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『相棒』ファン推薦の観るべき神回 衝撃の甲斐享卒業回など
『相棒』ファン推薦の観るべき神回 衝撃の甲斐享卒業回など
 10月14日、いよいよ『相棒season19』がスタートする。記念すべき20周年ということもあり、長年のファンも期待に胸を膨らませている。そこで『相棒』ファンにアンケートを実施(*)。「絶対に見るべき神回」について聞いた。*女性セブンの10~80代読者に対し「セブンズクラブ」にてアンケートを実施(2020年9月3~9日/回答者数663人)『相棒』では、人情もの、社会派、ミステリーなど、それぞれの得意分野を武器に、名だたる脚本家が物語を作っている。「好きな脚本家の回は気合を入れて見ています」(62才・主婦)など、脚本家でエピソードを選んで見ているファンも多い。 過去回を見直す際は、その点に注目してみるのもおもしろいかもしれない。絶対に見るべき“神回”「バベルの塔~史上最悪のカウントダウン!爆破予告ホテルの罠」(season5 第11話) 2007年元日スペシャルとして放送。大晦日の晩、警察庁長官官房室長・小野田公顕(岸部一徳)にむりやり連れて行かれたパーティー会場の高層ホテルで起きた事件に、杉下右京&亀山薫のコンビが挑む。 社会学者の太田省一さんもイチオシで、日本民間放送連盟賞テレビドラマ番組優秀賞を受賞。脚本は『リーガル・ハイ』シリーズの古沢良太さん。日本民間放送連盟賞を受賞している。「ボーダーライン」(season9 第8話) 2010年 12月放送。仕事と家、恋人を失った男が自殺した事件の真実を突き止める。「時代に殺された男性の描写がリアルで身につまされました」(44才・パート)、「何気ない一言が人を死に追い詰めることを実感」(32才・会社員)などの反響が。脚本の櫻井武晴さんはこの作品で「貧困ジャーナリズム大賞2011」を受賞。「レベル4~後篇・薫最後の事件」(season7 第9話) 2008年12月放送。米沢守らが殺人ウイルスに感染。この事件を最後に亀山薫が退職することに。「右京さんはもちろん、天敵である伊丹さんとの別れのシーンは何度見ても泣ける」(49才・パート)。脚本は『相棒』の1話目から担当してきた輿水泰弘さん。レギュラー陣の退場回は、主に輿水さんが担当している。「ダークナイト」(season13 第19話) 2015年3月放送。3代目相棒・甲斐享(成宮寛貴)の卒業回。犯罪者だけを狙った連続暴行事件が発生。ネット上では、法で裁けない人間を影で制裁する暴行犯“ダークナイト”に称賛の声があがるが……。「犯人が逮捕されたシーンが衝撃的で悲しくて忘れられない」(31才・パート)。脚本は輿水泰弘さん。「ピエロ」(season10 第10話/元日スペシャル) 2012年元日スペシャルとして放送。オペラハウスで2代目相棒・神戸尊(及川光博)が子供たちとともに誘拐される。 犯人役の斎藤工と吉田栄作の名演や、二転三転する犯行動機が話題に。「斎藤工が演じるピエロの犯行動機が切なすぎた」(36才・専門職)。脚本は、人情ものを得意とする太田愛さん。『相棒-劇場版II -警視庁占拠! 特命係の一番長い夜』 2010年に公開された劇場版。警視庁を舞台に12人の幹部が人質となる人質籠城事件が発生。ラストは『相棒』シリーズの根幹を揺るがす衝撃の結末が描かれる。「小野田官房室長が、右京さんに言った“殺されるならお前にだと思っていたのに”で号泣」 (46才・看護師)。脚本は輿水泰弘さん、戸田山雅司さん。『相棒 season19』の見どころ 10月14日から始まる新シリーズは、『相棒』20周年の節目を迎える記念すべきシリーズ。初回は拡大版で、特命係の2人が、現実の世界からVR(仮想現実)の世界へ足を踏み入れて難事件に挑む。VRの世界を題材にするのは、『相棒』史上初。常にいまの社会問題をテーマに、新しい挑戦を続けるこのドラマならではの試みだ。主演の水谷豊も期待をのぞかせる。「本当に考えられないようなことが起きるんですよね、今回の第1話は! まさに“いまの時代”に起こりうる出来事、という感じです」(水谷豊) 物語もさることながら、相棒2人の関係も今シーズンの見どころの1つだという。「これだけ長く特命係として一緒にいると信頼関係もできてきますし、右京としても冠城くんに任せられる仕事も増えてきています。そうなっていけばいくほど、今度は2人がぶつかったときに、またそこにドラマが生まれると思っています。2人の関係が近くなっているからこそ描かれるストーリーも、今後どこかで起きるのではないでしょうか」(水谷) 相棒2人が衝突する可能性も!? これは見逃せない!※女性セブン2020年10月15日号
2020.10.04 11:44
中島みゆきのヒット曲から着想された『糸』
菅田将暉、出演作を観た母が映画館のトイレに駆け込み号泣
 映画『糸』の初日舞台挨拶に、W主演の菅田将暉と小松菜奈、共演の斎藤工と榮倉奈々が登場した。同作は中島みゆきのヒット曲『糸』に着想を得た作品。 平成という時代の変遷とともに、2人の男女の壮大な愛を描く同作。菅田は両親が先行上映で観たことを明かし、「すっごい泣いたって言ってました。映画館のトイレで。涙が止まらなかったって言ってました。トイレに駆け込んだみたいですよ。うちの母は」と嬉しそうに語った。 一方、役作りのために7~8kgの減量を敢行した榮倉奈々。当時「激やせ」と報道されると、友人から「私もダイエットしなくちゃ」というメッセージが届き、「そういうことじゃないんだけど…」と戸惑ったという。撮影/矢口和也
2020.08.29 16:39
BGキムタクの“相棒”として活躍(時事通信フォト)
キムタク『BG』には『相棒』並みのシリーズ化を期待したい
 筋金入りのドラマオタクを自認するエッセイストの小林久乃氏が、間もなく最終回を迎えるテレビ朝日の木曜ドラマ『BG〜身辺警護人〜』(21時〜)第2章の魅力を分析する。 * * * 7月30日に『BG〜身辺警護人〜(以下、BG)』が最終回を迎える。コロナ騒動によってガッタガタになってしまった放送スケジュール。おそらくもっと脚本はあったと思うけれど、全7回で終了となってしまった。 どこまでを“今クール”と呼んでいいのか、皆目検討がつかない現在の日本のドラマ。2020年の春からスタートする予定だったラインナップから考えると、本稿執筆の7月24日現在、私の中では『BG』がNo.1に面白い。その理由をいくつか並べて“BG愛”を語ってみよう。主演・木村拓哉の演技が引き立つフォーメーション まずは『BG』のあらすじを。『日ノ出警備保障』に属して、チームの一員として警備の仕事をする島崎章(木村拓哉)。会社がIT企業に買収され、新しく就任した社長・劉光明(仲村トオル)と意見が合わず、退社をして独立。同じ頃、チームの一員だった高梨雅也(斎藤工)も島崎の元で働くことを決める。独立後も何かと関わりを見せてくる劉。そしてついに警察から追われる身となった劉が、島崎を利用しようと直接近づいてくる──。 2018年に第1章が放送され、今回は第2章。まず何かいいかといえば、シンプルになったキャスティングが良かった。何十年も芸能界のトップを牽引してきた木村拓哉が主演となれば、他のキャストにも並々ならぬ気遣いをする(はず)。第1章には江口洋介、石田ゆり子、山口智子、上川隆也……とまるで90年代のトレンディドラマが1作品ほど、そのまま引っ越してきたのかと見間違うほどの豪華な顔ぶれが揃っていた。  私も年齢なのか胃もたれ、はある。高級肉をたんまりと目の前に出されて「さあ、召し上がれ!」と言われても箸は簡単に進まない。美味しい肉は、一枚ずつゆっくりとじんわりと胃の中で溶かしたい。 つまりキャスティングが名優揃いで、肝心の木村拓哉さんの演技が目に飛びこみづらかった、というのが第1章を見た感想。ところが第2章ではメインが木村さんと、斎藤工さんのタッグである。