芸能

田原俊彦の本音を引き出した『あさイチ』の丁寧な番組作り

田原俊彦登場で大きな話題を呼んだ『あさイチ』(番組HPより)

「自信がないから練習するんですよ」──3月1日、NHK『あさイチ』に歌手・田原俊彦(58)が出演。連続テレビ小説『まんぷく』終了直後に1988年の大ヒット曲『抱きしめてTONIGHT』を歌い、9時台には『ハッとして!Good』『恋=Do!』など11分半にわたってメドレーを歌唱した。

『哀愁でいと』のサビ前では頭より高く足を上げ、『原宿キッス』のラストには開脚してすぐに立ち上がるというハードな技を魅せた。まるで簡単なことのように、踊り続けた。

 ラスト3曲は激しいダンスの『さよならloneliness』『ジャングルJungle』『ごめんよ涙』を選択。当時と同じような振り付けで踊る田原に対して、ネットでは称賛の声が上がっていた。

 8時台のインタビューでは、普段耳にできない話も飛び出した。

 デビュー直後の1980年代の映像が流れた後、近江友里恵アナウンサーが「(多忙なスケジュールの中で)いつ歌とかフリとか覚えていたんですか?」と聞くと、田原は「そうなんだよ、不思議なんだよ、それね。当時、合宿所でみんなと共同生活していたんですけど、夜な夜な帰ってね、鏡がね、リビングにドバーンと5~6メートル貼ってあるんで、そこでみんなで練習したの覚えてますけどね」と答えた。

 この後、司会の博多大吉(47)はオリジナルのエピソードを田原に振った。

「ラジオで少年隊のニッキ(錦織一清)さんとご一緒させて頂いていて、ニッキさんがおっしゃっていました。トシちゃんはとにかく踊りが体に身に付くまで、ずっと練習を辞めない方だったと」

 すると、田原の口から本音が漏れた。

「自信がないから練習するんですよ。自信がないと良いパフォーマンス生まれないじゃないですか。余裕がないと。(デビュー当時の映像は)顔引きつってますもんね。全部体に入れて、歌もそうだけど、踊りもきっちり叩き込んでから、本番に臨まないと」

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