林家木久扇一覧/2ページ

【林家木久扇】に関するニュースを集めたページです。

元大関・清國の息子は身長192cmのイケメン噺家
元大関・清國の息子は身長192cmのイケメン噺家
 192cmの高身長に甘いマスクを持つ林家木りん(27才)。さらに74才の父親は元大関の清國というのが驚き。そんな彼がなぜ落語家になったのだろうか?「10代の頃に、林家木久扇と柳亭市馬、ふたりの師匠の噺を聴いて落語のイメージが一変しました。こんなおもしろいものだったのかと。今後もさらに修業を重ねて、いつか師匠のようにマルチに活躍していきたいです」。【Profile】はやしや・きりん/1989年2月10日生まれ、東京都出身。2009年に林家木久扇に入門。2013年に二ツ目昇進。父親は元大関の清國。12月には「漫談チャンピオン決定戦~圓歌杯~」の決勝大会に出場予定。※女性セブン2016年11月24日号
2016.11.12 07:00
女性セブン
春風亭昇太「笑点出演者は不思議な生き物ばかり」
春風亭昇太「笑点出演者は不思議な生き物ばかり」
 50周年を迎えて、なお人気番組であり続ける笑点。その新司会者に抜擢された春風亭昇太(56才)はどんなふうに感じているのか。「なにしろ不思議な生き物ばっかりなので、まとめようとしないほうがいいの。もう、居直ってます」(昇太、以下「」内同) 林家木久扇は手を挙げるも回答を忘れ、林家たい平は飛んだり跳ねたり…。舞台は一見ハチャメチャだが、「これにておしまい!」の昇太の号令で大喜利はピタリと30分で終了。「釣りに喩えると、“活性”というのかな。今の笑点は魚が動いていて、いい潮目だと思います。最初は怖かったですよ。50年続くお化け番組で、笑点という巨大な大海原に飲み込まれるんじゃないかって…。笑点にいる自分と、落語家としての自分、音楽や芝居などサブカル的なことをやっている自分と…今はすごくバランスがとれている状態です」 三遊亭小遊三らと組むジャズバンド『にゅうおいらんず』ではトロンボーンを吹き、俳優・六角精児らとのバンド『ザ・フルーツ』にも、ギター担当として参加。釣りや城巡りなど多趣味でも知られる。「地方公演のときは3時間前に家を出てお城見てから落語やるんですよ」。 どんなに忙しくても、睡眠時間は削らないのが昇太の流儀。「睡眠が何よりいちばん好きなんです。毎日6~7時間は眠っていますよ。気失っているのかな」 好きなタイプの女性を聞くと、「おかげさまで今のところ(嫁いない)キャラを守れそう。ぼくは和風で着物が似合う女性が好きなんですよ。女優さんだと(しばらく考え込んで)若村麻由美さんがタイプ」と、とても真面目に答えてくれた。※女性セブン10月27日号
2016.10.16 16:00
女性セブン
『笑点』の裏側 台本は? リハーサルは?に木久扇が回答
『笑点』の裏側 台本は? リハーサルは?に木久扇が回答
 放送50周年を迎えた『笑点』(日本テレビ系)は、桂歌丸から春風亭昇太へ司会者交代、林家たい平が『24時間テレビ』マラソンランナーに決定など話題が尽きず、視聴率20%超えが続いている。そんな人気番組の裏話を、最古参で最年長となった林家木久扇(78才)に、たっぷりと聞いた。――メンバー仲良さそうですが、楽屋はどんな様子ですか? 木久扇:みんなで世間話していますよ。そこから面白い話題を拾っている感じですね。学校の休み時間みたいに雑談していて、本番ですよと呼ばれるとぞろぞろ出ていく感じです。後楽園ホールのボクサーの控室を使っているので、壁に血のりがついて黒ずんでいる部屋なんですよ(笑い)。『本日の楽屋』ってコーナーのために楽屋を撮影しているので、気が気じゃないんです。仲間内のこととか、テレビ局の悪口は言えません(笑い)。――リハーサルは念入りにしているんですか?木久扇:ほとんどないですよ。司会者に「どうなんだい?」と聞いても教えてくれないし。ま、でも、長年やっているので回答が浮かぶんですよね。出題が面白くないと答えも面白くならないのですが、質の高い問題を考えるのは難しいですよね。――ぶっちゃけ、台本はありますか?木久扇:台本はありますけど、何も書いてないんですよ。矢印が引いてあって、「ここで1問」って書いてあるくらい。空白ばかりで意味がないのですが、一応作らなきゃいけないのかもしれませんね。大喜利以外のゲストもいますからね。司会者の挨拶の言葉は刷ってありますが、歌丸さんは台本通りに言っていませんでした。――面白い回答のコツを教えてください。木久扇:ぼくはもともと漫画家だったので、漫画の主人公のような決め言葉を作るんです。「いやん、ばかん」もそう。「杉作! 日本の夜明けは近い!」っていうのは、『鞍馬天狗』を下地にしているんですけど、原作にはないぼくが作った造語なんです。なにかいい答えが言えた時なんかに使えるんです。 そういう便利な言葉を7つくらい持っていて、代わる代わる使っています。わからなくなると「いやん、ばかん」と歌ってごまかしたりして(笑い)。 歌うのも理由があって、ただ答えるより、カメラに映っている時間が長くなるんです。あとでメンバーにずるいと言われます(笑い)。たい平さんが「ふなっしー」って飛んでるのも同じですね。自分が長く映るし、周囲も巻き込むから、「痛えな、なにすんだよ」って言いつつ、円楽さんたちも得してるんです。――木久扇さんの着物は、昔は赤だったそうですね。木久扇:正式に黄色くなったのは、カラーテレビになったときです。テレビ局の人に「好きな色を選んで」と言われたので、ぼくは黄色を取り、歌丸さんは緑を取りました。――黄色を選んだのは、なぜ?木久扇:人の目に一番に入る色は黄色なんです。ランドセルのカバーとか、子供の交通安全の帽子とかは黄色でしょ。みんなは好きな色を選ぼうとしていたけど、ぼくは絵を描くから、一番目立つ色が黄色だと知っていて、真っ先に選んだんです。青などの寒色は縮んでいく色なので、小遊三さんの色は損だなと思って見ているんですけどね(笑い)。――『笑点』以外でも、黄色を着る?木久扇:着ません、普段は地味な色ですよ。でも印象は「黄色い人」ですよね(笑い)。上野の呉服屋さんが、成人の日の注文に色紋付が多くなったと言っていました。「木久扇さんの色にしてください」とか、「こん平さんのオレンジにしてください」とか。『笑点』効果なんでしょうね、呉服屋さんはびっくりしていましたよ。【林家木久扇(はやしや・きくおう)】1937年10月19日生まれ。東京出身。高校卒業後、森永乳業に入社。のちに漫画家を目指し清水崑を師事した後、三代目桂三木助に入門。1961年に八代目林家正蔵(のちの彦六)門下へ移る。1969年より、林家木久蔵として『笑点』(日本テレビ系)レギュラー。2007年、木久扇を襲名。今年6月22日、親子3代(林家木久扇、林家木久蔵、木久蔵の子のクミ・コタ)と元オフコース・鈴木康博が歌う『空とぶプリンプリン』リリースした。撮影■浅野剛
