芸能

山田美保子氏 田中みな実に昔の女子アナの根性を感じる

 2月3日に創刊された『メルマガNEWSポストセブン』では、ビートたけし、櫻井よしこ、森永卓郎、勝谷誠彦、吉田豪、山田美保子の各氏が、毎号書き下ろしの時事批評を発信する。2月17日に配信された3号では放送作家の山田美保子氏が、“ぶりっこキャラ”で人気を集めるTBSの田中みな実アナについて、ディープな分析を展開している。かつてのような“スター女子アナ”が減っているという現状のなか、山田氏は田中みな実をどうみているのか。

 * * *

 良くも悪くも、あれだけ豊富に揃っていた在京テレビ局の女子アナにスターが居なくなって早数年。各局さまざまな“事情”があるのだけれど、共通するいちばんの理由は、女子大生にとって女子アナが憧れの職業No.1ではなくなったからではないだろうか。CAしかり。女子アナしかり。待遇面で極めて優遇された時代が終わってからというもの、際だった美人やキャラ立ちの女子アナが激減してしまったのである。

 何千倍もの競争率を勝ち抜いて、せっかく入れたのだからなるべく長く居座ろう…というタイプもいまは少ないらしい。定説といわれる“30歳定年”を待たずに辞める女子アナも多いし、結婚や出産の時期も昔の女子アナに比べたら格段に早くなっている。

 そんななか、田中みな実アナには昔の女子アナのような根性を感じる私。なぜなら彼女は、山本モナ(朝日放送出身)以降トレンドといわれる“ハーフ”でもなければ、平井理央アナ(フジテレビ)や青木裕子アナ(TBS)、紺野あさ美アナ(テレビ東京)のような元タレントでもない。

 ちなみに、在阪の準キー局にハーフの山本モナが入った翌々年、フジテレビに政井マヤが入社。以降は、葉山エレーヌ(日本テレビ)や加藤シルビア(TBS)など、ハーフ女子アナが各局に増えつつある。タレントやミス・キャンパスとして大学在学中に名前を売って在京テレビ局に入るのも女子アナの“お約束”である。

 だが、田中みな実アナは、ここでもミスではなく準ミスなのである。すべてにおいて、ややマイナスからのスタートだからだろうか。TBSには珍しく(!)、会社に言われたことはどんなにツライことでも笑顔でやり抜くという特徴が田中みな実アナにはある。

※上記の記事全文は現在配信中の『メルマガNEWSポストセブン』3号で読めます。

『メルマガNEWSポストセブン』

関連記事

トピックス

鳥取県を訪問された佳子さま(2025年9月13日、撮影/JMPA)
佳子さま、鳥取県ご訪問でピンクコーデをご披露 2000円の「七宝焼イヤリング」からうかがえる“お気持ち”
NEWSポストセブン
世界的アスリートを狙った強盗事件が相次いでいる(時事通信フォト)
《イチロー氏も自宅侵入被害、弓子夫人が危機一髪》妻の真美子さんを強盗から守りたい…「自宅で撮った写真」に見える大谷翔平の“徹底的な”SNS危機管理と自宅警備体制
NEWSポストセブン
長崎県へ訪問された天皇ご一家(2025年9月12日、撮影/JMPA)
《長崎ご訪問》雅子さまと愛子さまの“母娘リンクコーデ” パイピングジャケットやペールブルーのセットアップに共通点もおふたりが見せた着こなしの“違い”
NEWSポストセブン
永野芽郁のマネージャーが電撃退社していた
《坂口健太郎との熱愛過去》25歳の永野芽郁が男性の共演者を“お兄ちゃん”と呼んできたリアルな事情
NEWSポストセブン
ウクライナ出身の女性イリーナ・ザルツカさん(23)がナイフで切りつけられて亡くなった(Instagramより)
《監視カメラが捉えた残忍な犯行》「刺された後、手で顔を覆い倒れた」戦火から逃れたウクライナ女性(23)米・無差別刺殺事件、トランプ大統領は「死刑以外の選択肢はない」
NEWSポストセブン
国民に笑いを届け続けた稀代のコント師・志村けんさん(共同通信)
《恋人との密会や空き巣被害も》「売物件」となった志村けんさんの3億円豪邸…高級時計や指輪、トロフィーは無造作に置かれていたのに「金庫にあった大切なモノ」
NEWSポストセブン
愛子さまが佳子さまから学ぶ“ファッション哲学”とは(時事通信フォト)
《淡いピンクがイメージカラー》「オシャレになった」「洗練されていく」と評判の愛子さま、佳子さまから学ぶ“ファッション哲学”
NEWSポストセブン
年下の新恋人ができたという女優の遠野なぎこ
《部屋のカーテンはそのまま》女優・遠野なぎこさん急死から2カ月、生前愛用していた携帯電話に連絡すると…「ポストに届き続ける郵便物」自宅マンションの現在
NEWSポストセブン
背中にびっしりとタトゥーが施された犬が中国で物議に(FB,REDより)
《犬の背中にびっしりと龍のタトゥー》中国で“タトゥー犬”が大炎上、飼い主は「麻酔なしで彫った」「こいつは痛みを感じないんだよ」と豪語
NEWSポストセブン
(インスタグラムより)
《“1日で100人と寝る”チャレンジで物議》イギリス人インフルエンサー女性(24)の両親が現地メディアで涙の激白「育て方を間違ったんじゃないか」
NEWSポストセブン
藤澤五月さん(時事通信フォト)
《五輪出場消滅したロコ・ソラーレの今後》藤澤五月は「次のことをゆっくり考える」ライフステージが変化…メンバーに突きつけられた4年後への高いハードル
NEWSポストセブン
石橋貴明、現在の様子
《白髪姿の石橋貴明》「元気で、笑っていてくれさえすれば…」沈黙する元妻・鈴木保奈美がSNSに記していた“家族への本心”と“背負う繋がり”
NEWSポストセブン