めちゃくちゃシンプルになったキャスティングで、木村さんの演技が存分に堪能できるのである。個人的に、普段の“キムタク”イメージと離れた、ちょっと気弱な演技をする木村さんがタイプである。『ロングバケーション』(1996年)の瀬名秀俊役、『CHANGE』(2008年・ともにフジテレビ系)の朝倉啓太役がそれだ。警護バカな島崎にまた会いたい 元々、立っているだけでもかっこいい2人が、依頼人に飛んでくる様々な矢から護るために、飛んだり跳ねたりするのだからもう最高。緊迫感がテレビの画面越しにじわじわと伝わってくる。 それから木村さんが演じる島崎は、徹底して依頼人の味方であることもいい。周囲に何と言われようと、自分の警護を頼ってくる人を絶対に裏切らない。こんな混沌とした世の中でも、こういう絶大な信頼感が警護料を支払うことで得られるなら、それもいいなあと見る側に思わせてしまう。そんな情熱と、ブレない島崎の精神が伝わってくるのである。まあ、頼んだところで島崎が登場するわけではないことは承知しているけれども……。 次回はいよいよ最終回。島崎が劉の罠にはめられてしまうのかもしれない……というところで、第6話は終了。この先には大きな仕掛けが待っているのではないかと、ドラマオタクとしては期待をしてしまう。 そして第3章があるとすれば、木村さんとしては『HERO』(2001年・フジテレビ系)以来のシリーズ化。テレビでは2シーズンで終了しているので、3シーズンに続けばご自身にとっても初の試みとなる。放送局はあの『相棒』をはじめ、多くのシリーズものでヒットを連発するテレビ朝日。ひょっとしたら、このまま島崎がシニア世代を迎えても、まだ誰かを護る姿が拝めるかもしれない。そんなことを考えつつ、木曜の21時はテレビ前、待機。【プロフィール】こばやし・ひさの/静岡県浜松市出身のエッセイスト、ライター、編集者、クリエイティブディレクター。これまでに企画、編集、執筆を手がけた単行本は100冊以上。女性の意識改革をライトに提案したエッセイ『結婚してもしなくてもうるわしきかな人生』(KKベストセラーズ刊)が好評発売中。
2020.08.06 18:19
木村拓哉主演の『BG~身辺警護人~』(公式HPより)
木村拓哉 斎藤工とバディ組む『BG』で引き立て役の新境地
 日本のテレビドラマの世界の中心に長らく位置し続けてきた俳優・木村拓哉。今回の作品は、やや位相の異なる印象を視聴者に残すものになるかもしれない。五感生活研究所代表の山下柚実氏が分析した。 * * * 木村拓哉主演『BG~身辺警護人~』(テレビ朝日系木曜午後9時)はスタートダッシュと思いきや、第3話が放送されるその前に「7月いっぱいで終了」という報道が出てびっくり。ギリギリ7月30日まで放送された場合でも、なんと全7話に短縮されてしまう予定だとか。制作現場を思うと同情を禁じ得ません。 コロナで撮影が延期になりスタートが遅れただけでなく、そもそも巨大イベント・東京五輪にあわせたボディガードもので特別な警護をする颯爽としたカッコイイ姿を描き出すはずだったろうに。まさしくコロナで多大な影響を被った作品です。 でも、環境的には悪い条件だけではないはず。新型コロナによってテレビドラマへの関心が高まった。自宅に留め置かれた視聴者は画面に向かい、再放送作品も話題に。中でもガッキーの特別編『逃げ恥』は注目度を上げステイホームの人々を癒やし、逃げ恥ロスの再来現象となりました。つまり、ドラマの新しい役割や視聴の楽しみが再認識されたタイミング。それなのになぜ、『BG~身辺警護人~』は勢いを失い始めたのでしょうか。 このドラマでキムタクが演じる島崎章は「弱き者の盾になる」という使命を貫くヒーロー。シーズン1ではチーム警護の一員でしたが、今回は組織を飛び出して独立し、私設ボディーガードとして奮闘しています。 何よりも前作と違う点は、「斎藤工とのバディ物語」になったこと。島崎の背中を追うようにして警護会社をやめた高梨(斎藤工)は「島崎警備」の門を叩いた。そう、バディとして二人が横に並べば並ぶほど、自然に目がいくのが、皮肉にも二人の「違い」です。●体型 タッパがありガタイの良さが目立つ斎藤さんと、小柄で痩せている木村さんの体型の対比が浮き彫りに。●胸板 斎藤さんの胸板の厚みはスーツという衣装を輝かせるのに最適。仕立て屋は「スーツは肩と胸で着る」と言っていましたがまさしくそのもの。比較するとどうしても木村さんの胸板は薄く見えてしまいます。●声の質 深く低い響きのある斎藤さんの声はボディガードとしての安心感にもつながる。比べて木村さんの声は低音の響きが少なくて包容力では劣る。●年齢 活き活きとした若さや躍動感を感じる斎藤さんに対して「おっさん」と呼ばれる木村さんの成熟ぶり、老いに気付かされる。 つまり、バディものとは「二人の対比を見よ」ということ。斎藤さんの格好良さが際立てば際立つほど、年を重ねた木村さんの現実も浮き彫りに。必ずしもマイナスではありません。むしろ、斎藤工を輝かすための木村拓哉という新しいポジション、つまり「他の人を輝かせる引き立て役」になれるのだとすれば新境地でしょう。 以前、木村さんはドラマを通して学ぶこととして、インタビューでこう語っていました。「 表向きだけではなくて、そのバックヤードを知ることもあって。それは時に汚れた面だったり、人が知らない陰の努力だったりする。例えばホテルにお邪魔する時、ヘアサロンを訪れた時、飛行機に乗った時、国会議事堂や検察庁の前を通った時、そのバックヤードが垣間見えるような感覚を覚える瞬間はあります」(Yahoo!ニュース 特集2018年8月18日) そう、今回のキムタクはいわばバックヤード的センスを学び、優秀なスタッフを輝かせて的確な指示を出せるマネージメント、いわば成熟した役柄への挑戦です。頬がこけてフケてきたキムタクのわびさびにこそ、バディものBGの見所があるのです。「わび」という言葉の根元には「思い通りにならないつらさ」があり、「さび」という言葉は「生命力の衰えていくさま」を示す。けれど日本文化においてはそれこそが特有の美しさや価値を持つのです。 贅沢を言えば、ストーリーに関してもっとショボさがあって良かった。一話完結で難問を解決してしまうスーパーヒーロー的要素ではなく、やればやるほど問題がこんがらがり悩む職業人の姿があったらよかったのに。前作で評価が高かった『グランメゾン東京』(TBS系2019年)は、どちらかといえばそういうタイプの物語で、11話をかけて一つの課題を乗り越えていく、という苦悩ものでした。 というのも新型コロナの時代、「スカッと問題解決なんて実は無い」「嘘くさい」ということにみんなが気付いてしまったから。一気に解決できない複雑な問題をジワジワ、ジリジリ時間をかけ解いていくしかないことが現実だと思い知らされた。その意味では、スーパー派遣社員・大前春子がズバッと問題を解決してしまう『ハケンの品格』(日本テレビ系水曜午後10時)がやはり第2話以降に数字が落ち、見放されつつあるのと同じことかもしれません。 ドラマは時代を映す。今こそ単純な問題解決モノではなく、生活の中に横たわる問題を視聴者と共有しながら、少しずつ改善策を探っていくようなドラマが求められているのではないでしょうか。一言でいえば「スカッと」ではなく「ムズムズ」しながら、最終的な解決としての「キュン」が求められているのだと、ステイホームが教えてくれました。
2020.07.04 16:42
浅野忠信
浅野忠信、コロナを恐れすぎて主演映画の企画ストップ