2016.08.16 07:00
NEWSポストセブン
木久扇 笑点新メンバーに「せがれが選ばれたら嬉しかった」
木久扇 笑点新メンバーに「せがれが選ばれたら嬉しかった」
 50周年を迎えた『笑点』(日本テレビ系)に第1回目から出演していた桂歌丸が勇退し、新司会者には春風亭昇太が決まった。ネットなどの予想では、司会者候補として、外部ならタモリやビートたけし、出演者なら6代目・三遊亭円楽や林家木久扇の名が挙がっていた。そこで、実際の交代劇はどうだったのか、林家木久扇(78才)に直撃した。――歌丸さんから、引退の相談はあった?木久扇:ご自分できっぱりお考えになったんです。今年の春ごろ、『笑点』が始まる前に、ぼくたちメンバーが別室に呼ばれたんです。そこで、「司会を退きます」という話があったんです。 ぼくはそのとき、「そうですか、淋しくなりますね」と言いました。お体のことだから、ぼくが「まだできるでしょう、頑張ってください」とは言えません。本番は車椅子外していますけど、いつも裏に置いてあったんですから。みんな黙って聞いていました。引き止めることはできませんよね。――初めて報告を聞いた時は、意外だった?木久扇:意外ではなかったです。歌丸師匠はお体の調子があまりよくなかったので、司会者交代は感じていました。昇太さんは『BS笑点』『笑点Jr.』で若手大喜利の司会をずっとやっていまして、テンポがいいなと思っていました。――正直、木久扇さんが司会をしたいという気持ちはあった?木久扇: 47年やっているぼくが一番古くなるんですけど、ぼくが司会になると、答える側に面白い人がいなくなっちゃうんですよね(笑い)。回答側にいなくちゃいけないと思っていましたから、もし頼まれても、受けるつもりはありませんでした。――円楽さんが司会者になるのでは、という予想も多かったのですが。木久扇:円楽さんも回答者側のままで、という考えでしたね。世情を辛い味で言う人は、他にいませんからね。みんな役を演じているわけで、ただ面白おかしいことを言っているだけではないんです。ぼくは与太郎の役、円楽さんは腹黒の役とかね。『笑点』がスタートした時は、落語長屋だったんです。大家さんが司会者。三遊亭小圓遊さんが若旦那のキザなやつ、歌丸さんは小言幸兵衛というか口うるさいじいさんをやっていて、林家こん平さんは田舎出身の権助、そんな落語長屋だったんです。 だからぼくも役を演じているのであって、本当はメンバーで一番しっかりしていると思いますよ。他の商売も成功させているし、漫画も描いていますし、実は6月に歌をリリースして『みんなのうた』(NHK)で放送されたりしていますから。――円楽さんは腹黒、友達がいないキャラですが、普段は?木久扇:あの人はいろんな奉仕活動をしているんです。ゲートボールの団体を作っておじいちゃんおばあちゃんを励ましたり、プロレスが好きで、プロレス団体を応援して資金を出しています。だから友達もいないと言っているのは役作りじゃないでしょうか。――新メンバーに林家三平さんが選ばれた理由は?木久扇:プロデューサーは会見で、「笑顔が健康そうで、奥様が女優さんだから選びました」って言っていましたけどね。意外と言えば、意外だったかもしれません。――木久扇さんが新しい回答者を選ぶなら、誰だった?木久扇:うちのせがれ(2代目・林家木久蔵)が選ばれたら嬉しいけど、ぼくの居場所がなくなっちゃう(笑い)。――親子出演を期待していました。木久扇:ぼくが司会で、回答が息子というのはいろんな人から言われていましたけど、せっかく築き上げたぼくのスタイルを、せがれに伝えようがないと思っていました。せがれかなと思っていた時期もありましたよ、随分と取材が来ましたからね(笑い)。――三平さんの回答ぶりはどうですか?木久扇:自分の中の気構えか、「どうもすみません」を使わないようにしていました。そこはプロだなと思いました。【林家木久扇(はやしや・きくおう)】1937年10月19日生まれ。東京出身。高校卒業後、森永乳業に入社。のちに漫画家を目指し清水崑を師事した後、三代目桂三木助に入門。1961年に八代目林家正蔵(のちの彦六)門下へ移る。1969年より、林家木久蔵として『笑点』(日本テレビ系)レギュラー。2007年、木久扇を襲名。今年6月22日、親子3代(林家木久扇、林家木久蔵、クミ、コタ)と元オフコース・鈴木康博が歌う『空とぶプリンプリン』リリース。撮影■浅野剛
2016.08.11 07:00
NEWSポストセブン
木久蔵ラーメン 「まずい」の宣伝効果を木久扇が明かす
木久蔵ラーメン 「まずい」の宣伝効果を木久扇が明かす
 桂歌丸から春風亭昇太への司会者交代、林家たい平が『24時間テレビ』のマラソンランナーに決定と、50年周年を迎えた『笑点』(日本テレビ系)の出演者はなにかと話題になっている。林家木久扇(78才)は、最年長メンバーに。「黄色い人」でおなじみ、林家木久扇の素顔に迫った。――木久扇さんは食にこだわりがあるそうですね。木久扇:そうなんです。口の商売ですから、おいしいものを知らないのはだめ。おにぎり2個で満腹になっている人が、金持ちの話をしたって、それは現実味がないでしょ? おいしいものを知っているから、話ができるんです。――木久蔵ラーメンは相変わらず人気ですか?木久扇:ラーメンは商売になって34年目。まずいまずいと言われていますけど、しゃれでね。1銭も宣伝にお金をかけていないのに、木久蔵ラーメンは今、東京駅、羽田空港などで売られています。――ズバリ、売り上げ金額を教えてください。木久扇:メーカーさんがやっているので、細かいことはわからないのですが、よく売れていますよ。――笑点メンバーが店舗に食べに来たことはある?木久扇:歌丸さんや円楽さん(5代目)たちが、『笑点』のロケで店舗に来たんです。番組を盛り上げようと、普段のメニューにはない、アイスクリームラーメンとか氷イチゴラーメンを作ったんです。円楽さんは「このアイスクリームラーメンはとても食べにくい」と言っていました。さすがに司会者だから、まずいとは言わなかった(笑い)。――木久蔵ラーメンは、木久扇さんが考案した?木久扇:レシピはぼくが考えました。