芸能

佐久間良子の『私の履歴書』で元夫の平幹二郎が新発見し驚く

 今、芸能界関係者が朝一番に読むのは、日本経済新聞なのだという。2月1日から『私の履歴書』に女優の佐久間良子(72)が登場。そこには、かつて清純派とうたわれた彼女のイメージを覆す赤裸々な“告白”が掲載されているからだ。
 
 2月10日朝刊では、妻子もちだった鶴田浩二(享年62)との不倫関係を暴露。〈もはや誰も止めることができない「灼熱の恋」〉と書いて話題を呼んだ。
 
 佐久間の所属事務所に連載のいきさつを聞くと、
 
「日経から依頼があり、本人は躊躇していましたが、ぜひといわれてお受けしました。インタビューを受けて、それを記者の人が文章にしています。佐久間は随分直しを入れましたよ。本人はドッと疲れたようで、今は体調を崩しています」
 
 とのこと。それほど力を入れたということだろう。
 
 元夫・平幹二朗についても、出会いからロンドンへの〈愛の逃避行〉を経て1970年の結婚、そして心が離れていった心情まで、こと細かに告白している。
 
〈夫婦となるとこちらが見たくないものまで見えてしまう。相手を十分に見極める時間が少なかったせいもあるだろう。「結婚してから初めて分かった」ということも少なくはなかった〉(2月19日付)
 
〈平さんとの意識のズレは、子どもができてから一気に広がっていったような気がする〉(2月20日付)
 
〈夫婦の会話は途絶え、すれ違いの生活が続いていた〉(2月21日付)
 
〈結婚してから初めて分かった〉ことが何かは書かれていない。しかし、1984年の佐久間と平の離婚会見の現場にいた芸能レポーターの須藤甚一郎氏は、当時を振り返ってこう語る。
 
「平さんは当時、男性の噂が出ていて、佐久間さんのほうもテレビディレクターとの不倫が噂になっていた。それで会見で『平さん佐久間さんともに、男性関係の噂がありますね?』という質問が飛んだんです。
 
 平さんが『それは私が答えるより、佐久間に答えてもらいましょう』と振ると、佐久間さんがにっこり笑って『そんなことありませんよ』と。会場内が大爆笑になりました。結婚して分かったことというのは、それに類することではないかと思いますね」
 
『私の履歴書』では、離婚会見でも話題になった“不倫”についても語られるのか。芸能レポーターの石川敏男氏の期待は大きい。
 
「私は当時、佐久間さんの軽井沢の別荘を直撃取材したことがあるのですが、別荘には噂のテレビディレクターと佐久間さんの双子のお子さんもいた。あの真相も書いてほしい」
 
 元夫の平氏も『私の履歴書』には驚かされた一人。
 
「先輩鶴田浩二さんと佐久間良子さんの恋愛に関しては、交際中にも結婚後も良子さんの口から聞いた事は有りませんでした。しかしお2人の噂話は芸能界では有名でしたから、佐久間さんとの交際以前から知ってはいました。
 
 永い年月に及ぶ苦しい恋愛のため女性として磨かれ、大人の女性らしさを漂わせていた良子さんに魅力を感じて恋愛関係になったので、過去のラヴ・アフェアーが2人の間で問題になった事はありませんでした。具体的ななれそめなどについては今度の記事を読んでヘェー! と思った位です」
 
 さらに14年間の結婚生活についてはこう回答した。
 
「子供が生まれた後、離婚までの10年間は私が演劇の仕事に夢中になり自己中心的で家族への心づかいが不足して、佐久間さんと子供達を幸せに出来なかったと申し訳なく思っています。
 
 そうした時期、女優業を立派に果たしながら2人の子供をきちんと育てて下さった佐久間良子さんに深く感謝しています」

※週刊ポスト2012年3月9日号

関連記事

トピックス

真美子さんの帰国予定は(時事通信フォト)
《年末か来春か…大谷翔平の帰国タイミング予測》真美子さんを日本で待つ「大切な存在」、WBCで久々の帰省の可能性も 
NEWSポストセブン
シェントーン寺院を訪問された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月21日、撮影/横田紋子)
《ラオスご訪問で“お似合い”と絶賛の声》「すてきで何回もみちゃう」愛子さま、メンズライクなパンツスーツから一転 “定番色”ピンクの民族衣装をお召しに
NEWSポストセブン
”クマ研究の権威”である坪田敏男教授がインタビューに答えた
ことし“冬眠しないクマ”は増えるのか? 熊研究の権威・坪田敏男教授が語る“リアルなクマ分析”「エサが足りずイライラ状態になっている」
NEWSポストセブン
“ポケットイン”で話題になった劉勁松アジア局長(時事通信フォト)
“両手ポケットイン”中国外交官が「ニコニコ笑顔」で「握手のため自ら手を差し伸べた」“意外な相手”とは【日中局長会議の動画がアジアで波紋】
NEWSポストセブン
11月10日、金屏風の前で婚約会見を行った歌舞伎俳優の中村橋之助と元乃木坂46で女優の能條愛未
《中村橋之助&能條愛未が歌舞伎界で12年9か月ぶりの金屏風会見》三田寛子、藤原紀香、前田愛…一家を支える完璧で最強な“梨園の妻”たち
女性セブン
土曜プレミアムで放送される映画『テルマエ・ロマエ』
《一連の騒動の影響は?》フジテレビ特番枠『土曜プレミアム』に異変 かつての映画枠『ゴールデン洋画劇場』に回帰か、それとも苦渋の選択か 
NEWSポストセブン
インドネシア人のレインハルト・シナガ受刑者(グレーター・マンチェスター警察HPより)
「2年間で136人の被害者」「犯行中の映像が3TB押収」イギリス史上最悪の“レイプ犯”、 地獄の刑務所生活で暴力に遭い「本国送還」求める【殺人以外で異例の“終身刑”】
NEWSポストセブン
“マエケン”こと前田健太投手(Instagramより)
“関東球団は諦めた”去就が注目される前田健太投手が“心変わり”か…元女子アナ妻との「家族愛」と「活躍の機会」の狭間で
NEWSポストセブン
ラオスを公式訪問されている天皇皇后両陛下の長女・愛子さまラオス訪問(2025年11月18日、撮影/横田紋子)
《何もかもが美しく素晴らしい》愛子さま、ラオスでの晩餐会で魅せた着物姿に上がる絶賛の声 「菊」「橘」など縁起の良い柄で示された“親善”のお気持ち
NEWSポストセブン
大谷翔平(時事通信フォト)
オフ突入の大谷翔平、怒涛の分刻みCM撮影ラッシュ 持ち時間は1社4時間から2時間に短縮でもスポンサーを感激させる強いこだわり 年末年始は“極秘帰国計画”か 
女性セブン
65歳ストーカー女性からの被害状況を明かした中村敬斗(時事通信フォト)
《恐怖の粘着メッセージ》中村敬斗選手(25)へのつきまといで65歳の女が逮捕 容疑者がインスタ投稿していた「愛の言葉」 SNS時代の深刻なストーカー被害
NEWSポストセブン
俳優の水上恒司が年上女性と真剣交際していることがわかった
「はい!お付き合いしています」水上恒司(26)が“秒速回答、背景にあった恋愛哲学「ごまかすのは相手に失礼」
NEWSポストセブン