《今まで参加した作品の二次使用料とか俳優ももらえるといいのになあ こういう時に困ってる同業者の少しでも支えになると思うんだけどなあ》 5月14日、自身のインスタグラムにそう投稿した浅野忠信(46才)。新型コロナウイルスの感染拡大で舞台の上演、映画の公開が遅れるなど芸能界にも多大な影響が出た。テレビも一時は、再放送ドラマやバラエティーの総集編しか流れなかった。 厳しい状況の“同業者”への支援を呼びかける浅野の発信には、業界関係者から共感の声が上がった。 ところが、その1か月後。コロナへの警戒心を剥き出しにした浅野の行動は、“同業者”たちを呆然とさせることになる──。 新型コロナへの過剰な警戒心や社会のギスギス感の強いストレスから、心身ともに追い詰められて、「コロナノイローゼ」「コロナうつ」と称される心理状態に陥る人は決して少なくない。芸能界で特に深刻だというのが浅野だ。テレビ局関係者が話す。「浅野さんは新型コロナを恐れるあまり、“絶対に感染したくない。完全収束するまで家から一歩も出ない”と宣言して、自宅に引きこもってしまいました。別にパニックになっている様子はないそうです。いつものクールな浅野さんのままで、“こんなに危険な状況で家から出られるわけがないでしょ?”と、あくまで冷静に話すので、なんと説得していいか…。これには関係者一同、頭を抱えています」 徐々に経済活動が再開されても、浅野は頑なに仕事に復帰しようとしないという。「困り果てたマネジャーや仕事関係者が自宅を訪れて説得を試みると、浅野さんは“おれが感染したら、誰が責任を取れるの?”と外に出ることを拒否するようです。実際、家を訪れる人はすべて全身を消毒する念の入れよう。絶対に自分も感染しないし、周囲にもうつさないという徹底ぶりは素晴らしいのですが…」(前出・テレビ局関係者) 芸能界の大御所を襲った不幸も浅野の心身に影響したようだ。「志村けんさん(享年70)や岡江久美子さん(享年63)が亡くなったことにも、強いショックを受けたようです。それに石田純一さん(66才)やテレビ朝日の富川悠太アナ(43才)が感染した際、世間から“軽率だ”と激しくバッシングされたこともあった。“感染したら周囲に迷惑をかけるし、叩かれる”と、ある意味では俳優のプロ魂ともいえますが、極端すぎるかもしれません」(芸能関係者)◆撮影スケジュールに「待った」をかけた 現在、芸能界では段階的に映画、ドラマの撮影が再開されている。 しかし、とある映画に出演が決まっていた浅野は、感染の不安から撮影を断念したという。映画関係者が話す。「浅野さんが出演するはずの映画は『刑事ゆがみ』でした。もともとテレビドラマとして放送された人気ドラマの映画化です」 ドラマ『刑事ゆがみ』は2017年10月からフジテレビ系で放送された。浅野は真相解明のためには違法捜査もいとわない刑事・弓神適当(ゆがみゆきまさ)を熱演。 弓神とバディーを組む正義感の強い若手刑事役は神木隆之介(27才)が演じた。浅野と神木のボケとツッコミのような絶妙な掛け合いは、SNSや業界関係者の間で大きな話題となり、2017年10月期の質の高いドラマを表彰する『第10回コンフィデンスアワード・ドラマ賞』で作品賞、主演男優賞などを受賞した。「それまで映画をメインにしていた浅野さんにとって、民放連続ドラマ初主演となった記念すべき作品です。浅野さんは、20才年下の神木さんをはじめとする若い共演者やスタッフに積極的に声をかけて、現場を盛り上げていました。おかげで現場は一致団結し、いい作品になりました。視聴者から続編を望む声が多く、浅野さんとしても映画化を待ち望んでいたはずです」(前出・芸能関係者) 映画は今年の夏に撮影のスケジュールが組まれていたが、「待った」をかけたのが新型コロナだった。「主演の浅野さんがいまも徹底した自粛生活をしていて、重要な用事以外は家から本当に一歩も出ない。現状では撮影が開始できそうにもなく、企画自体がストップしてしまいました」(前出・映画関係者) 思わぬコロナの余波に制作関係者は顔面蒼白で、共演者も困惑を隠せない。「初めての刑事役に挑んだ神木さんは、浅野さんとの相性がバッチリ。浅野さんも“バディー役は神木くんでないと成り立たない”と公言しています。神木さんは浅野さんとまた共演することを楽しみにしていたので、撮影がスタートしそうにない状況にハラハラしているそうです」(前出・芸能関係者) 同ドラマの名物だったのが、1話ごとに登場するスペシャルゲストだ。放送時は杉咲花(22才)、水野美紀(45才)、斎藤工(38才)、AKIRA(38才)、二階堂ふみ(25才)らそうそうたる顔ぶれがドラマを彩った。映画版でもスペシャルゲストが決定していた。「上戸彩さん(34才)です。上戸さんは、コロナで放送開始が延期されていた『半沢直樹』(TBS系)が7月19日に放送スタートすることが決まったばかり。2児の母親となった彼女は、『刑事ゆがみ』の映画版の目玉女性キャストとして、『昼顔』以来、3年ぶりの映画出演が内定していました。 2度の出産を経て、女優業を本格化しようとした矢先に浅野さんの『コロナ降板』のあおりを食らうかたちとなり、上戸さんサイドはただただ呆然としています」(前出・映画関係者) フジテレビに『刑事ゆがみ』の映画化や撮影が中止になったことについて質問すると、「制作の詳細に関してはお答えしておりません」という回答があった。 多くの関係者を巻き込む浅野の“ゆがみ”が、解消される日は来るだろうか。※女性セブン2020年7月9日号
2020.06.25 07:45
コロナ禍のマスク姿でも目立つミッツ(2020年撮影)
ミッツ・マングローブのTシャツ、すれ違う人が思わず二度見
 発熱や味覚障害など体調に異変を感じ、4月10日から自宅療養を続けていたミッツ・マングローブ(45才)。5月13日にはインスタグラムで40日ぶりに外出したことを明かしていたが、その後“現場復帰”をした姿をキャッチした。5月22日、MXテレビでレギュラーMCを務める番組『5時に夢中!』の出演を終えて帰宅するミッツは、黒のマスクにド派手なTシャツ姿で現れた。 すれ違う人が、思わず二度見してしまった丈の長いTシャツには「南極2号」と大きく書かれている。かつて雑誌の広告などで話題になった、いまでいうラブドールの商品名だ。ミッツが健康かどうか以上に気になってしまう、このTシャツ。高級ブランド「ヨウジヤマモト」製で、4万円以上もするものだ。 ヨウジヤマモトは、黒を大胆に使いこなす日本人デザイナー山本耀司氏(76才)が設立したブランド。男性服のスタイルを女性服に採り入れるなど従来のジェンダーの概念を壊したアバンギャルドな作風が長い間支持されていて、芸能界でも、綾野剛、斎藤工、菅田将暉など“オシャレ俳優”に人気となっている。 多くのタレントを担当するあるベテランスタイリストは「ミッツさんは、普段からめちゃくちゃオシャレ。180センチ以上の長身で、スタイル抜群だから、何を着ても様になります。このTシャツは、ミッツさんらしいユーモアも込められていて、さすがですね」と語った。 そのミッツは、1か月以上も完全にステイ・ホームするという苦しい日々を過ごした後、前述の「40日ぶり外出」を投稿した際には〈この現実がいつまで続くのか分かりませんが、街が街としてこれからも続いていくために、とりあえず出来るだけ毎日、界隈のテイクアウトやデリバリーを食べ尽くしていこうと思います〉と綴っていた。以降、テイクアウトした焼き肉弁当など食事をSNSで次々にアップしている。「ミッツさんは身長も高いですが、懐も広い人。苦しんでいる飲食店業界を、少しでも盛り上げようという思いが伝わってきます」(前出のベテランスタイリスト) 完全回復したミッツは、これからもオシャレな服とそのメッセージで世の中を元気にしてくれるだろう。
2020.06.06 16:44
星野源は「うちで踊ろう」を発表
エンタメ発信する芸能人増加 なぜ今やるかプロとしての理由
