分、司組長、高山相談役が会場を後にする。2024年は2時間ほど滞在していたが、2025年はその半分ほどの滞在となった。約30分後には竹内若頭も退場。その後も餅はつかれ続け、13時50分に一本締めでお開きとなった。直参組長もつきたての餅が入った木箱を手に笑顔で帰路についた。なかには駆けつけたマスコミに「よいお年を」と声をかける組長もいた。