工業高校の食品科で学びましたから、食品に関しては詳しいんですよ。初めに就職したのも森永乳業ですから、食品業界に友達いっぱいいるんです。 年齢によって好みの味が違うでしょ? だから50才以上の人に心地いい味に絞って、おしょうゆとかつぶしと昆布のブレンドにこだわりました。昔食べていた、下町の支那そばの味を守っています。――落語界史上初となる親子W襲名も話題になりました。木久扇:実は、原案は春風亭小朝くんなんです。小朝くんにせがれ(2代目・林家木久蔵)を預けた関係で、随分、稽古をしてもらいました。せがれは一時期、ぼくより小朝くんに会っていて、ごちそうになったり、旅のお土産をもらったりしていました。 せがれが「師匠、ぼく売れたいんですけど、どうすればいいでしょうか」と相談したら、小朝くんが「面白い売り方をしようじゃないの」と考えてくれて、「お父さんが改名して、君が木久蔵を継ぐと注目されと思うけどどう?」って。ぼくがそれに乗ったんです。2人の合作なんです。 そうしたら大きなニュースになって、新幹線の電光掲示板のニュースにものったんですよ。襲名披露では大きい会場ばかり、全国88か所まわりました。――木久扇さんはがんでの闘病を2度も経験しています。喉頭がんでの1か月半の療養中、『笑点』のことも気になったのでは?木久扇:『笑点』を9週間も休みましたから、代わりに桂文枝さんや小朝くんがくるんじゃないかと、気が気じゃありませんでした。でも『笑点』のスタッフが、席を空けて待っていてくれたんですね。メンバーも支えてくれて、番組の中でも「帰って来てください」と言ってくれて。家で番組を見ていて、とても嬉しかった。 意外だったのは、300通くらい手紙や折鶴が届いたんですけど、ほとんどお子さんからだったんです。こういう人たちが見てくれているんだって、ビックリしましたし、励まされました。すべてファイルして保管してあります。ぼくは、お子さんにもわかりやすい回答しているからですかね(笑い)。――喉頭がんでは、しばらく声が出なかったんですか?木久扇:聞き取れないほどかすれた声になっていました。このまま声が出なかったらと思うと、つらかったですね。だけどある朝、ベッドから起きて「おはよう」と言ったら、おかみさん(妻のこと)が絶句して、「お父さん、声でたわ」って。 ぼくはいつものかすれた声を出したつもりだったんだけど、先に周りがびっくりして、ぼくはだんだん実感してきて、後からびっくりしたんです(笑い)。ああ、治してもらったんだ、と思いました。――最後に下半期の目標を教えてください。木久扇:6月にCDをリリースしたんです。せがれとぼくと孫たち、3代で歌っているんです。『空とぶプリンプリン』というタイトルの曲で、作詞はぼく、作曲は元オフコースの鈴木康博さんです。『みんなのうた』(NHK)で放送されているんですけど、親子3代で歌うのも咄家が歌うのも初めて。ぼくが描いた絵がアニメーションになっているのですが、絵を描いた本人が歌うのも初めての、初めてづくしです。 ロック調の曲でかっこいいんです。だから『およげ!たいやきくん』『だんご3兄弟』くらいヒットするんじゃないかと思っていて(笑い)。年末は孫たちと紅白に出るのが目標です。【林家木久扇(はやしや・きくおう)】1937年10月19日生まれ。東京出身。高校卒業後、森永乳業に入社。のちに漫画家を目指し清水崑を師事した後、三代目桂三木助に入門。1961年に八代目林家正蔵(のちの彦六)門下へ移る。1969年より、林家木久蔵として『笑点』(日本テレビ系)レギュラー。2007年、木久扇を襲名。今年6月22日、親子3代(林家木久扇、林家木久蔵、クミ、コタ)と元オフコース・鈴木康博が歌う『空とぶプリンプリン』リリース。撮影■浅野剛
2016.08.06 07:00
NEWSポストセブン
『笑点』リニューアルまとめ by NEWSポストセブン
『笑点』リニューアルまとめ by NEWSポストセブン
 1966年5月の放送開始から50周年を迎えた人気演芸バラエティ番組『笑点』(日本テレビ系)。第1回放送から出演し続け、5代目司会者を務めていた桂歌丸(79)が5月22日放送の第2514回をもって勇退した。6代目司会者には春風亭昇太(56)が就任。新メンバーに林家三平(45)が加入するなど、大幅なリニューアルが実施された。(2016年7月3日更新)桂歌丸の健康状態が悪化2015年6月に背部褥瘡と腸閉塞で入院「近年、歌丸師匠の体調が芳しくないため、局としても“そろそろ本気で次を考えなければいけない”と、秘かに新司会者候補の検討に着手しました」(日本テレビ関係者)。2015年6月、歌丸は背部褥瘡(床ずれ)で入院。手術は成功して退院したのも束の間、すぐに腸閉塞のため再入院した。2014年も慢性閉塞性肺疾患と肋骨骨折、帯状疱疹などで入退院を繰り返していたこともあり、周囲は不安を募らせていた。関係者「司会を続けるのは難しいのではないか」 歌丸は2014年から罹患している慢性閉塞性肺疾患の影響で呼吸もままならないという。「高座にあがる30分前から舞台袖で酸素ボンベを使って呼吸を整えていますが、それでも舞台で咳きこんでしまうこともあり、これ以上、司会を続けるのは難しいのではないかという意見も少なくありません」(笑点関係者)4月22日には歌丸本人が「(降板について)そろそろ考える時期が来ている」 歌丸の事務所は「全く問題なく元気にしています」というが、4月22日には会見で歌丸本人が「(降板について)そろそろ考える時期が来ているかなという気がしている」と話した。「最近の歌丸師匠は足腰が弱り、普段は車椅子です。『笑点』の高座にあがるときも付き人の手を借りています。正座も辛いというので、実は正座しているように見える『補助椅子』を使っているのです」(笑点関係者)4月30日、桂歌丸は体調不良を理由に“5月22日の生放送を最後に番組から勇退”することを発表した。次の司会者を巡って様々な情報が錯綜有力候補として名前が挙がったのは木久扇、小遊三、円楽の3人 歌丸引退ショックが続く中、5月22日の放送で次の司会者の名前が明かされることになる。「古くからのファンは変化を嫌うので、『内部昇格』が既定路線だといわれています。現在出演中の笑点メンバーの中から指名されるということです。ということは、木久扇、小遊三、円楽の3人が筆頭候補でしょう」(テレビ局関係者)本命視されたのは三遊亭円楽 2人の関係を考えても「歌丸のあとは円楽しかいない」というのが落語界の共通認識だ。「歌丸師匠は先代の円楽師匠が亡くなる際、『あとは頼む』と託されていたそうなんです。