 全世界で猛威を振るう新型コロナウイルス。日本でも「緊急事態宣言」が出され、外出自粛をする人が多いなか、芸能人が新たな動きを見せはじめている。彼らの試みとその狙いについてコラムニストでテレビ解説者の木村隆志さんが解説する。 * * * 依然、新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、芸能人たちが新たな動きを見せはじめています。当初は「#おうちで過ごそう」「#家で一緒にやってみよう」などのハッシュタグを使って外出自粛や手洗いを勧めるだけでしたが、徐々にネット上でエンターテインメントを発信しはじめているのです。 いくつか例を挙げていくと、芸人たちによるツイッター上での「ギャグつなぎ(ギャグリレー)」。アーティストたちによるツイッター上での「うたつなぎ」。星野源さんがインスタグラムで新曲「うちで踊ろう」を発表してコラボを呼びかけ、高畑充希さん、石田ゆり子さん、松下洸平さん、川口春奈さん、バナナマンらが参加。ジャルジャル、NON STYLE、ミキがSNSなどでテレワーク漫才を披露。中村倫也さんがツイッター上に漫画を連日投稿。『仮面ライダー』『スーパー戦隊』『ウルトラマン』シリーズの出演俳優たちが「#ヒーローが子供達を元気にする」のハッシュタグで独自メッセージを発信。佐藤健さんがYouTubeで神木隆之介さんらとのドライブトークを公開。高嶋ちさ子さんがYouTubeチャンネルを開設し、家族でのテレワーク演奏で「負けないで」を披露。斎藤工さんが自身の関連作品を特別サイト「A TAKUMI SAITOH FILM」で公開。 その他にも、ジャニーズや吉本興業が無観客ライブを配信したり、エイベックスがライブ動画を公開したり、芸能人たちがネット上でさまざまなエンターテインメントを見せています。「外出自粛を余儀なくされている人々を楽しませたい」という純粋な気持ちがあるのは間違いありませんが、彼らもプロフェッショナルである以上、それがすべてではないでしょう。現在、芸能人たちがネット上で発信しているエンターテインメントにはどんな理由があるのでしょうか。◆「この世界でしか生きられない」と実感 真っ先に挙げられる理由は、これまで応援してくれたファンへのファンサービスと、新たなファンを開拓すること。「これまで時間をかけ、お金を使って応援してくれたファンを笑顔にさせたい」という思いが無償でのエンターテインメント公開につながっています。また、現在は在宅率が高く、ネット接触時間が長くなっているからこそ、「生活が元に戻ったときに、自分の番組を見てもらう、ライブに来てもらう、商品を購入してもらうためのきっかけ作りになれば」という気持ちもあるでしょう。 さらに、所属事務所や担当マネージャーからのアドバイスによるところもあるようです。重苦しいムードが漂う現在は、世間の人々を楽しませられれば好感度が上がり、SNSのフォロワーを増やすチャンス。報酬の発生する仕事ではないため、同じ事務所はもちろん他事務所の芸能人とコラボして相乗効果を狙えますし、多くの芸能人がはじめる前に先行することで注目を集められます。 一部にYouTubeの広告収入が目的の芸能人もいるようですが、それをにおわせてしまうと好感度ダウンのリスクが高いため、現在は「無償でエンターテインメントを提供する」というスタンスの人が多いのでしょう。 もう1つ忘れてはいけないのは、日ごろ多忙な芸能人たちに多くの空き時間が発生していること。先日、松本人志さんがツイッターに「ヒマヒマ」とつぶやき、明石家さんまさんも番組で「ここ何か月かは急きょヒマになった」とボヤいていたように、収録やイベントなどが中止されたことで、ネット上で発信できるゆとりが生まれているのです。好きな芸能人がいる人はSNSのコメント欄などで、「これやってほしい」とリクエストするのもアリでしょう。 4月に入って「緊急事態宣言」が出されるなど状況が深刻化したことで、芸能人たちの心境にも変化が生まれているようです。たとえば、知人のある俳優は舞台が中止になるなど、演技の仕事ができなくなったことで、「つくづく自分はこの世界でしか生きられないし、やっぱりこの世界で頑張っていきたいと再確認した」と言っていました。そんな心境の芸能人たちが居ても立ってもいられずネット上でエンターテインメントを披露しているのかもしれません。◆ネット上に芸能人のコラボが多いわけ ただ、「すべての芸能人がネット上でエンターテインメントを発信できるか」と言えば疑問が残ります。芸能人の中には、放送作家や脚本家、演出家やプロデューサーなど、スタッフとの共同作業でスキルを発揮している人が多く、彼らの本音は「できればやりたいが、自分一人ではたいしたことができない」。そんなときにものを言うのが交友関係であり、共演経験やプライベートで親交のある芸能人同士がSNSでコラボする様子が目立ちます。 その点、「何かしたい」と思いながらも身動きが取れない芸能人たちに救いの手を差し伸べているのが星野源さんの「うちで踊ろう」。星野さんは「誰か、この動画に楽器の伴奏やコーラスやダンスを重ねてくれないかな?」というメッセージを添えて、さまざまな芸能人がコラボしやすい形を作りました。今後は星野さんのような優しいパスが増え、多くの芸能人たちがコラボしていくのかもしれません。 芸能人たちがネット上に無償公開しているエンターテインメントは、テレビやイベントでは見られないものが多いだけに、気軽に楽しんで現状の不満や不安を吹き飛ばしてみてはいかがでしょうか。【木村隆志】コラムニスト、芸能・テレビ・ドラマ解説者。雑誌やウェブに月20本超のコラムを提供するほか、『週刊フジテレビ批評』などの批評番組に出演。タレント専門インタビュアーや人間関係コンサルタントとしても活動している。著書に『トップ・インタビュアーの「聴き技」84』『話しかけなくていい!会話術』『独身40男の歩き方』など。
2020.04.11 07:40
(C)The IdeaFirst Company Octobertrain Films
自宅で観られる名作映画 タイ・シンガポール・比・ベトナム編
 韓国のポン・ジュノ監督の『パラサイト 半地下の家族』がアカデミー賞92年の歴史の中で、今年、アジア映画として初めて作品賞を受賞した。アジア映画のおもしろさに今世界が注目している。新型コロナウイルスの拡大で外に出歩きづらい昨今、自宅に籠もってアジア映画三昧はいかが? ここではフィリピン、タイ、シンガポール、ベトナムの名作を紹介する。◆フィリピン「フィリピンは同性愛に不寛容なカトリック教徒の国でありながら、LGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー)を取り扱った映画が多く作られています」(中国人映画ジャーナリスト・徐昊辰さん、以下「」内同)『ダイ・ビューティフル』(2016年)がその1つ。トランスジェンダーの男性が自分のアイデンティティーに悩みながらも、ミスコンの女王となる半生を描いている。「フィリピンはスペイン、アメリカの植民地だったこともあり、表現に反骨精神があるんです。だから若い才能が育ちやすい」 一方で社会格差も目立ち、社会問題に切り込んだ作品も評価が高い。2016年に製作された『ローサは密告された』(ブリランテ・メンドーサ監督・59才)はマニラのスラム街で麻薬を売って生活をする女性の物語だ。「その生々しい描写がカンヌで評価され、主演のジャクリン・ホセ(56才)が女優賞を獲得。フィリピンのいまがわかる作品です」◆タイ タイでは、ストーリーが明快で、わかりやすい映画が好まれる。たとえば生身のアクションで一躍スターとなったトニー・ジャー(44才)の『マッハ!!!!!!!!』(2003年)など、アクション映画も世界中で公開され、日本でも大きな話題に。 一方で、2000年代初頭よりアート系映画の鬼才・アピチャッポン・ウィーラセタクン監督(49才)が登場。 2010年に『ブンミおじさんの森』でパルムドールを受賞し、新風を巻き起こした。◆シンガポール「1990年代まで、自国の映画はほとんど製作されていなかったシンガポールに、変化をもたらしたのは、エリック・クー監督(54才)だ」と、日本映画大学教授の石坂健治さん。1997年に発表した長編がカンヌ映画祭で上映され、大きな注目を集めたのだ。「彼の作品は、ベネチア、ベルリンでも上映されました。それはシンガポール映画初のことです。また親日家で、松田聖子さん(58才)のファン。彼女と斎藤工(38才)を起用した『家族のレシピ』(2018年)も話題になりました」 同作品は欧米、アジア各地40か国以上で上映されている。◆ベトナム フランス映画の影響を受けたトラン・アン・ユン監督(57才)の遺伝子を受け継ぐ監督が続々と登場している。日本映画大学学部長の石坂健治さんはこう語る。「アメリカ生まれのヴィクター・ヴー監督(44才)は、抒情的な映像を撮り、第二のユン監督の呼び名も高い」 ヴー監督の『草原に黄色い花を見つける』(2015年)は、1980年代のベトナム中部の村に生きる兄弟と幼なじみの淡い恋を描き、詩的な世界観が見どころだ。※女性セブン2020年4月9日号
