芸能

真木よう子 7年目の離婚の背景に「専業主夫とのスレ違い」

自炊はしないと公言していた離婚の真木よう子

 女優・真木よう子(32才)が、元俳優の片山怜雄氏(33才)との離婚を発表した。

 ふたりは2005年に出会った。真木が出演したドラマ『東京フレンズ』の共演者と食事会を開くことになり、瑛太(32才)が親友の片山氏を連れてきたことがきっかけだった。3年の交際を経て、2008年11月に結婚を発表。その時、真木のお腹の中には長女(6才)がいた。

 当時、真木は『ベロニカは死ぬことにした』や『ゆれる』などの名作映画で濡れ場に挑戦し、ドラマ『SP』(フジテレビ系)では激しいアクションに挑むなど、着実に演技派女優の道を進んでいた。

 一方の片山氏も『WATER BOYS』(フジテレビ系2003年)など話題のドラマに出演していたが、真木と出会った頃には小説家を目指し、芸能活動を控えていた。

「結婚を機にきっぱりと引退してリリー・フランキーさん(51才)に弟子入りしました。彼は真木ちゃんの仕事を支え生まれて来る子の子育てをしながら、夢を追いかけることを選んだんです」(芸能関係者)

 当時の真木は「自炊はしません」と公言していたが、バーで働いた経験もある片山氏は料理もお手の物だった。

 2009年5月に出産すると、直後にはNHK大河ドラマ『龍馬伝』の長期収録で現場復帰。同時に映画『SP』に出演するなど、結婚以前と変わらぬ生活に戻った真木を支えたのは夫の片山氏だった。

「おむつ替えから食事まで片山さんが主夫としてこなしていました。その分、真木さんは仕事に没頭できたと思います。完全な役割分担で、真木さんもこの新しい形がすごく合っていたみたいでした」(真木の知人)

 今から3年ほど前、本誌は当時3才の長女と一緒に近所のスーパーを訪れる片山氏の姿を目撃したことがあった。店内にならぶ野菜を手に取り選びながら「今日は何にしようかな?」と呟くと、娘は「パパ、お料理上手だもんね」とはしゃぎながら腕にぶら下がっていた。

 そんな夫の支えのなかで、真木は2014年には映画『さよなら渓谷』で日本アカデミー賞最優秀主演女優賞、『そして父になる』で最優秀助演女優賞をダブルで受賞する快挙をとげた。

 しかし、いつしか夫婦の間に小さなほころびが生じていた。

「1年ほど前、真木さんがふともらしたんです。家でちょっと仕事の話をすると、旦那さんから“おれは家政婦みたいだな”“いいよな、演じることができて…”って言われたり、仕事帰りにご飯に行って深夜の帰宅になると、浮気を疑われて不機嫌だったりするみたいで…。確かに不倫疑惑が報じられたこともあったけれど、違うという証明って難しい。育児や家事の大変さを考えると彼の気持ちも理解できるけど、一緒に家にいるのが息苦しくなっていたみたいです。娘の父と母であっても、男と女には戻れないと言っていましたね…」(前出・真木の知人)

 2人目の子供が欲しい真木が、「なんで男は子供を産めないの…」ともらしていたこともあったという。

※女性セブン2015年10月15日号

関連記事

トピックス

中居、国分の騒動によりテレビ業界も変わりつつある
《独自》「ハラスメント行為を見たことがありますか」大物タレントAの行為をキー局が水面下でアンケート調査…収録現場で「それは違うだろ」と怒声 若手スタッフは「行きたくない」【国分太一騒動の余波】
NEWSポストセブン
サークル活動に精を出す悠仁さま(2025年4月、茨城県つくば市。撮影/JMPA)
皇室に関する悪質なショート動画が拡散 悠仁さまについての陰謀論、佳子さまのAI生成動画…相次ぐデマ投稿 宮内庁は新たな広報室長を起用し、毅然とした対応へ
女性セブン
定年後はどうする?(写真は番組ホームページより)
「マスメディアの“本音”が集約されているよね」フィフィ氏、玉川徹氏の「SNSのショート動画を見て投票している」発言に“違和感”【参院選を終えて】
NEWSポストセブン
スカウトは学校教員の“業務”に(時事通信フォト)
《“勧誘”は“業務”》高校野球の最新潮流「スカウト担当教員」という仕事 授業を受け持ちつつ“逸材”を求めて全国を奔走
週刊ポスト
「新証言」から浮かび上がったのは、山下容疑者の”壮絶な殺意”だった
【壮絶な目撃証言】「ナイフでトドメを…」「血だらけの女の子の隣でタバコを吸った」山下市郎容疑者が見せた”執拗な殺意“《浜松市・ガールズバー店員刺殺》
NEWSポストセブン
連続強盗の指示役とみられる今村磨人(左)、藤田聖也(右)両容疑者。移送前、フィリピン・マニラ首都圏のビクタン収容所[フィリピン法務省提供](AFP=時事)
【体にホチキスを刺し、金のありかを吐かせる…】ルフィ事件・小島智信被告の裁判で明かされた「カネを持ち逃げした構成員」への恐怖の拷問
NEWSポストセブン
「情報商材ビジネス」のNGフレーズとは…(elutas/イメージマート)
《「歌舞伎町弁護士」は“訴えれば勝てる可能性が高い”と思った》 「情報商材ビジネス」のNGフレーズは「絶対成功する」「3日で誰でもできる」
NEWSポストセブン
入団テストを経て巨人と支配下選手契約を結んだ乙坂智
元DeNA・乙坂智“マルチお持ち帰り”報道から4年…巨人入りまでの厳しい“武者修行”、「収入は命に直結する」と目の前の1試合を命がけで戦ったベネズエラ時代
週刊ポスト
組織改革を進める六代目山口組で最高幹部が急逝した(司忍組長。時事通信フォト)
【六代目山口組最高幹部が急逝】司忍組長がサングラスを外し厳しい表情で…暴排条例下で開かれた「厳戒態勢葬儀の全容」
NEWSポストセブン
ゆっくりとベビーカーを押す小室さん(2025年5月)
小室眞子さん“暴露や私生活の切り売りをビジネスにしない”質素な生活に米メディアが注目 親の威光に頼らず自分の道を進む姿が称賛される
女性セブン
手を繋いでレッドカーペットを歩いた大谷と真美子さん(時事通信)
《「ダサい」と言われた過去も》大谷翔平がレッドカーペットでイジられた“ファッションセンスの向上”「真美子さんが君をアップグレードしてくれたんだね」
NEWSポストセブン
パリの歴史ある森で衝撃的な光景に遭遇した__
《パリ「ブローニュの森」の非合法売買春の実態》「この森には危険がたくさんある」南米出身のエレナ(仮名)が明かす安すぎる値段「オーラルは20ユーロ(約3400円)」
NEWSポストセブン