その『あと』というのは、笑点の次の司会を頼む、というだけでなく、『楽太郎(現在の円楽)のことも頼む』という意味だと歌丸師匠は受け取ったようです。だから、『円楽師匠から受け取った司会を、円楽に返す』という感覚なのでしょう」(落語関係者)円楽の司会候補には反対の声も出ていたという「円楽既定路線」を快く思っていない関係者は少なくはない。大喜利メンバーは「落語芸術協会」「落語協会」「円楽一門会」の3団体のいずれかに所属している。「司会者は『各団体順番に』という暗黙のルールがある。前回は先代円楽から歌丸、つまり円楽一門会から落語芸術協会へと移った。ならば次は落語協会のはず。そのため、不満の声があがり、『いっそのこと外部からの招聘が良いのでは』という意見まで出ています」(日テレ関係者)5月22日、6代目司会者は春風亭昇太と発表6代目司会者は春風亭昇太 国民的関心事となった『笑点』の大喜利新司会者発表。結果は春風亭昇太というサプライズ人事だった。当の昇太本人も司会を打診されたときは面食らったという。「司会の話を頂いたときは、ドッキリじゃないかと思って周りにカメラがないか探してしまいましたよ。発表後、知人や友人からのメールとか電話が殺到して『笑点の司会とは、こんなにすごいことなのか』と後から実感しました」「昇太を笑点司会に推薦した理由」桂歌丸が明かす 昇太を新司会者に推薦したのは、他でもない前司会者・桂歌丸だった。その理由を本人が明かす。「まず若さ、明るさ。そして即興力があるわけですよ。あの方は新作落語をやりますよね。古典も“昇太流の古典”でやる。同じネタでも昇太さんがやるとガラッと違ってきちゃうわけです。笑点はこれから何十年も続けてもらいたい。そのために若い昇太さんを推薦しました」「本命・円楽」はカモフラージュに使われた スポーツ紙芸能デスクが嘆く。「今回は本当に『やられた!』という感じです。会社の上層部も含め、誰も昇太情報は掴めていなかった。当然、本命は円楽でした。歌丸師匠にインタビューをした際には、『2人一緒で』と円楽が付いてきた。しかも甲斐甲斐しく歌丸師匠の車椅子を円楽が押して。あたかも自分が後継者であるという印象を取材した記者に植え付けていた。そのインタビューでも『新司会者として望まれるのであれば……』とやる気満々だったそうですから(苦笑)。今思えば手の込んだ芝居だったわけですよ」司会人事 歌丸、円楽、昇太が隠し通せて満足気「あの人(円楽)の言ったことを信用するからいけないんですよ。あの人の言ったことは全部裏へ裏へと取らなきゃダメですよ、ウェッヘッヘ。そもそも次が昇太だということは、誰も知らなかったですからね。知っていたのは私だけ」(歌丸) 「発表のだいぶ前からメンバーの皆さんには、(私が新司会者だと)連絡は入っていたはずです。だから円楽師匠が『次は俺じゃないか』みたいなことを言っていたのは、わざとやってくれたんだろうと思いますよ」(昇太) 「ずっと(昇太が司会だと)黙ってるのは辛かったけど、最後は面白くなってね。ふざけて『次の司会です』とか言うとウケるし(笑い)」(円楽)。微妙に食い違う部分はあるが、3名とも最後まで隠し通した満足感に溢れた受け答えだった。新加入メンバーにも様々な憶測が飛び交った春風亭小朝、春風亭一之輔、笑福亭鶴光らの名前も『笑点』の座布団利権 地方営業のギャラが桁違いに「大喜利メンバーになれば、年収が数千万円になるといわれています。『笑点』に出演することで全国に名前が売れ、地方営業のギャラが桁違いになるからです。大喜利メンバーではない落語家の場合、真打ちでも10万~20万円ですが、メンバーになると50万~60万円に跳ね上がる」(落語関係者)5月29日、新加入メンバーは林家三平と発表 新メンバー林家三平。局側の強い要請で、発表当日の生放送まで三か月間も妻にも母にも内緒にしていたという三平に、カメラは密着。「お袋は怒っているに違いない」とビビる三平だったが、帰宅して玄関を開けたとたん、母の海老名香葉子さんは「わああああ」と大喜び。妻の国分佐智子は涙ぐむというリアルな展開に。そして三平は亡き父・先代林家三平の仏壇に神妙な面持ちで報告する…。この様子はすべて6月5日放送の番組で放送された。玄関開けたら日本一有名(かもしれない)嫁姑カヨコとサチコが大興奮。こんな画ができるのは、林家三平以外にいない。(コラムニスト・ペリー荻野氏)歌丸の引退とこれからの『笑点』桂歌丸は、5月22日の生放送で番組を勇退。「終身名誉司会」に就任した。桂歌丸の夢は客席の一番前で『笑点』の公開収録を観ること 今後の人生について聞いてみると、歌丸節が炸裂した。「あたしが落語以外に何をやるんですか。今さらオペラやったってしょうがないでしょ。ただ、笑点の前に『もう笑点』っていう5分番組がありますよね。それだけは続けさせてもらいますけどね」「今のいちばんの望みはね、いっぺん客席の一番前で、笑点の公開収録を観たい。お客さんに混じって、知ら~ん顔して。もちろんメンバーの皆に黙って(笑い)」。昇太やメンバーからしたら堪ったもんじゃない。歌丸卒業 歌丸との結婚生活は『笑点』とともにあったと妻桂歌丸の妻 夫の最後の『笑点』出演日は初めて観に行くかもリニューアル後、2週にわたって視聴率25%以上をキープし絶好調 5月22日の放送では新司会者が昇太になるという公表だけに留まり、次週に持ち越しとなった。これも、日テレの作戦のひとつだろう。「新司会者発表でひとヤマ、次週に新回答者発表でひとヤマと二つのヤマを作ったことで、2週にわたって25%以上をキープできた。ただ、新回答者の林家三平は事前の予想通りという声もあり、それほどの意外性はなかった。そこに、林家たい平の『24時間テレビ』のマラソンランナーというサプライズを持ってきた」(芸能記者)昇太、三平の抜擢は番組発展のための「壮大な計画」「スタート時には、若手落語家の活躍する番組だった『笑点』は、今や伝統芸能の域になりつつある。昇太司会就任と45歳の三平加入は、51年目を迎え、100周年を目指す『笑点』の末永い継承への布石であることは間違いない。100周年の時には、今、一番若い三平も90代半ば…。そう思うと、先は長い」(コラムニスト・ペリー荻野氏)『笑点』 噂の真相を探る笑点のギャラは回答者40万円、司会者80万円!? 昇太を直撃「各出演者のギャラは相対契約で詳細はわからないが、若手は1回30万~40万円ほどといわれています。司会者時代の歌丸師匠は70万~80万円ほどだったと聞いている」(日テレ関係者)。