スポーツ

ダルと交際宣言した山本聖子 華麗なる「格闘一家」の現状は

2001年世界選手権で優勝した山本聖子(右)

 テキサス・レンジャーズのダルビッシュ有が、自身のツイッターで元レスリング選手の山本聖子と交際宣言し、日本中を驚かせている。山本聖子といえば、父はミュンヘン五輪出場の郁栄氏、かつて美少女レスラーとしてアイドル的な人気があった美憂を姉に、格闘家である山本KID徳郁を兄にもつ格闘一族の末っ子だ。山本家の面々は、最近はどんな活躍をしているのか。

 ダルビッシュの交際宣言の相手である山本聖子は、2004年の女子レスリングアテネ五輪代表を吉田沙保里と争った選手だった。高校3年生で初めて世界女王になって以来、4度の世界一を経験している。結婚と出産ののち、ロンドン五輪を目指して現役復帰したものの五輪出場を果たせずにいたが、いまも明確な引退宣言をしないままだ。昨年から米国代表の専任コーチになったため、事実上の現役引退とみられている。

 昨年夏から長男を連れ、米国のナショナルトレーニングセンターがあるコロラド州で暮らしている。別居婚になっていたハンドボール選手の永島英明とは、9月に離婚を発表した。

「日本と米国で離ればなれになるから心配していたんですけど、帰国時には親子で夫の所属チームの応援に行ったり上手に続いているなと思っていたんですけどね。激しい恋愛をするイメージが強いお姉ちゃんとお兄ちゃんと違って、堅実な末っ子という印象だったんですけど。やっぱり、一緒に暮らさないと難しかったのかなあ」(スポーツ団体関係者)

 最近は、ハンガリーへ留学中の長男(18歳)とともにテレビ出演することが増えた姉の美憂は、かつてはアイドル的な人気選手だった。17歳で女子レスリングの世界女王になるとカメラのCMに起用され、美少女ぶりから写真集が発売されたほどだ。21歳で浦和レッズ(当時)の池田伸康と結婚し引退するが、結婚生活は4年でピリオドが打たれた。離婚とほぼ同じタイミングで現役復帰するも、翌年に再び引退している。

 二度目の引退直後は、格闘家のエンセン井上と再婚した。総合格闘技ブームを迎えていたこともあり、新進の格闘家と「アイドルレスラー」山本美憂の結婚は大きな注目を浴びた。二人の結婚は、弟の徳郁が総合格闘家へ転身する際に大きな影響を与えている。2004年アテネ五輪に女子レスリングが正式種目として採用されたのにあわせて再び現役復帰し、五輪を目指すも果たせずに終わった。そして二度目の離婚を経験する。

 その後、2006年トリノ五輪会場を訪れる姿を目撃された美憂は、同じ年の夏にアルペンスキー選手の佐々木明と再々婚した。もうすぐ8歳になる二男、その2歳下の長女は佐々木との間にもうけた子どもだ。ところが、2012年のロンドン五輪を目指して三回目の現役復帰と同時期に佐々木との離婚を明らかにした。このとき、二男と長女とともに拠点をカナダへ移している。

 カナダではスポーツインストラクターをしながら地元の大学レスリング部のコーチをし、地域のレスリング大会に出場している。引退宣言はしていない。

関連記事

トピックス

還暦を過ぎて息子が誕生した船越英一郎
《ベビーカーで3ショットのパパ姿》船越英一郎の再婚相手・23歳年下の松下萌子が1歳の子ども授かるも「指輪も見せず結婚に沈黙貫いた事情」
NEWSポストセブン
ここ数日、X(旧Twitter)で下着ディズニー」という言葉波紋を呼んでいる
《白シャツも脱いで胸元あらわに》グラビア活動女性の「下着ディズニー」投稿が物議…オリエンタルランドが回答「個別の事象についてお答えしておりません」「公序良俗に反するような服装の場合は入園をお断り」
NEWSポストセブン
志穂美悦子さん
《事実上の別居状態》長渕剛が40歳年下美女と接近も「離婚しない」妻・志穂美悦子の“揺るぎない覚悟と肉体”「パンパンな上腕二頭筋に鋼のような腹筋」「強靭な肉体に健全な精神」 
NEWSポストセブン
「ビッグダディ」こと林下清志さん(60)
《還暦で正社員として転職》ビッグダディがビル清掃バイトを8月末で退職、林下家5人目のコンビニ店員に転身「9月から次男と期間限定同居」のさすらい人生
NEWSポストセブン
大阪・関西万博を訪問された佳子さま(2025年8月、大阪府・大阪市。撮影/JMPA)
《日帰り弾丸旅行を満喫》佳子さま、大阪・関西万博を初訪問 輪島塗の地球儀をご覧になった際には被災した職人に気遣われる場面も 
女性セブン
鷲谷は田中のメジャーでの活躍を目の当たりにして、自身もメジャー挑戦を決意した
【日米通算200勝に王手】巨人・田中将大より“一足先にメジャー挑戦”した駒大苫小牧の同級生が贈るエール「やっぱり将大はすごいです。孤高の存在です」
NEWSポストセブン
侵入したクマ
《都内を襲うクマ被害》「筋肉が凄い、犬と全然違う」駐車場で目撃した“疾走する熊の恐怖”、行政は「檻を2基設置、駆除などを視野に対応」
NEWSポストセブン
山田和利・裕貴父子
山田裕貴の父、元中日・山田和利さんが死去 元同僚が明かす「息子のことを周囲に自慢して回らなかった理由」 口数が少なく「真面目で群れない人だった」の人物評
NEWSポストセブン
8月27日早朝、谷本将志容疑者の居室で家宅捜索が行われた(右:共同通信)
《4畳半の居室に“2柱の位牌”》「300万円の自己破産を手伝った」谷本将司容疑者の勤務先社長が明かしていた“不可解な素顔”「飲みに行っても1次会で帰るタイプ」
NEWSポストセブン
国内未承認の危険ドラッグ「エトミデート」が沖縄で蔓延している(時事通信フォト/TikTokより)
《沖縄で広がる“ゾンビタバコ”》「うつろな目、手足は痙攣し、奇声を上げ…」指定薬物「エトミデート」が若者に蔓延する深刻な実態「バイ(売買)の話が不良連中に回っていた」
NEWSポストセブン
大阪・関西万博を視察された秋篠宮家の次女・佳子さま(時事通信フォト)
【美しい!と称賛】佳子さま “3着目のドットワンピ”に絶賛の声 モード誌スタイリストが解説「セブンティーズな着こなしで、万博と皇室の“歴史”を表現されたのでは」
NEWSポストセブン
騒動から2ヶ月が経ったが…(時事通信フォト)
《正直、ショックだよ》国分太一のコンプラ違反でTOKIO解散に長瀬智也が漏らしていたリアルな“本音”
NEWSポストセブン