2025年、第27回参議委員議員選挙で使用した日本維新の会のポスター(時事通信フォト)
「たくさんの人が真面目に働いているんだ、年度末の解散なんて大変だ。高市総理は支持率高いからって奢りがあるんじゃないかね、自民党は人気ないのにさ」
「いかに国民を見ていないか」
高市内閣の支持率は78.1%(JNN調べ)と圧倒的とされる。もっともこれはかなり高めに出た数字、調査結果には報道各社ばらつきあるも60%台といったところだが、それでも数字の上では高人気だ。
しかし同じJNN調べでも自民党の支持率は29.7%で決して盤石というわけではない。後手にまわる経済政策と旧統一教会問題、裏金疑惑とのらりくらりの党運営で人気が出るわけがないのだが、与党協力関係にある日本維新の会の国保逃れ騒動の不祥事もあって高市総理に頼るしかないのが現状だ。
埼玉県から通勤しているという40代の金融関係者も「そんなことしてる場合ですかね」と懐疑的だ。
「物価高に円安、それで解散なんて市場の不信感を煽るだけでしょう。自民党だってそれどころじゃないはずです。官僚だって冗談じゃないという心境では」
実際、自民党にそれほどの人気がないままの解散、維新に至っては国保逃れの不祥事について後始末の目処がつかないままの選挙突入で、地盤の関西はともかく筆者の知る維新関係者(東京)は「(このままでは)厳しい」と本音を漏らしている。選挙に影響があるからか、15日に慌てて国保逃れ判明の6人を除名としたが、辞職もなしにこのタイミングでは不祥事隠し、選挙対策ととられかねない。
おまけに維新、どさくさにダブル選による大阪都構想までぶっ込んできた。党の中間報告では364人もの国保逃れ疑惑が指摘されている。維新、本当にヤバい。
いっぽう野党も、立憲民主党と公明党が新党を立ち上げるという歴史的な合意を為した。党名は「中道改革連合」とのことで、筆者の知る立憲の地方関係者は「公明党と組むのか、創価学会か」「そんなに学会票が欲しいのだろうか、わからない」と気持ちの整理がつかないと話している。
これまでの常識ではあり得ない話、創価学会員の70代女性もまた「共産党と組んだ立憲となんて」と民共共闘の過去がある立憲に対する不信感をあらわにしていた。