「師匠、1回の『笑点』出演で40万円貰っているって、本当ですか?」と切り出すと、昇太はギョッとして「ないないないない!」と両手を大きく横に振った。「そんなに高給じゃありませんよ!もちろん『笑点』に出たおかげで他のお仕事が増えたんでありがたいんですが、あの番組自体はシステムが昔のままなので、お給料はそんなにいかないです」笑点最大のタブー 大喜利の回答は放送作家が考えている?「『笑点』の大喜利の回答は放送作家が考えている」──この噂を一度は耳にしたことがあるかもしれない。「10人前後の放送作家が集まってネタ出しをしているようです。その中から放送で使うお題を決め、翌週の会議までに、お題の“回答例”を考えてくるんです。それを各メンバーのパーソナリティーに合わせて振り分ける」(元スタッフ)。メンバーには放送作家の回答例に忠実なタイプと、そうでないタイプがいるという。「特にアドリブが多いのは林家木久扇師匠。というのも、どうやら回答例を覚えられないらしくて(笑い)。彼の鉄板ネタに『何て答えようとしたか忘れちゃった』というのがありますが、あれは“作り”じゃないんですよ」(日テレ関係者)『笑点』噂の真相 三平採用はコネ?昇太が独身の理由は?落語が本業の『笑点』メンバー 高座が一番面白いのは誰か『笑点』メンバーの本業は「落語」である。では、今一番高座が面白いのは誰なのか──。『噺家のはなし』(小学館)の著者で落語評論家の広瀬和生氏は、「そりゃもう、春風亭昇太さんです。ずば抜けて一番ですよ」と即答する。「もちろん好みはあるでしょうが、私は笑点メンバーだけでなく、今の落語家の中で昇太さんがトップクラスに面白いと思っている。彼は新作落語が得意といわれますが、実は古典も面白い」。では、他のメンバーの高座はどうなのか。
2016.07.03 16:00
NEWSポストセブン
落語が本業の『笑点』メンバー 高座が一番面白いのは誰か
落語が本業の『笑点』メンバー 高座が一番面白いのは誰か
『笑点』メンバーの本業は「落語」である。では、今一番高座が面白いのは誰なのか──。『噺家のはなし』(小学館)の著者で落語評論家の広瀬和生氏は、「そりゃもう、春風亭昇太さんです。ずば抜けて一番ですよ」と即答する。桂歌丸の後任司会者として今や時の人となった昇太の能力を高く評価しているのだ。「もちろん好みはあるでしょうが、私は笑点メンバーだけでなく、今の落語家の中で昇太さんがトップクラスに面白いと思っている。彼は新作落語が得意といわれますが、実は古典も面白い。 昇太師匠の信条に『人は追い詰めると変なことをする』というのがあるのですが、たとえば彼の演じる『時そば』は、『一人なのに二人連れのように振る舞う客に恐怖するそば屋』と『二人の客を一人で演じるプレッシャーに押しつぶされた客』という『二人の追い詰められた男』のドタバタの表現が絶妙です」 では、他のメンバーの高座はどうなのか。「林家木久扇師匠は、誰でも知っているあのキャラクターが魅力。三遊亭好楽さんは正統派の古典落語を手堅く務め、ネタ数が多い。三遊亭小遊三さんは滑稽話がものすごく上手い。 三遊亭円楽さんは、先代の五代目・円楽のネタも引き継いで人情話から軽い話まで何でもできる。やっぱり先代の円楽師匠が『円楽』という名前を継がせただけはありますね。 林家たい平さんは落語協会のホープとして、彼の本格的な古典落語の才能は春風亭小朝も高く買っていた。三平さんは、とにかく明るくて寄席を盛り上げる華があります」※週刊ポスト2016年6月17日号
2016.06.12 07:00
週刊ポスト
笑点最大のタブー 大喜利の回答は放送作家が考えている?
笑点最大のタブー 大喜利の回答は放送作家が考えている?
「『笑点』の大喜利の回答は放送作家が考えている」──この噂を一度は耳にしたことがあるかもしれない。かつて初代司会者の立川談志が「笑点は司会者と回答者のコールアンドレスポンスを楽しむもの。台本はある」と発言したほか、ビートたけし、松本人志らも「台本」や「放送作家」の存在を指摘する。 新司会者の春風亭昇太(56)に真相を尋ねたところ「僕からは何もいえません!」とノーコメント。現役出演者が口を開きにくいのも無理はない。日本テレビ広報部にも聞いたが、やはりノーコメント。そこで、複数の関係者に取材すると、実態が浮かび上がってきた。「10人前後の放送作家が集まってネタ出しをしているようです。中には70代の大ベテランもいる。作家たちは基本、毎週水曜日に会議を開いています。 1人あたり10~20問を持ち寄ってその中から放送で使うお題を決める。そして翌週の会議までに、そのお題の“回答例”を考えてくるんです。それを各メンバーのパーソナリティーに合わせて振り分ける。そうしてできた内容は収録の直前に伝えられます」(制作に携わっていた元スタッフ) ただし、それをもって“ヤラセ”というのは野暮だ。この元スタッフによれば、「大喜利の中でも特に爆笑を誘う、いわゆる身内いじりは各メンバーのアドリブが多い」という。「普通、笑点メンバーくらいの大御所なら楽屋は個室なのですが、笑点では全員一緒の大部屋。そこで師匠同士が、近況を報告し合っているんです。それが『女より男が好きな独り身の昇太』『命も毛も残り少ない歌丸』といった、愛のあるいじりに繋がるんです。 メンバーは収録外でもお互いを茶化し合っていて、例えば会場入りする桂歌丸師匠の車イスを三遊亭円楽師匠が押していた時は『歌丸師匠の搬入でーす!』と叫んで爆笑を誘っていた」(同前) メンバーには放送作家の回答例に忠実なタイプと、そうでないタイプがいるという。「特にアドリブが多いのは林家木久扇師匠。というのも、どうやら回答例を覚えられないらしくて(笑い)。彼の鉄板ネタに『何て答えようとしたか忘れちゃった』というのがありますが、あれは“作り”じゃないんですよ。 三遊亭好楽師匠は果敢にアドリブに挑戦するのですが……『台本通りにやってくれた方がよかったな』と思うことは少なくない(苦笑)。 円楽師匠は政治や社会派の独自ネタを入れ込んでくることが多い。円楽師匠がもし司会者になっていたら、あのキレある時事ネタは披露できない。昇太師匠の抜擢を悔しがったりはしていないと思いますよ」(日テレ関係者) 一番アドリブ力が問われるのが司会者だという。「回答者が答えた後の司会者の返しは用意されていないんです。過去の回答を蒸し返すいじりが上手かった先代の円楽師匠(2009年死去)には、スタッフ一同舌を巻いていました」(同前) ちなみに、アドリブが暴走しすぎてしまう人も。「三遊亭小遊三師匠はとても放送できない下ネタをアドリブで入れてくることが少なくない。残念ですが、オンエアではバッサリとカットされてしまいます(笑い)」(同前)※週刊ポスト2016年6月17日号
