話題の本 BOOK WONDERLAND一覧/73ページ

【書評】制作現場を記録し続けた女性による戦後日本映画史本
【書評】『スクリプターはストリッパーではありません』白鳥あかね/国書刊行会/2800円+税【評者】坪内祐三(評論家) 国書刊行会の映画本にはハズレがないが、またまた読みごたえある本が出た。白鳥あかねの『…
2014.06.06 16:00
週刊ポスト

【著者に訊け】田村元 ノラ猫感動実話『風になった伝書猫』
【著者に訊け】田村元氏/『風になった伝書猫』/角川学芸出版/1200円+税 いつもの通勤路や散歩道、そして多摩川の土手にも、ふと見れば様々な命が息づく。虫や草花や心洗われる出来事にも、私たちは忙し過ぎた…
2014.06.05 16:00
週刊ポスト

スノーデン事件や彼の生い立ち・米英機関との攻防を描いた本
【書籍紹介】『スノーデンファイル 地球上で最も追われている男の真実』ルーク・ハーディング/三木俊哉 訳/日経BP社/1800円+税 NSA(米国家安全保障局)が、世界中のインターネットや携帯電話の利用者情報を…
2014.06.02 16:00
週刊ポスト

故ナンシー関が南伸坊、林真理子、小田嶋隆らと対談した書籍
【書籍紹介】『語りあかそう』ナンシー関/河出文庫/590円+税 早世した消しゴム版画家が、個性豊かな9人を相手にした対談集。南伸坊と人の顔面について持論を述べ合い、林真理子とはネタになる芸能人の話を、小…
2014.06.01 16:00
週刊ポスト

W杯で注目 ブラジル代表ネイマールの成長の歴史を追った本
【書籍紹介】『ネイマール 若き英雄 「背番号10」の後継者』ルーカ・カイオーリ著・小澤一郎訳/実業之日本社1600円+税 サッカーブラジル代表のネイマールは、少年時代に名門「サントスFC」に所属、フットサル…
2014.05.31 16:00
週刊ポスト

【書評】歌舞伎演出家としての武智鉄二を師と仰ぐ著者の自伝
【書評】『師父の遺言』松井今朝子/NHK出版/1600円+税 【評者】川本三郎(評論家) 歌舞伎を語るのは難しい。教養の蓄積がなければならない。著者は子供の頃から歌舞伎を見る環境に恵まれていた。実家は祇園の…
2014.05.30 16:00
週刊ポスト

【著者に訊け】奥泉光 暗躍した謎の男描いた『東京自叙伝』
【著者に訊け】奥泉光氏/『東京自叙伝』/集英社/1800円+税 主人公は、東京自身──。奥泉光著『東京自叙伝』の紹介はその一言で事足りるともいえよう。幕末から明治、大正、昭和、平成と、〈私〉は各時代を生き…
2014.05.29 16:00
週刊ポスト

日本人の知識欲、勉さ、美徳等を台湾出身論客が紹介する本
【書籍紹介】『日本人はなぜ世界から尊敬され続けるのか』黄文雄/徳間文庫/620円+税 海外から見た日本人像を知れば日本の素晴らしさがわかる。古くは『魏志倭人伝』に記された窃盗や争いごとが少ない国との記述…
2014.05.24 16:00
週刊ポスト

口裂け女、都市伝説、ネット社会の噂拡散等「噂」検証した本
【書籍紹介】『うわさとは何か』松田美佐/中公新書/840円+税 うわさとは太古の昔からある「最も古いメディア」だという。40年前のトイレットペーパー買い占め騒動から東日本大震災後の風評被害、さらには口裂け…
2014.05.24 16:00
週刊ポスト

【著者に訊け】十市社 青春ミステリー『ゴースト≠ノイズ』
【著者に訊け】十市社氏/『ゴースト≠ノイズ(リダクション)』/東京創元社/1700円+税 小説、ことにミステリーでは、いざという時に身体性を欠く〈幽霊〉の活躍が時に悲哀や滑稽味すら醸し出し、傑作も多い。 …
2014.05.23 07:00
週刊ポスト

絶滅寸前「秘宝館」が20館から2館までに激減した理由の論考
【書評】『秘宝館という文化装置』妙木忍/青弓社/2000 円+税【評者】鈴木洋史(ノンフィクションライター) 今年3月末、佐賀県の「嬉野武雄観光秘宝館」が閉館した。秘宝館とは、1970年代から1980年代にかけて…
2014.05.21 16:00
SAPIO

【書評】「批評の神様」小林秀雄が若者に語った白熱教室実録
【書評】『小林秀雄 学生との対話』/国民文化研究会・新潮社編/新潮社/1300円+税【評者】平山周吉(雑文家) 横町のご隠居と生真面目な学生たちが真剣勝負で対話している。時々、その場に爆笑の渦がおきる。…
2014.05.21 07:00
週刊ポスト

【著者に訊け】泉麻人の散歩手引決定版『大東京23区散歩』
【著者に訊け】泉麻人氏/『大東京23区散歩』/講談社/2400円+税〈東京はちょっと目を離したスキに変わってしまう〉と、泉麻人氏は書く。特に東日本大震災を機に建物の改築や再開発が進む今、〈防災と文化の一致…
2014.05.15 07:00
週刊ポスト

【書評】小説家が書く「日記」は本当にフィクションなのか?
【書評】『東京日記4 不良になりました。』川上弘美著/門馬則雄絵/平凡社/1300円+税【評者】嵐山光三郎(作家) 小説家が書く『日記』は当然ながらフィクションであるけれども、まるっきり嘘ばかり書いても読…
2014.05.14 16:00
週刊ポスト

元日本代表福西崇史が実体験踏まえ試合の観戦ポイント語る本
【書籍紹介】『こう観ればサッカーは0-0でも面白い 「戦術」と「個」の力を知的に読み解く』福西崇史/PHP新書 760円+税 サッカー元日本代表で、現在はNHKの解説者として定評のある著者が重視する試合の観戦ポ…
2014.05.13 07:00
週刊ポスト
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