メッテ=マリット妃とエプスタインのメール履歴(米司法省公式サイトより)
「彼女は17歳だよ。きっと楽しいと思う」黒塗りにされたエプスタインの返信
エプスタイン宅に滞在中の2013年1月7~8日にかけて交わされた、「17歳のゴッド・ドーター(god daughter)」をめぐる一連のメールは中でも目を引く。
元被告は「最高の内科医がいる」「彼は診断の天才だ」として、ある人物を妃に紹介。妃は「私に必要だと思う?」と返すが、その直後の元被告からの返信は黒塗りにされている。
「その後の流れは、かえって黒塗り部分への臆測が高まるものです。妃は『Noooooo 恥ずかしすぎる』『私は恥ずかしがり屋だから』と強い拒否感を示しますが、エプスタインは『お願いだ。私のゴッド・ドーターのためなんだ』と食い下がり、『彼女は今夜来る』と半ば既定路線のように報告。
妃は『ビーチに行って、勇気を出すわ』と応じつつも、『彼女には電話しない。不快に感じる』などと距離を取ろうとしますが、エプスタインは『彼女は17歳だよ。きっと楽しいと思う。あなたに気まずい思いはさせたくない』と口説いています。
そして翌未明、妃は『私たちが一緒に瞑想した妙心様(Myoshin)が言っていたように、ここは瞑想に最適な場所。こんなに心が安らいだのは久しぶり。本当にありがとう』と感謝のメールをエプスタインに送付しているのが確認できます。
文脈からは、17歳の“ゴッド・ドーター”が妃に何らかの施術を行った可能性がうかがえるが、性的なものだったかはわかりません。また、エプスタインは隠語を使っていたとされるので、『瞑想』についても言葉通りの話なのか、『Myoshin』もまた別の意味があるのかはわかりません。
いずれにせよ、未成年者をめぐるやりとりが黒塗りで伏せられている事実そのものが、強い疑念を呼んでいます」(同前)
エプスタイン元被告が未成年の被害者に対し、顧客への性的マッサージを行うよう強要していたことは、捜査資料や被害者証言から明らかになっている。ただし、妃が受けたとされる行為が性的搾取に該当するものであったかどうかを示す直接的な証拠は、現時点では確認されていない。
