ブルーのワンピースで登場した長澤まさみ(2024年)
上とか下ではなく、それぞれひとりでも歩んでいけるふたり
でも、そんな風潮をドッカーンと吹き飛ばしてくださったのが、1月2日放送の『上沼×サンドの最幸運グランプリ2026』(読売テレビ・日本テレビ系)での上沼恵美子さん(70才)。
干支や星座によって今年の運勢をランキングしていく番組の中、未婚であり、現在はカレシがいないと明かしたゲストのハリセンボン・近藤春菜さん(42才)に対し、上沼さんは「才能がある」「収入だってあるからなぁ」と評価した後、「いまは、女が収入上とか下とか関係あらへん」「私なんて主人の20倍くらいある月がありました」とキッパリ(笑い)。聞いていて本当に気持ちがよかったです。
そしてこれは、まだ古い尺度が存在していた時代の話ですが、昨年12月に急逝された脚本家の内館牧子さん(享年77)がたびたび言っていらしたのは「理想の大人婚とは、経済的にも精神的にも自立している大人のふたりが寄り添いながら歩んでいくこと」。どちらが上とか下とかではなく、それぞれひとりでも歩んでいけるふたりという意味です。
果たして、昨今のトップ女優さんの結婚は、世間の声や尺度などとは関係ナシに、自分で選んで自分で決めるスタイルが増えているように思います。
昨年続いたNHK連続テレビ小説のヒロインたちの結婚も、まさにこのスタイルですよね。
『虎に翼』の伊藤沙莉さん(31才)は劇作家の蓬莱竜太さん(50才)と結婚して以来、伸び伸びとお仕事をされていますし、“頂き男子”と揶揄された三山凌輝さん(26才)を選んだ『ブギウギ』の趣里さん(35才)や、バイセクシュアルを公言しているメイプル超合金のカズレーザーさん(41才)を「顔がタイプ」と言い切った、『エール』の二階堂ふみさん(31才)。
そして、すべての結婚報道で夫の高杉真宙さん(29才)よりも先に名前を記された『あさが来た』の波瑠さん(34才)もまた、彼女の決断の方にスポットが当たり、話題になったものです。
お正月だったので、ビッグニュースなのに長々報じられることがなかった長澤さんもまた、女性主導の大人婚だった気がします。
もう1人、気になるのは綾瀬はるかさん(40才)の結婚です。3月24日で41才となる彼女が選んで決めるのは果たしていつになるのか……。吉報をお待ちしています。
構成/山田美保子
『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)などを手がける放送作家。コメンテーターとして『ドデスカ+』(メ~テレ)、『1周回って知らない話』(日本テレビ系)、『サンデージャポン』(TBS系)に出演中。CM各賞の審査員も務める。
※女性セブン2026年1月29日号