2020.03.31 16:39
芸能界きっての映画通として知られる(時事通信フォト)
斎藤工が語っていた「映画愛」 低予算の作品にも積極参加
 公開中の映画『ヲタクに恋は難しい』に出演、3月には福島第一原発事故をモチーフにした出演作『Fukushima 50』が公開。2021年には主演映画『シン・ウルトラマン』の公開を控えるなど、斎藤工は今や日本映画界に欠かせない俳優となった。 高校生の頃から雑誌のモデルとして活躍し人気映画俳優にまでなった斎藤工の武器はしかし、その甘いルックスや個性的な演技などではない。社会現象にもなったドラマ『昼顔』(2014年)で主演の上戸彩の不倫相手を演じ大ブレイクした際も斎藤は「この人気は一過性のもの」と浮つくことなく、同じ年にその後ライフワークともなる移動映画館プロジェクト「cinema bird」を始動させている。 では斎藤工を斎藤工たらしめているものとは何か。それは演じることへのこだわりをはるかに凌駕するほど大きい“映画愛”であろう。 斎藤は芸能界きってのシネフィルとして知られる。シネフィルとは映画ファン、映画通を意味する。映画制作会社勤務の父親の影響で幼い頃から映画に親しみ、高校時代にはレンタルビデオ店に並ぶ映画を棚の端から見始めて全部制覇したという話は有名だ。 映画学校に進学しようとしたものの父親に「映画は机で学ぶものじゃない。一刻も早く現場に出ろ」と言われ役者の世界へ。ドラマや低予算の映画も含め数多くの作品に出演する傍ら、2011年からはその映画フリークぶりを生かし現在も続くWOWOWの映画情報番組にレギュラー出演するようになる。2012年には短編映画で念願の監督デビューを果たした。これまで監督した作品は10本を超える。 斎藤の映画愛を最も端的に示しているのが、映画館がない地域や被災などで映画館がなくなってしまった地域に映画やライブを届ける前述の「cinema bird」プロジェクトだ。2014年に宮城県石巻市で開催された第1回に続き、2015年に福島県で第2回を開催した際、斎藤は「僕は映画館で育ったようなもの。映画館でいろいろな主人公と自分を重ねて見てきた物語は、自分の細胞レベルに蓄積されている」「劇場体験のエンターテインメントで何かできないかと試行錯誤していたところ、映画の出前が僕らしいかなと思い同プロジェクトを始めた」と語っている。斎藤が届けたいのは“映画体験”そのもの。プロデューサーとして事前準備を重ね、会場設営でもギリギリまで気を配り続けるその姿に、“自分を見せよう”という姿勢は感じられない。 そんな映画好きだからこそ、斎藤は出演作を予算や規模では選ばない。年間200本近くのインタビュー取材をこなす映画ライターの磯部正和氏は言う。「斎藤工さんは大手配給のメジャーな作品はもちろんですが、バジェットの小さい単館系の作品にも出演しています。しかもメジャーな存在になってからも、夜の深い時間に行われる舞台挨拶などにも積極的に参加し、作品を盛り上げています。一人でも多くの方に作品を観てもらいたいという映画愛を強く感じる俳優さんです」「自分」より「映画」を優先させる斎藤は、自身のことを映画を作る上での素材だと見ている。その上で、作品にあった役割を客観的に分析し、演技に落とし込んでいるのではないだろうか。しばしば「モデル出身の俳優なんてどこにでもいる」と評するほど、役者としての自身を過大評価することはない。だからこそ、冷静に自分の良さを引き出せる。斎藤にはそんなクレバーさを感じずにはいられない。 昨年公開された映画『MANRIKI』では、「cinema bird」でも一緒に活動した友人でもあるお笑い芸人の永野と共に企画・プロデュースを担当しつつ、自ら主演も務めた。 映画メディアのインタビューで斎藤は「本当は自分が制作側の作品であれば、僕は一切出たくないんです。自分という素材を信用していないので、僕が出るべきじゃないというのが個人的にはあります。でもプロジェクトがどう転んでいったらうまくいくかということを考え、時として自分を前に出していった方が収まらなくはない」と語っている。 自分ファーストではなく、あくまで作品ファースト。斎藤工の映画愛はこの先も止まることなく溢れ続けるに違いない。●取材・文/大木信景(HEW)
2020.02.21 17:39
BLオタク演じた高畑充希、「受けと攻めを深く考えるように」
BLオタク演じた高畑充希、「受けと攻めを深く考えるように」
 映画『ヲタクに恋は難しい』(公開中)の初日舞台挨拶に、主演を務める高畑充希、山崎賢人らが登壇した。 本作は、“腐女子OL”・成海と同じ会社で働くゲームオタク・宏嵩を中心に展開されるラブコメディーで高畑は、「BLオタクの役だったので受けと攻めを深く考えるようになりました」と衝撃の告白。 そして「すごいエンターテインメント」とアピールしていた。撮影/高柳茂
2020.02.17 17:00
カンヌでパルムドールを獲った『パラサイト』で描かれる「家族」とは
韓国映画『パラサイト』の魅力、社会派でもあり娯楽でもある
 カンヌ国際映画祭で韓国映画初の最高賞パルムドールを受賞し、フランスやアメリカでも外国語映画として例のないヒットとなっている韓国映画『パラサイト 半地下の家族』が日本でも公開された。 世界が直面するリアルな問題をコメディー、ホラー、サスペンスとさまざまな切り口で描写する本作はアカデミー賞にもノミネートされ、日本でも公開されるや連日超満員となっている。ポン・ジュノ監督の作品をずっと追ってきた映画ジャーナリストの宇野維正さんが「最高傑作。社会派でもあり娯楽でもあるめちゃめちゃおもしろい作品」と太鼓判を押す、“観ないと損!”なヒット作の秘密を探る。『パラサイト 半地下の家族』【STORY】 楽天的な父キム・ギテクと、元ハンマー投げ選手の母チュンスク。長男のギウは4度も大学受験に落ち続け、妹のギジョンは美大を目指すが予備校に通うお金がない。全員失業中のキム一家は、太陽の光も満足に入らない“半地下”住宅でその日暮らしの貧しい生活を送っている。ある時、ギウが友人の紹介で高台の大豪邸に住むパク一家の家庭教師を始めることから物語は動き出す。“半地下”で暮らすキム一家と“高台”で暮らすパク一家。交じり合うはずのなかった2つの家族が出会ってしまったことで、それぞれの運命は大きく変わり──!?◆他人事ではない「貧困」のリアルな描写「日本では“清貧”という言葉がありますが、実際にそれは幻想です。“貧しい”ことのリアルが下水が流れるトイレよりも低い場所――“半地下”で生きることに凝縮されている。冒頭のシーンから、半地下の家族が上階の住人がWi-Fiパスワードを変えたことでネットにアクセスできなくなり必死で電波を探す様子が描かれるなど、家族の生活状況が数秒でわかる、そのリアルで的確な描写が見事です。日本でも決して他人事ではないと危機感を覚える人も多いのではないでしょうか」(宇野維正さん・以下同)◆『ジョーカー』『万引き家族』とは異なる“善良な富裕層”へジワジワと寄生…「同様のテーマでヒットした映画『万引き家族』は基本的に貧困層側の視点で、映画『ジョーカー』では富裕層は『悪』として描かれていますが、本作では富裕層を極めて細やかなディテール、『悪』でなく単純に“貧困に無関心な富める者”として描いています。