国民民主党・玉木雄一郎代表
板橋区の商店街、こちらは住宅街とあってファミリー層の現役世代も多い。パート勤めの30代女性はいわゆる「年収の壁引き上げ」について気になると話す。
「玉木さんが現役世代のために動いてくれたのに、どうなるんでしょう」
玉木雄一郎代表率いる国民民主党が2025年末、自民党と「年収の壁」引き上げで合意したが、玉木代表はこれに満足することなくさらなる先を見据えていた。〈未来を先取りし、国民のために役立つ政策を〉と主張してきた矢先の解散となった。
その他にも減税や社会保険料の見直しも含めた議論、通常国会冒頭で解散となると合意が達成できない可能性すらあり得る、選挙後の勢力図でも変わる可能性がある。
それなのに、高市総理は解散を決めた。
これを玉木代表は「経済後回し解散」と批判した。約束も合意もご破算、そうなりかねない事態である。
50代の居酒屋店主は「そもそも誰のための解散なのか」と憤る。
「国会って国民のためにあるんだろ、ちょっと蔑ろにされ過ぎじゃないかね、与野党関係なく国会議員が国民を舐めてるんじゃないか、というか自分たちだけ逃げ切るつもりじゃないかね、とくに昔っからの役に立たない政党はさ」
この「昔っからの役に立たない政党」というのも言葉は違えどいろんな場所で言われて久しい。現在の日本の結果、失われた30年はそうした「昔っから」のオールド政党が絡んだ上での話であることは事実である。
その居酒屋にいたIT系の大手に勤める50代男性は「党利党略はいい加減にして欲しい」と、こちらも厳しい。
「高市さんもやっぱり自民党の古い議員なんだなと思いました。党利党略、国民なんか知ったこっちゃないで自民党しか見ていない。でなければ解散なんかしないでしょう。経済対策が第一のはずなのに、解散したら何ヶ月も空白期間ができる、それも年度末ですよ、予算どうするんですか、全部うやむやですか」
別の60代の男性客もまた怒り心頭でこう語る。
