犯行当時は無職だった(関係者提供)
両者の歪な金銭関係
Aさんと松田被告はマッチングアプリで知り合い、松田被告が好意を寄せた結果、交際することになったという。松田被告はプロボクサーを目指して、都内のボクシングジムに通っていた時期もあるという。
交際時、松田被告から金銭援助を受けていたAさん。交際前から金銭援助を受けていたか質問をされると「覚えていない」と答えた。それに対し、被告人は納得がいかないというように目を見開き、何か言いたそうな表情を見せたのがはっきりとわかった。なお、Aさんは後に「交際前に金銭援助を受けていた」と証言を変更している。
後編では、被告人の動機に関わる部分かと思われる両者の金銭のやり取りの様子や、それでもなお浮かび上がる被告人の独善的とも思われる心情などを明らかにしていく。
(後編につづく)
◆取材・文/普通(裁判ライター)