ビジネスとレジャーで使い分ける2台の車、妻の着る服、スーパーでは値段も見ずにカゴに商品を放り込む、そんな“おおらか”な富裕層家族に半地下の家族が次々と寄生していく様が“現実”を表現しています」◆驚くべき美術の完成度&緻密なリサーチ【道路以外はすべて美術セット】「主要舞台となる大邸宅も本作のために造られたセット。日本のメジャー映画よりはるかに高い製作費をかけ、監督のセンスが光る見事なものです」【一攫千金を狙う“台湾カステラ”!?】「劇中でたびたび出てくる“台湾カステラ”は、2016~2017年にかけて韓国で大ブームになった台湾発のスイーツ。日本で大ブームのタピオカのように街中にショップができたもののあっという間にブームは終焉。多くの人が負債を抱えた実際の話なのです」【高低差を意識したカメラワーク】「半地下と高台など、本作では高低によっていたるところで貧富の差を表現しています。屋内外のあらゆるシーンにおいて、人物の配置や動きが象徴的に撮られています」【小道具までリアルに】「ミネラルウオーターやキャンプ用テントのブランドなど細かい所も緻密なリサーチに基づいています。実際の韓国の現実をありのままに描写することが、貧困を身近に感じ始めている日本人に“こんな社会は間違っている”と考えるきっかけとなっているのです」※女性セブン2020年2月6日号
2020.01.26 16:40
ドラマ、CMなどに引っ張りだこの伊藤沙莉
伊藤沙莉は「指名される女優」、確かな演技力と存在感で飛躍
 放送作家でコラムニストの山田美保子氏が独自の視点で最新芸能ニュースを深掘りする連載「芸能耳年増」。今回は若手の注目女優・伊藤沙莉(25才)について。 * * *「この子のCMばっかり見る気がする」と先日、生ワイドの芸能担当ディレクター氏がしみじみ言っていた。今田美桜のCMである。『Yahoo!検索大賞2018』で「女優部門賞」を受賞。以来、若手女優ではダントツのCM契約社数を誇る彼女は、「2019年~2020年の年末年始TV-CM会社数ランキング」でも首位を獲得している。その数は前年の3社から7社へと倍増しており、綾瀬はるか、有村架純、広瀬すずの「上」をいったのである。 男性だと、「この人ばっかり」と感じるのは賀来賢人だろうか。今田の場合は、『花のち晴れ~花男 Next Season~』(TBS系)、賀来は、『今日から俺は!!』(日本テレビ系)の出演がきっかけとなって大ブレイクして今に至る。そしてCM契約社数の急増は、間違いなく人気者の証明だ。◆CMが増!役者としては演技力に高評価 この文脈でいくと、年末年始、『大東建託』 「いい部屋ネット」“わたしのいい部屋、みつけた”編と、『日本マクドナルド』「大人のクリームパイ」“大人とはなんぞや”編と、いきなり2本もCMが増えた伊藤沙莉(いとう・さいり)の今年の活躍は「見えた」も同然だろう。 実際、1月6日スタートのテレビアニメ『映像研には手を出すな!』(NHK)では主演、1月18日オンエアの『オールナイトニッポン0(ZERO)』でパーソナリティを務めるという、トレードマークともいうべきハスキーボイスによる“声の出演”が話題になっている。 もともとドラマ演出家には人気が高く、“御指名”を受ける若手女優だった。多くの演出家が「忘れられない」「すごいインパクトだった」と声を揃えるのは、『14ヶ月~妻が子供に還っていく~』(読売テレビ制作・日本テレビ系)での演技。彼女は子役出身なのである。 同じく子役出身で先に売れた松岡茉優とは親友であり、松岡と同じく『GTO』(フジテレビ系)で共演した吉岡里帆とも親しい。その後、NHKの朝ドラ(『あまちゃん』と『あさが来た』)でブレイクした松岡と吉岡には大きく水を開けられることとなった。伊藤も『ひよっこ』に出演していて、お茶の間での知名度を劇的に上げたのだが、松岡や吉岡ほどの大ブレイクには至らなかったのである。 だが、二人とは仲良し。さらに、映画・舞台『幕が上がる』で共演した、ももいろクローバーZの玉井詩織ともプライベートで交流があり、玉井からは「ももくろの隠れメンバー」とも言われている。ちなみに松岡は、大のハロプロファンで有名で、伊藤は、ももクロと親しいということから、彼女たちの“若さ”がわかろう。 だが、芸歴は17年とベテランなのである。今年5月で26才になる伊藤には、当然のことながら“中高生”ではなく、“OL”の役が増えている。 最近作で私が好きだったのは、『獣になれない私たち』(日本テレビ系)と『これは経費で落ちません!』(NHK)だ。顔は薄いし地味なのだが、とにかく存在感抜群。ウチの会社に、こういう社員、いるかも…と多くの人に思わせ、「主演ではないのだけれど、演出家から名指しされる女優」というポジションに、いっきに上り詰めた気がする。◆“知る人ぞ知る女優”から次のステップへ 実は、あの『全裸監督』(Netflix)にも出演。1月16日からは、斎藤工とリリー・フランキーのW主演で、5週連続でオンエアされている深夜ドラマ『ペンション・恋は桃色』(フジテレビ系)にも伊藤沙莉は出演しているのだ。「ゴールデンでは無理」と言われる同作だが、斎藤は「そこにリリーさんがいる、沙莉ちゃんがいるということで『どの球も打てるな』っていう構図だと思いました」と言っている。『全裸監督』と『ペンション~』、伊藤沙莉が、“通好み”な女優であることがよくわかる2本と言えよう。 昨今、しっかりした芝居ができると演出家や視聴者を唸らせているのは、件の松岡茉優や『教場』(フジテレビ系)で魅せた大島優子、『恋はつづくよどこまでも』(TBS系)の吉川愛ら、子役出身の女優たち。 伊藤もこの潮流にのっているうえ、「知る人ぞ知る」存在から、「この子、知ってる」から「いいよね」「大好き」と言われる存在になりつつある。 突然増えたCMをはじめ、今年はさらにオファーが増えそうな予感。実兄が、『M-1グランプリ2019』で初めて決勝に進出したお笑いコンビ「オズワルド」の伊藤俊介であることも、お笑い界ではずいぶん前から話題だった。バラエティー専門放送作家の私からすると、妹の沙莉にも“笑い”の才能が間違いなくあることがわかり、トークバラエティにオファーしたくてウズウズしているところだ。 果たして、多くのエンターテインメントのシーンで、やっと伊藤沙莉の時代がやってきた。彼女の顔と名前、覚えておいて損はない。
2020.01.18 12:48
【動画】長澤まさみと斎藤工、朝まで9時間飲み 写真3枚
【動画】長澤まさみと斎藤工、朝まで9時間飲み 写真3枚
≪しゃぶしゃぶ食べ放題に飲み放題付きで2800円≫ 格安プランがウリの居酒屋で、朝の3時をまわっても熱が冷めやらない様子で店をあとにした集団の中には、斎藤工さんと長澤まさみさんの姿がありました。「この日の飲み会スタートは夕方の6時過ぎ。トータル9時間飲みっぱなし。斎藤さんも長澤さんも鬼強いです」と、話すのは映画『シン・ウルトラマン』の関係者。 この日は映画の打ち上げだったそうです。
2021.05.14 00:56
慣れないまぐろ解体に悪戦苦闘
長澤まさみ&斎藤工、マグロ解体と飲み続けた9時間