2016.06.06 11:00
週刊ポスト
「春風亭昇太を笑点司会に推薦した理由」桂歌丸が明かす
「春風亭昇太を笑点司会に推薦した理由」桂歌丸が明かす
 国民的関心事となった『笑点』(日本テレビ系)の大喜利新司会者発表。結果は春風亭昇太(56)というサプライズ人事だった。昇太を新司会者に推薦したのは、他でもない前司会者・桂歌丸(79)だった。その理由を本人が明かす。「まず若さ、明るさ。そして即興力があるわけですよ。あの方は新作落語をやりますよね。古典も“昇太流の古典”でやる。同じネタでも昇太さんがやるとガラッと違ってきちゃうわけです。笑点はこれから何十年も続けてもらいたい。そのために若い昇太さんを推薦しました」 笑点の高座を見慣れていると、歌丸がメンバーを褒めている様子は違和感を覚えずにはいられない。当の昇太本人も司会を打診されたときは面食らったという。「司会の話を頂いたときは、ドッキリじゃないかと思って周りにカメラがないか探してしまいましたよ。発表後、知人や友人からのメールとか電話が殺到して『笑点の司会とは、こんなにすごいことなのか』と後から実感しました」(昇太) 現在、56歳の昇太だが、『笑点』では若手の部類に入る。その若さで司会を務めるとなると、円楽だけでなく林家木久扇(78)、三遊亭小遊三(69)、三遊亭好楽(69)という一癖も二癖もある諸先輩方を相手に大喜利を回さなければならない。「もう考えないようにしてます。考えちゃうとできなくなるような気がして」 そう偽らざる気持ちを漏らす昇太に、お節介ながらも大喜利司会者としての心得を歌丸師匠に聞いてみた。「全員が同格だと思うこと。舞台の上では先輩も後輩もありません。みんな同格なんだから、決して引いちゃいけない。相手が木久ちゃんだろうが、円楽さんだろうが、好楽さんだろうが、どんどんぶつかっていってくれと言いたい」(歌丸)※週刊ポスト2016年6月10日号
2016.05.29 07:00
週刊ポスト
『笑点』の座布団利権 地方営業のギャラが桁違いになる
『笑点』の座布団利権 地方営業のギャラが桁違いになる
 残すところあと1回となってしまった『笑点』(日本テレビ系)での桂歌丸の雄姿──。「ラストとなる5月22日は通常収録を行なう後楽園ホールではなく、スタジオからの生放送となります。この生放送で歌丸師匠の後任や新体制が発表されると言われています」(スポーツ紙芸能担当記者) 本誌は前号で後継者の筆頭候補は三遊亭円楽(66)だと報じた。本誌報道後、『週刊文春』の取材に対して、円楽は「まとめろと言われたら、まとめますよ」と答え、意欲を見せている。 だが、5月7日のイベントに登場した三遊亭好楽(69)は「(司会者は)円楽以外なら誰でもいい」と発言して報道陣をザワつかせた。もちろん、これはネタだろうが、「円楽既定路線」を快く思っていない出演者や関係者は少なくはない。 大喜利メンバーは「落語芸術協会」(歌丸、三遊亭小遊三、春風亭昇太)、「落語協会」(林家木久扇、林家たい平)、「円楽一門会」(円楽、好楽)の3団体のいずれかに所属している。「司会者は『各団体順番に』という暗黙のルールがある。前回は先代円楽から歌丸、つまり円楽一門会から落語芸術協会へと移った。ならば次は落語協会のはず。そのため、不満の声があがり、『いっそのこと外部からの招聘が良いのでは』という意見まで出ています」(日テレ関係者) 実際、ビートたけし、タモリ、爆笑問題・太田光といった名前も報じられているが、やはり本誌報道通り、円楽が有力のようだ。 円楽が昇格することで、これまでの円楽の席が空くため、そのことが新たな火種となっている。空席を巡って熾烈な「座布団争奪戦」が繰り広げられているのだ。「日テレとしては、このタイミングでメンバーの若返りを図りたいのが本音です。それを感じとった現メンバーの危機感は相当なもののようです」(同前) 彼らがこの席に固執する背景には「座布団利権」の存在があると落語関係者は語る。「大喜利メンバーになれば、年収が数千万円になるといわれています。『笑点』に出演することで全国に名前が売れ、地方営業のギャラが桁違いになるからです。大喜利メンバーではない落語家の場合、真打ちでも10万~20万円ですが、メンバーになると50万~60万円に跳ね上がる」 2006年からメンバーに抜擢された昇太(56)は、2014年に居酒屋風のバースペースまで設けた「座布団御殿」を新築している。「現メンバーは『司会は円楽でも構わない。その代わりメンバーは現状維持だ』と訴えているようです。『新メンバーを加えず、残りの5人でもいい』という声も出ているみたいですね」(前出・日テレ関係者)※週刊ポスト2016年5月27日号
2016.05.16 07:00
週刊ポスト
桂歌丸引退で『笑点』豪華な新メンバー候補の顔ぶれ
桂歌丸引退で『笑点』豪華な新メンバー候補の顔ぶれ
 50周年を迎える国民的長寿番組『笑点』(日本テレビ系)は大きな転換期を迎えた。番組の生き字引である桂歌丸(79)が引退し、新たな時代が幕を開ける。日テレとしてはこのタイミングで大喜利メンバーの若返りを図りたいのが本音だという声も聞こえてくる。 だがその名物コーナー・大喜利の「座布団利権」を巡って笑えない争いが起こっている。大喜利メンバーになれば全国に名前が売れ、地方営業のギャラが桁違いになるからだ。地方営業のギャラは、メンバーではない落語家の場合、真打ちでも10万~20万円だが、メンバーは50万~60万円にもなると落語関係者は語る。  だからこそ、その座を失いたくないと現メンバーは考える。そして、三遊亭好楽(66)と林家木久扇(78)には、「父」としての思いもあるという。「2人は息子である王楽(38)、木久蔵(40)たちに自分の座布団を譲りたいという気持ちが強い。だが、まだ力不足で時期尚早。その日が来るまでは自分たちが席を守るという思いなのです」(落語関係者) 実際、5月7日に行なわれたイベントで、好楽は「歌丸師匠の思いを受け継いで次に渡したい」と意気込むと、王楽も「売れることが恩返し」と意気軒昂だった。 では、新体制はどうなるのか。現時点では、歌丸の後任司会者として三遊亭円楽(66)が有力視されているが、そうなると円楽が昇格することで、これまでの円楽の席が空く。全体のメンバー構成は「各所属団体のバランスが重要」(日テレ関係者)と言う。