芸能

「この魅力わかるの私だけ」と勘違いさせるモテ男・大森南朋

 ホワイトデーの3月14日、大森南朋(40才)が新人女優の小野ゆり子(22才)と電撃入籍した。18才という年の差も話題になったが、大森といえば、寺島しのぶ(39才)、PUFFYの吉村由美(37才)、浅見れいな(28才)、蒼井優(26才)…など、数々の女性たちとの交際が報じられてきた恋多き男。実力派俳優として独特の存在感を放つ超モテ男だ。

 恋愛作家で『59番目のプロポーズ キャリアとオタクの恋』(美術出版社)などの著書があるアルテイシアさんは、大森には“雑食系の魅力”があると指摘する。

「彼は肉食系と草食系の両面をもっているんです。ガツガツしてはいないけど、いざというときには強引に口説くこともできる。女性って、そういう自信と余裕のある男が好きなんです。雑食は動物でいうと木の実も食べるけど虫も食べる“たぬき”。ライオンは怖いし、ヤギじゃ物足りないという女性もたぬきなら安心でしょ。そのうえ、ふだん飄々としている彼が、いざベッドの上ではどう変わるのか、肉食に豹変する姿も見てみたい。そういう好奇心を刺激する存在でもあると思う」

 巷の女性たちに「あなたにとっての“雑食系モテ男”」を尋ねてみると、大森をはじめ、ほかにも佐藤浩市(51才)、山崎まさよし(40才)、リリー・フランキー(48才)、古田新太(46才)など、ユニークな面々が並んだ。彼女たちは口を揃えて、「すごく格好いいわけじゃないけど、他の人にはない雰囲気があって惹かれる」と彼らのことを評していた。そこに共通するのは、「女性を勘違いさせる要素の大きさ」だと見るのは、コラムニストの石原壮一郎さんだ。

「人が人を好きになるには、勘違いが必要だと思うんです。きっとこの人は、こういう人のはずだという。その勘違いの要素が、大森さんのような男性には漂っているのだと思う。次に会ったときは違う顔を見せてくれるんじゃないかとか、ぼそぼそ話してるけど、実はいいこというんじゃないかとか思わせてしまう。

 でもそれは、チャラチャラしたイケメンが持っているわかりやすい魅力ではない。だから女性の側は、“この人の魅力をわかっているのは自分だけだ”と勘違いする。自分のことを“みんなとは違う”と思っているようなひとくせある女性ほど、大森さんのような男性に惹かれるのでしょう。“なんであんな人がいいの?”と女友達からいわれても、あなたにはわからないけど私にはわかるという満足感を覚えさせてくれるような。つまりそういう“勝手な勘違い”の余地がたくさんあるわけです」

※女性セブン2012年4月12号

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