《しゃぶしゃぶ食べ放題に飲み放題付きで2980円》。東京都下の商店街にある格安宴会プランがウリの居酒屋。 朝の3時をまわっても何やら熱が冷めやらない様子で店を後にした集団は、そのまま路肩で話し始める。いつも通りの上下黒姿にベージュのストールを垂らしているのは斎藤工(38才)。大口を開けてケラケラと声を立てて笑っていたのはパンツスーツで会社員風の長澤まさみ(32才)だった。「そのお店にいたのは夜9時からですから、なんと6時間ですよ! しかもそれだけじゃない。この日の飲み会スタートは夕方6時過ぎ。トータル9時間飲みっ放し。斎藤さんも長澤さんも“鬼強”です…」 そう話すのは2021年公開の映画『シン・ウルトラマン』の関係者の1人だ。この日は映画の打ち上げだったという。「1次会は映画会社の撮影スタジオ内で行いました。たこ焼きやラーメンなどの屋台が並ぶお祭りムードで、しょっぱなから熱気がすごかったですよ。スタッフ含め100人ほどが参加していましたが、特に盛り上がったのは、本まぐろの解体ショー。長澤さん、西島秀俊さん(48才)、斎藤さんが刃渡り70cmはあろうかという包丁を握って、頭の切り落としに挑戦していました。 最近すっかり料理上手の称号が板についた長澤さんは、果敢に攻めていましたが、まぐろの頭をなかなか切り落とせず悪戦苦闘していました。さすがに出刃包丁はハードルが高かったようですね」(別の映画関係者) 1次会は2時間で終了。向かった先が件の居酒屋だった。「西島さんはご家族が待っているということで1次会で帰りましたが、長澤さん、斎藤さんはノリノリで参加。飲むのもハイスピードでした。スタッフとのおしゃべりも止まらず、日付が変わってもテンションは上がる一方。それなのに翌日はケロリと仕事をこなすという人たちですから、やっぱりあの2人には脱帽ですね」(前出・映画関係者) ウルトラマンは地球上で3分間しか活動できないが、2人は、9時間活躍し続けていた。※女性セブン2020年1月2・9日号
2019.12.19 12:08
2.5次元ファン事情 チケ転売、グッズ買い占めが問題
2.5次元ファン事情 チケ転売、グッズ買い占めが問題
 漫画やアニメ、ゲームといった“2次元”の作品を、“3次元”のイケメン俳優が演じる舞台を指す“2.5次元”という言葉。2003年初演の『テニスの王子様』の大ヒットで認知され、同作から俳優・斎藤工(38才)や城田優(33才)を輩出した。 そんな2.5次元のファンについて教えてくれたのは、ファン歴4年のAさん(34才)だ。「2.5次元ファンはそもそも、原作の漫画やアニメ、ゲームのファンなんです。“推し”が、架空の人物だとわかっているので、俳優個人へのアプローチを考える人は、今のところ少数派だと思います」 今まで絵(2次元)だったため、実際に会えなかった“推し”が、生身の人間の姿を借り、声を発して、発汗している――その状況を楽しむのが2.5次元ファンの醍醐味なのだという。中にはキャラクターを俳優に投影しすぎて、俳優自体へのストーカーになる人もいるとのことだが、それよりも問題になっているのが、チケットの違法な高額転売だという。「舞台のチケットは即完売のケースが多く、本来1万円程度のチケットを10万円以上の値をつけて転売する人がいます」(Aさん) 今年6月から「チケット不正転売禁止法」が施行され、チケットの高額売買は違法に。犯罪に手を染めるのは、ファンのルール以前の問題だ。さらにこんな苦情も。「グッズの買い占めも問題。キャラクターの絵がプリントされている“トレーディングブロマイド”を、1袋単位ではなく箱買いするファンも。おかげで入手困難に」(ファン歴3年のRさん・21才) なかには、グッズの買いすぎで借金をする人も。ハマりすぎは自分の首を絞めることに。※女性セブン2019年10月31日号
2019.10.17 19:37
番組公式HPより
NHK『だから私は推しました』が秀逸なドラマと呼べる理由
 ドラマ制作者は様々な制約の元に作品を生み出している。各局が鎬を削る各クールのラインナップのなかで、注目を集めることは簡単ではない。ドラマウォッチを続ける作家で五感生活研究所代表の山下柚実氏が指摘する。 * * *『だから私は推しました』(NHK土曜午後11時半)が、夏のドラマの中で異彩を放っています。「地下アイドル」の「推しオタク」の世界を描き、一部のコアなファン向けのドラマと思われがち。ところが、さすが森下佳子書き下ろし脚本です。根底にはしっかりと普遍的なテーマが横たわっています。「生きづらさを抱えた人が、自分の居場所を探し続ける」というテーマ性が。「特殊な地下アイドル世界」と、「普遍的な承認欲求、居場所探し」がない交ぜになりつつ、ドラマツルギーを作り上げています。 主人公は、結婚直前にふられてしまったOL遠藤愛(桜井ユキ)。落ち込んでいる時にたまたま地下ライブに遭遇、アイドルグループ「サニーサイドアップ」に出会う。中でも特に、歌もダンスも下手な栗本ハナ(白石聖)に自分を重ね感情移入。「助けてあげたい」「私がいなきゃ」と「沼落ち」し「推し」に、つまり熱狂的ファンになる、という筋立て。 しかし、それだけではありません。毎回「警察での取り調べ」シーンで始まるのが意味深です。「なぜそんなことをしたのか」と問いつめられる愛。何らかの犯罪が起こった後らしい。つまり、地下アイドルのシーンは「回想」という構成になっているわけです。という謎解きミステリーも上手に使い、アイドルやオタ世界に拒絶感を持つ視聴者すらもドラマへ取り込んでしまう戦略。ここにも「特殊=オタク世界」と、「普遍=謎解きのスリル」とがうまく織り交ぜてあります。 脚本もさることながら、このドラマで光っているのが二人の女優です。 まず、今回が連続ドラマ初主演という桜井ユキさん。これまでは美人系の役が多く、前クールの『東京独身男子』では斎藤工や滝藤賢一のお相手として登場しました。そのスレンダー美人の桜井さんが、しかし今回は「オッサン」化しているから面白い。オタクの飲み会では周囲から「オバハン」と呼ばれていますが、化粧もファッションもそっちのけで女子度ゼロ、アイドルに入れあげて熱心に「推しごと」する姿が「オッサン」に見えてくる。美形から三枚目へ、なったことのない人物へと、桜井さんが大きく跳躍しています。 もう一人注目株は、地下アイドル・ハナを演じる白石聖さん。握手できる地下アイドルの距離の「近さ」をリアルに体現しています。踊りも歌も下手で人見知りで不器用。ぎくしゃくした素人っぽい“地下感”を上手に出し、しかし少しずつ変化し成長していく様も見え隠れする。 女優・白石聖さんの魅力とは、ちょっと頼りなさそうでいて、実は強い芯を感じさせる奥行き感にあります。ドラマ『絶対正義』では山口紗弥加演じる高規範子の高校時代と範子の娘の二役をこなし、狂気じみた演技で話題になりました。冷たい瞳は怖いほどで、相手を追い込む「正義のモンスター」になりきっていました。負のパワーが炸裂していて「この女優さんいったい誰?」と強く印象に残ったのです。 その白石さんが、今回の地下アイドル役で、思い切り花開いています。地下アイドルと推す人。「チェキ会(特典会)」に「ループ(何度も列に並ぶ)」、「MIX(イントロに乗せるコール)」と、すぐには理解できない「オタク専門用語」がズラリ並ぶ世界。ちょっと近寄りがたいけれど、本質をよく考えると大相撲や歌舞伎のタニマチや大向こうと、さほど変わらないのかも。歌舞伎役者に向かって「成田屋!」「高麗屋!」と声をかけるのも、コールの一つと言えるかもしれません。 つまり、人は誰かを応援したい。それによって自分自身を確かめたい。自分の居場所を作りたい。愛を与え個人的見返りは求めないという美学に酔いしれたい。『だから私は推しました』は、そんな「特殊性」と「普遍性」とが上手に織り合わさった秀逸なドラマです。
2019.08.29 18:45
東京五輪イベントに登場した斎藤工、伊藤智也選手、金藤理絵さん、城彰二さん
斎藤工、「特別記者」となり城彰二さんらの話を聞き出す
 俳優の斎藤工が、開幕まで約1年となった東京五輪・パラリンピックを語り合うイベント「読売新聞スペシャルトーク~東京2020 開催まであと1年!~」に登場した。 読売新聞の「特別記者」に就任した斎藤は、2008年北京パラリンピック・車いす陸上金メダリストの伊藤智也選手、2016年リオデジャネイロ五輪・競泳200m平泳ぎ金メダリストの金藤理絵さん、そして1996年アトランタ五輪・サッカー代表の城彰二さんの話を聞き出した。 これまで、様々作品でいろいろな役を演じ、現実世界とオーバーラップする形で「覆面芸人」や「YouTuber」といった肩書きを持っている斎工。今回、新たに「特別記者」の肩書きを得て、「ぼくの目線で切り込み、踏み込んでいきたい」と決意表明をした。撮影/小彼英一
2019.07.25 16:39
高橋一生はメガバンクに勤めるエリートを演じる
高橋一生、長谷川京子、吉高由里子 春ドラマの「勝者」は?
