芸能

夏目三久ブレイクの理由は「事務所が安売りしなかったため」

 3月31日にスタートした朝のニュース情報番組『あさチャン!』(TBS系)のキャスターを務める夏目三久。これまでの経歴を振り返ってみると、2007年、日本テレビに入社すると、瞬く間に人気が上昇し、2008年12月には、アナウンサーユニット『go!go!ガールズ』で歌手デビューまで果たした。

 だが、2009年のプライベート写真の流出がきっかけで出番は減り、2011年1月に日本テレビを退社。あのとき、後の夏目の復活を予想できた人は少なかっただろう。彼女がここまで躍進してきた理由は何か。テレビ局関係者はこう話す。

「事務所が、夏目を決して安売りしなかったことが大きいでしょう。その証拠に、レギュラー番組以外の出演はほぼありません。先日、珍しく『新チューボーですよ!』(TBS系)にゲスト出演しましたが、これは『あさチャン!』の宣伝のため。ゲスト出演するにしても、夏目一人の単独ゲストの番組を選んでいるから、徹底していますよね。

 実際、これまで、さまざまな番組からゲスト出演のオファーがあったようですが、事務所が断り続けているようです。年末年始ですら1本も出ていない。

 これは、かなり強気なやり方です。事務所が夏目の潜在能力を見出していた証拠でしょう。フリー転向時、夏目を取り巻く環境は芳しくなかった。当時の状況なら、プライベートのネタを使って、バラエティに出まくる戦略も考えられたと思います。それでも、安売りすることなく、品のあるアナウンサーとして大ブレイクさせた」

 夏目が所属するのは、タモリや堺雅人などを抱える大手事務所の田辺エージェンシー。その戦略は、見事に当たったようだ。

「現在、朝のニュース帯は『めざましテレビ』(フジテレビ系)が2ケタの視聴率で断トツでトップ。対して、TBSはこれまで4~5%台でした。これを7~8%台に持って行き、民放2位になれれば、御の字という考えでしょう。フジの女子アナ2枚看板である加藤綾子と生野陽子の『めざまし』を倒し、1位になれたら、快挙中の快挙です」(前出・テレビ局関係者)

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