ゲストの1人、高橋真麻(34才)もそう言って呆然としていたが、壁細胞がはがれた後にはさらに恐ろしい事態が待っている。
「毛細血管の血流が完全になくなります“ゴースト化”と呼んでいる現象です。血流がなくなれば周辺の線維芽細胞も死んでいくため、肌はより劣化していきます」(前出・高倉教授)
血管のゴースト化の要因は加齢だけではなく、不規則な生活や食事など、生活習慣病によっても引き起こされる。夜更かしや暴飲暴食は、やっぱり肌の天敵である。
「アタシなんか、一体何本の血管が消えてんのかしら」。IKKOはそう言って不安を吐露していた。
ちなみに、ハイヒールやスキニーパンツなど体の特定部位を締めつけるものや、背中を丸めて座るといった悪い姿勢で長時間過ごすことも、血管のゴースト化を招きやすい。血栓ができやすくなり、脳卒中や心筋梗塞のリスクを増大させるという。
※女性セブン2015年12月24日号