 1クール、キャスト・制作陣が鎬を削ったあと、“明暗”は必然的に訪れる。ドラマウォッチを続ける作家で五感生活研究所代表の山下柚実氏が指摘する。 * * * 春のドラマが次々に幕引きを迎える時期。滑り出しは注目を浴びていたけれど、さほど話題にならず静かに収束していくケースあり。または想定外の感想を集めたり。制作側の思惑通りにはいかないあたりもまた、手作り娯楽の持つ宿命であり面白さかもしれません。ということで、前評判に比べちょっと残念だった作品、想定外だったドラマを挙げてみると……。●『東京独身男子』(テレビ朝日系土曜22:15) 高橋一生、斎藤工、滝藤賢一と人気役者をズラリ揃えたキャステングで大注目。ドラマにおける「男子」と「結婚」という斬新なテーマ性も話題を呼んだ。「あえて結婚しない=AK男子」をはやり言葉にしよう、という意気込みも感じられたのですが。狙いすぎて裏目に出たのでしょうか? 蓋を開けてみると第1話から第2話にかけて視聴率ががくっと落ち、「想定していたのと違う」と感じた視聴者がいたことが推測されます。 主人公の男たちは、仕事も収入もルックスも申し分ないというハイスペック。そこに無理矢理ダメ男感を盛り付けようとして、どっちつかずになったか。 結婚を目標にしているのかそれとも独身でいいという志向なのかもはっきりしない。そもそも主人公たちは「あえて結婚しない」のではなく、「結婚したいけれどできない」姿もいろいろと描かれ、タイトルとの齟齬を回収しきれなかった残念さがありました。男性視聴者向けかそれとも女性向けか、立ち位置も今ひとつわからず。全体として視聴者にモヤモヤ感を与えてしまったようです。 もちろん「中年男たちの青春っぽいラブコメ」を評価する視聴者も。「ちょっとバカバカしいノリが楽しい」「重たくないのがいい」という感想も聞かれました。一方で、「これだけの役者を揃えて何やってんだ」「中身が薄くて見てられない」という声も。絶賛する人と受け付けない人、ここまで見事にくっきり評価が分かれるドラマも今どき珍しい。 連続ドラマはほぼ10話で完結するパターンが多いのですが、このドラマは8話で幕を閉じたため、「もしかして打ち切り?」とネット上で話題に。深夜枠なので8話完結は当初からの予定という説が有力ですが、ドラマの評判が上々ならこんな噂はすぐにたち消えていたのかもしれません。●『ミストレス~女たちの秘密~』(NHK総合金曜22:00) 英国で大ヒットしたドラマのリメーク版。アメリカ、ロシア、スロバキア、韓国と世界中でリメークされた有名ドラマだけに、日本版はどんな仕上がりになるのかと興味津々の視聴者も多かったはず。 ドラマがスタートすると、「長谷川京子の唇がやたら目に入り、ストーリーの方が頭に入ってこない」「腫れた唇が気になり集中できない」と、本筋ではないところでちょっと不思議な(残念な?)リアクションが目立つようになりました。実際に「長谷川京子」をネット検索すると、「長谷川京子 唇」という項目がトップに出てくるほど。 これは長谷川さんのせいというより、ドラマが創り出した印象でもあるのでしょう。 長谷川さんが演じる柴咲香織は「心療内科医」の設定。それなのに仕事シーンはあまりなく医師としてのプロフェッショナルさも感じられず、長い髪の毛をダラリと垂らして若い男との恋愛シーンが続く。その際、必ずといっていいほど画面は陰翳たっぷりで暗い。顔をどアップで撮るから、妙にパーツが目に入ってくる。「半開きの分厚い唇がねっとりしていて怖い」という感想も耳にしましたが、たしかにあの湿った感じは粘膜的威力というのか。強い印象を残しました。でもよく考えてみると、中年の女優がそこまで「固有性のある話題」で注目されるなんて、残念というよりスゴイと言うべきかも。芸能界は話題になってなんぼの世界ですから。●『わたし、定時で帰ります。』(TBS火曜22:00) 反対に、残念どころか想定外にアッパレだったのは『わたし、定時で帰ります。』で主役を張った吉高由里子さん。最終回のオンエア中に山形県沖で地震が発生し放送は中断、最終回は延期に。吉高さんは即座に「娯楽は命あってのお話です。被災地の方どうかどうかご無事でありますように」「皆さまが前向きな明日へと心が向かう日まで待ちたいです」とツイート。これが温かいメッセージとなって伝わっていった。最終回への期待も膨らませることに。放送は6月25日22時に決まりました。なんと15分拡大版とか。楽しみです。
2019.06.24 13:16
【動画】斎藤工、高橋一生、滝藤賢一と深夜焼肉した美女3人は?
【動画】斎藤工、高橋一生、滝藤賢一と深夜焼肉した美女3人は?
 ドラマ『東京独身男子』に出演した高橋一生さん、斎藤工さん、滝藤賢一さんらが、ドラマ打ち上げの数日後、東京・恵比寿の高級焼き肉店で美女3人と共に食事していました。
2020.05.14 17:57
斎藤工ら「チーム万力」の皆さん
斎藤工、金子ノブアキ、永野、SWAYが集結!
 俳優の斎藤工、ミュージシャン・俳優の金子ノブアキ、芸人の永野、ラップグループ・DOBERMAN INFINITYのSWAY、そして、映像監督の清水康彦氏が『チーム万力 presents ショートフィルムの未来地図 vol.2』に登場した。 同イベントでは、ショートショート フィルムフェスティバル&アジア2019内企画として開催。斎藤らが組む「チーム万力」が制作した最新ショートフィルム『DEATH BIKE』と、長編作品『MANRIKI』を編集に編集した特別版が上映された。 長編『MANRIKI』は、11月29日に東京・シネマート新宿ほか全国で順次公開。斎藤は「海外でも上映できればいいな」と野心を見せた。■撮影/小彼英一
2019.06.13 20:39

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