その団体とは、現メンバーが所属する「落語芸術協会」(歌丸、三遊亭小遊三、春風亭昇太)、「落語協会」(木久扇、林家たい平)、「円楽一門会」(円楽、好楽)だ。「林家こん平(73)の後にたい平(51)、歌丸の後に昇太だったように、円楽が司会になれば、空席には円楽一門会の若手を据えるというのが一番しっくりくる。だが、同一門会には有力な若手がいないのが実情なのです。 挙げるとすれば、三遊亭愛楽(46)です。兄弟番組の『笑点Jr.』に出演していたが、たい平や昇太もこの番組の前身『BS笑点』を経てメンバーに昇格していますから可能性はあります」◆上方から下ネタ王が来襲 さらに浮上したのが、初代司会者・立川談志が設立した立川流からの抜擢だ。談志が番組と喧嘩別れして以降、立川流からのメンバーは出ていない。「日テレとすれば、志の輔(62)や談春(49)といったお茶の間の認知度が高い人にメンバーになってもらいたい。番組50年の節目に『笑点』と立川流が手打ちするというのも話題になりますからね。ただ2人とも内々の打診を断わったという話です。 可能性があるのは、立川生志(52)です。彼は『笑点Jr.』にも出演しており、番組とのパイプも太い」(前出・落語関係者) その他、春風亭小朝(61)、春風亭一之輔(38)といった人気者の名前も聞こえてくる。「これまで小朝は円楽とブラックなイメージが被ると声をかけられませんでしたが、司会者と回答者であれば問題はない。同じく一之輔も“毒舌枠”でノミネートされている」(前出・日テレ関係者) どうでもいい情報だが、本誌編集長は『BS笑点』、『笑点Jr.』メンバーで、贔屓の橘家文左衛門(54)がイチオシだという。 最後にこんなウルトラCも紹介する。一部では上方落語界から笑福亭鶴光(68)が「黒船」として来航するという説だ。「鶴光は上方落語協会と芸協の2つに所属する唯一の噺家で歌丸の盟友でもあるんです。実現すればメンバーで初めての上方となり話題性も抜群です」(同前)※週刊ポスト2016年5月27日号
2016.05.15 16:00
週刊ポスト
笑点の司会者「円楽本命」を決定づけた「先代円楽の遺言」
笑点の司会者「円楽本命」を決定づけた「先代円楽の遺言」
 1966年の放送開始から50年、ついに初回放送から出演を続けていた唯一の“生え抜き”が引退する。『笑点』(日本テレビ系)の5代目司会者を務めてきた落語家の桂歌丸(79)が5月22日の放送を最後に、体調不良を理由に同番組から引退することを発表した。 本誌は前号で〈円楽が暴露した『笑点』歌丸「降板近し」の病状〉と三遊亭円楽(66)がテレビ番組で緊迫する歌丸の病状を「暴露した」と報じたばかりだったが、どうもその円楽が「後継者」となる6代目司会者の“筆頭候補”のようだ。日テレ関係者がいう。「笑点の視聴者は変化を嫌うので、リスクを伴う外部からの司会者招聘はとてもできません。昨年、歌丸師匠がお休みだった時期も今のメンバーで順番に司会を回していました。中でも毒舌キャラで番組の“顔”である円楽師匠が抜きんでている。最年長は林家木久扇さん(78)ですが、代理で務めた司会ぶりを見る限り、キャラ的に厳しいでしょう(笑い)。逆に円楽さんは司会をそつなく務めたことで、評価を上げた」 歌丸の引退発表を報じた2日の『スッキリ!!』(日本テレビ系)では、「あれっ、もう円楽が次の司会に決まったの?」とお茶の間に錯覚させるような演出があった。歌丸が次の司会者への言葉として「決して、暗い話題に触れるな」と語ると、若き日の映像として歌丸と円楽のやり取りが流れた。 会見の様子に戻っても、円楽が涙声で「笑点を通じて、時々『生きてるか~?』って信号送りますから。そしたら『生きてるよ』と言ってください」と話す姿が。なぜか円楽とのシーンばかりが映るのだ。さらに街頭アンケートでは明石家さんまやビートたけしといった現実味のない大物の名前が挙がり、それがかえって「円楽しかいない」という空気を醸し出していた。 2人の関係を考えても「歌丸のあとは円楽しかいない」というのが落語界の共通認識だ。テレビでは歌丸の悪口ばかり言っている円楽だが、「桂歌丸を人間国宝にする会」を立ち上げるなど尊敬の念が強く、歌丸も円楽との二人会を数多く開いて口の悪い後輩を格別に引き立ててきた。 その背景には、笑点の司会を引き継いだ故・五代目三遊亭円楽から歌丸に託された「遺言」があったのだと、落語関係者は明かす。「歌丸師匠は先代の円楽師匠が亡くなる際、『あとは頼む』と託されていたそうなんです。その『あと』というのは、笑点の次の司会を頼む、というだけでなく、『楽太郎(現在の円楽)のことも頼む』という意味だと歌丸師匠は受け取ったようです。だから、『円楽師匠から受け取った司会を、円楽に返す』という感覚なのでしょう」 後任の司会者について日本テレビは「近日中に発表できるように調整しています」と回答した。それにしても、円楽の歌丸への「毒舌」が見られなくなるのは寂しい。※週刊ポスト2016年5月20日号
2016.05.09 16:00
週刊ポスト
『笑点』メンバーに選ばれた落語家は地方営業でギャラ高騰の利権
『笑点』メンバーに選ばれた落語家は地方営業でギャラ高騰の利権
 1966年にスタートし、来年50周年を迎える『笑点』(日本テレビ系)。その大喜利をまとめる司会者の座を巡り、笑えない“跡目争い”が起きている。その理由は2006年から5代目司会者として番組の“顔”を務めてきた桂歌丸(78)の体調問題だ。 複数の落語関係者は“座布団利権”の存在を指摘する。ベテラン放送作家がいう。「大喜利メンバーになれば、年収が数千万円になるのは落語界では知られた話。番組出演のギャラは大した額じゃないけど、『笑点』に出れば全国区の有名人になり、地方営業に引っ張りだこ。 メンバーではない落語家が地方営業に呼ばれると、真打ちでもせいぜいギャラは10万~20万円だが、メンバーなら1本50万円以上に跳ね上がる」 2006年からメンバーに抜擢された春風亭昇太は、昨年、自宅を新築した。2階に居酒屋風のスペースを設けた邸宅で、周囲からは“座布団御殿”と呼ばれているという。メンバー入りは、落語家個人だけでなく、所属する団体にとっても大きな利権となる。 現在の『笑点』は、歌丸、三遊亭小遊三、昇太が所属する「落語芸術協会」、林家木久扇、林家たい平が籍を置く「落語協会」、6代目・三遊亭円楽、三遊亭好楽の「円楽一門会」の3団体で構成されている。 東京の落語界は、これに立川談志が創始者の「立川流」を加えた4団体で成り立つが、『笑点』の初代司会者でもある談志が番組の方向性をめぐって制作サイドと喧嘩別れして以降、立川流からはメンバーが選出されていない。 歌丸は芸術協会の会長、小遊三が同副会長、木久扇は落語協会相談役、好楽は円楽一門会の会長(円楽は幹事長)を務めるなど、“派閥”のトップクラスが顔を揃える『笑点』において、司会者はメンバー選出の人事権を握るなど絶大な権力を持つとされる。「次の司会者」は従来の3派閥から──と有力視される所以だ。※週刊ポスト2015年8月21・28日号
