国内

佳子さま 学習院大学中退の一因は初等科科長の方針も影響か

 元々学習院は「皇室御用達」の学校であったが、秋篠宮家では、眞子さまが国際基督教大学(ICU)に進学され、悠仁さまが御茶ノ水女子大附属小学校に進学された。そして、この度宮内庁は佳子さまの学習院大学中退と来年のICU受験を発表した。

 校風が変わり、愛子さまに対する指導は甘く、雅子さまにも気を使い過ぎるようになっていたとの声も出ていた学習院。特に秋篠宮ご夫妻は当時の初等科の三浦芳雄科長(校長)の方針に疑問をお感じになられていたという。

 愛子さまが入学された2009年4月に科長に就任した三浦科長。このとき、皇太子さまと雅子さまは「皇族として特別扱いすることなく、他の児童と分け隔てなく教育してほしい」というのが強い要望だった。しかし、三浦科長は真逆の行動を見せる。

「三浦科長は愛子さまが入学された直後の父母会で“みなさん、ご存じのように今春から愛子さまが、本学にご入学なさっています。父母のみなさんにお願いしたいのは、学校内で写真を撮ったりなさらないように”といった旨の大演説をしました。これには多くの保護者から不満の声があがりました」(前出・学習院関係者)

 また児童たちにも愛子さまのクラスに近づくなといった指導も行ったという。いじめ問題が起こると、その“特別扱い”は度を増していく。

「雅子さまの同伴登校が始まると、三浦科長は教頭をともなって、おふたりが登校される30分ほど前から正門のところで待機して、おふたりをお出迎えしていました。これには保護者から“目に余る特別扱いだ”などと大ブーイングが起こりました」(前出・学習院関係者)

 結局、そんな特別扱いが影響したのか、雅子さまの同伴登校は1年9か月にも及んだ。

「初等科内の混乱が長期化したことで秋篠宮ご夫妻は三浦科長の指導力に疑問を持たれたみたいですよ。そして悠仁さまを任せることはできないと学習院初等科ではなく、お茶の水に決められたそうです」(前出・秋篠宮家関係者)

 秋篠宮家と学習院…かくも深き確執を生むこととなった教育現場の“暴走”。その三浦科長は今年3月、愛子さまの初等科ご卒業を見届けると、その職を離れている。そして、新天地となったのが、秋篠宮ご夫妻、そして佳子さまにとっては寝耳に水の場所だった。

「三浦科長は今年4月から佳子さまが通われていた教育学科の教授に就任したんです。算数や学級経営論などの授業を担当する教授になったので、佳子さまを指導する立場になりました。

 昨年、三浦科長は、皇族の学習院離れに歯止めをかけるために、これまでOB・OGでも受け入れてこなかった教育実習に教育学科で学ばれていた佳子さまを招くといった“特別扱い”プランを考えていると報じられたこともあった。

 しかし、秋篠宮ご夫妻としては、学習院のやり方に不信感がおありなわけですから、困惑しきりだったと思います。この仰天人事も、佳子さま中退の一因になっているのではないでしょうか」(前出・秋篠宮家関係者)

※女性セブン2014年9月18号

関連記事

トピックス

6月6日から公開されている映画『国宝』(インスタグラムより)
【吉沢亮の演技が絶賛】歌舞伎映画『国宝』はなぜ東宝の配給なのか 松竹は「回答する立場にはございません」としつつ、「盛況となりますよう期待しております」と異例の回答
NEWSポストセブン
さいたま市大宮区のマンション内で人骨が見つかった
《さいたま市頭蓋骨殺人》「マンションに警官や鑑識が出入りして…」頭蓋骨7年間保管の齋藤純容疑者の自宅で起きた“ある異変”「遺体を捨てたゴミ捨て場はすごく目立つ場所」
NEWSポストセブン
大谷翔平の投手復帰が待ち望まれている状況だが…
大谷翔平「二刀流復活でもドジャースV逸」の悲劇を防ぐカギは“7月末トレード” 最悪のシナリオは「中途半端な形で二刀流本格復活」
週刊ポスト
フランスが誇る国民的俳優だったジェラール・ドパルデュー被告(EPA=時事)
「おい、俺の大きな日傘に触ってみろ」仏・国民的俳優ジェラール・ドパルデュー被告の“卑猥な言葉、痴漢、強姦…”を女性20人以上が告発《裁判で禁錮1年6か月の判決》
NEWSポストセブン
ホームランを放った後に、“デコルテポーズ”をキメる大谷(写真/AFLO)
《ベンチでおもむろにパシャパシャ》大谷翔平が試合中に使う美容液は1本1万7000円 パフォーマンス向上のために始めた肌ケア…今ではきめ細かい美肌が代名詞に
女性セブン
ブラジルへの公式訪問を終えた佳子さま(時事通信フォト)
《ブラジルでは“暗黙の了解”が通じず…》佳子さまの“ブルーの個性派バッグ3690レアル”をご使用、現地ブランドがSNSで嬉々として連続発信
NEWSポストセブン
告発文に掲載されていたBさんの写真。はだけた胸元には社員証がはっきりと写っていた
「深夜に観光名所で露出…」地方メディアを揺るがす「幹部のわいせつ告発文」騒動、当事者はすでに退職 直撃に明かした“事情”
NEWSポストセブン
異物混入が発覚した来来亭(HP/Xより)
「生肉からの混入はあり得ないとの回答を得た」“ウジ虫混入ラーメン”騒動、来来亭が調査結果を公表…虫の特定には至らず
NEWSポストセブン
左:激太り後の水原被告、右:2月6日、懲役刑を言い渡された時の水原被告(左:AFLO、右:時事通信)
《3度目の正直「ついに収監」》水原一平被告と最愛の妻はすでに別居状態か〈私の夢は彼と小さな結婚式を挙げること〉 ペットとの面会に米連邦刑務局は「ノー!ノー!ノー!」
NEWSポストセブン
“超ミニ丈”のテニスウェア姿を披露した園田選手(本人インスタグラムより)
《けしからん恵体で注目》プロテニス選手・園田彩乃「ほしい物リスト」に並ぶ生々しい高単価商品の数々…初のファンミ価格は強気のお値段
NEWSポストセブン
浅草・浅草寺で撮影された台湾人観光客の写真が物議を醸している(Xより)
「私に群がる日本のファンたち…」浅草・台湾人観光客の“#羞恥任務”が物議、ITジャーナリスト解説「炎上も計算の内かもしれません」
NEWSポストセブン
ブラジルを公式訪問されている秋篠宮家の次女・佳子さま(時事通信フォト)
《スヤスヤ寝顔動画で話題の佳子さま》「メイクは引き算くらいがちょうどよいのでは…」ブラジル訪問の“まるでファッションショー”な日替わり衣装、専門家がワンポイントアドバイス【軍地彩弓のファッションNEWS】
NEWSポストセブン