2015.08.12 07:00
週刊ポスト
『笑点』跡目争い 本命=円楽、対抗=小遊三、大穴=立川流
『笑点』跡目争い 本命=円楽、対抗=小遊三、大穴=立川流
 1966年にスタートし、来年50周年を迎える『笑点』(日本テレビ系)。その大喜利をまとめる司会者の座を巡り、笑えない“跡目争い”が起きている。その理由は2006年から5代目司会者として番組の“顔”を務めてきた桂歌丸(78)の体調問題だ。 今年6月、歌丸は背部褥瘡(床ずれ)で入院。手術は成功して退院したのも束の間、すぐに腸閉塞のため再入院した。昨年も慢性閉塞性肺疾患と肋骨骨折、帯状疱疹などで入退院を繰り返していたこともあり、周囲は不安を募らせていた。8月8日には番組収録に復帰し、11日には東京・国立演芸場の「8月中席」で、約50分間の「怪談乳房榎」を演じる予定で、“復活”を印象付けているものの、その健康状態は万全とはいえないだろう。 番組関係者への取材を進めると、「ポスト歌丸」レースの最新の下馬評が見えてきた。「歌丸師匠を5代目司会者に指名したのは、先代の5代目・三遊亭円楽さん。次の司会者も歌丸師匠が指名するのが自然で、そうなると師匠がいたく気に入っている6代目・円楽さんが現在のところ最有力になる。円楽さん自身も光栄に思っていて、ヤル気を見せていると聞きます」(笑点スタッフ) 歌丸と円楽の掛け合いは『笑点』の名物だ。円楽が歌丸に「ガイコツ!」「お迎えが近い」と毒を吐くと、返す刀で歌丸が「山田君、円楽さんの座布団、全部持っていきなさい」と余裕綽々で応じる。円楽が無遠慮な毒舌を吐けるのも、それだけ歌丸からの信頼が厚い証拠だろう。 一方で軽妙なトークが持ち味の三遊亭小遊三なら司会者の大役も無難にこなせる、と評価する番組スタッフも少なくない。演芸評論家で作家の吉川潮氏が語る。「適任は小遊三だと思います。年齢でいえば、歌丸の次は林家木久扇ですが、彼には息子で噺家の木久蔵がいる。いずれ息子に禅譲することも考えているはずで、自分が司会者のポストにいながら息子がメンバーになれば“身内びいき批判”を受ける可能性もある。小遊三と同年齢ながら、息子・王楽がいる三遊亭好楽も事情は同じでしょう。 木久扇と好楽には代替わりを機に息子に“座布団”を譲り、メンバー最年長となる小遊三が司会を務めると収まりがいいと考える人は多いでしょう」 一方でウルトラCも検討されている。初代司会者・立川談志の遺志を甦らせる立川流からの大抜擢だ。実現すれば、談志が司会を降りてから46年ぶりの立川流の復活劇となる。名前が挙がっているのは立川流を背負う志の輔、談春といったスター落語家らだ。「話題性は十分で新たなファン層も獲得できるので局としては魅力的な人選。ただし番組と疎遠になって久しい立川流の噺家がうまく仕切れるのか。不安のほうが大きく、あくまで“大穴”扱いです」(前出・日テレ関係者) 名前の挙がった当事者たちに訊ねた。談春は「外部の人間が何かしゃべるのは非礼に当たる」と本人が取材を断わり、志の輔の事務所は「そんな(司会者の)話が回ってくることはないでしょう」と話した。本命視された円楽も、事務所を通じ「そのような事実はない」と回答した。 では、対抗の小遊三はどうか。本人を直撃すると、「オファーは届いていないよ(笑い)。歌丸師匠が死んでもないのに次は誰だなんて、そんな不謹慎なことは口が裂けてもいえないでしょ!」と苦笑いした。 日テレは「歌丸師匠を中心にさらに皆様に支持される『笑点』を制作していく」(広報部)と回答するのみ。 自身もかつて大喜利メンバーで、現在は落語協会・最高顧問の鈴々舎馬風(れいれいしゃ・ばふう)はこう話す。「やっぱり『笑点』は桂歌丸が司会を務めないとまだまだダメだと思うね。だって“歌さん”ほど機転が利いて、言葉に力を持った人間は現メンバーの中にもいないんだもの。 候補に挙がっている面々も“自分のほうがうまく司会をやれる”なんて思っている奴はいないはず。国民的番組なんだから、本当は後継者選びはちゃんとしなくちゃいけないんだけどねぇ……」 動き始めた“歌丸の座布団”を巡る争奪戦。歌丸から「ハイ、オレの座布団あげて!」の声が掛かるのは誰か。※週刊ポスト2015年8月21・28日号
2015.08.10 07:00
週刊ポスト
駄菓子屋ゲーム博物館 アナログゲーム機100台超を収集展示
駄菓子屋ゲーム博物館 アナログゲーム機100台超を収集展示
 駄菓子屋の店先や店内に必ずあったメダルで遊ぶゲーム機。東京・板橋の商店街の一角、神社の向かいの「博物館」と銘打たれた板橋本町の「駄菓子屋ゲーム博物館」では、そんな懐かしのゲームで遊ぶことができる。『笑点』の人気者で下町を知り尽くす林家木久扇師匠(78)に、60台以上のアナログゲーム機がずらりと並ぶ「博物館」を案内してもらった。「あちゃー、また失敗だ! シンプルだから、熱くなっちゃうよ(笑い)」(木久扇師匠) 10円玉を弾いてゴールまで持っていく「新幹線ゲーム」がお気に入りだった師匠。あっという間に100円分が飲み込まれた。どのゲームも10~30円で楽しめ、客の多くは300円ほど使う。「廃棄寸前の機械を拝み倒して貰ったりして、集め始めたのは小学4年生の時からです」(館長・岸昭仁氏) 以来、集めたゲームは100台を超える。展示していないものは自宅や倉庫で保管。年代物なのでメンテナンスは毎日欠かせない。「利益というより、文化的な価値があると思うので続けたいです」(岸氏) 木久扇師匠も時間を忘れ夢中になり、「博打は嫌いなんですけどね。熱中する理由がわかってきたかも(笑い)」と語った。■「駄菓子屋ゲーム博物館」:板橋区宮本町17-8/【営業時間】平日14~19時、土・日・祝10~19時/【入場料】200円(ゲームメダル10枚つき)/【定休日】火・水(祝日は営業)撮影■江森康之※週刊ポスト2015年5月22日号
2015.05.17 07:00
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