芸能

しくじり先生 オファーして出演まで至る率は10人に1人以下

『しくじりアワード2015』では歴代のしくじり先生が集結

 オリエンタルラジオ、堀江貴文氏、杉村太蔵氏、辺見マリなど、様々な分野の“しくじり先生”が登場して、オリジナルの教科書を用いて授業するバラエティー『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系・毎週月曜20時~20時54分放送)が好評だ。放送からわずか半年で、深夜帯からゴールデンに進出し、ますます勢いを増している同番組の金井大介プロデューサー、北野貴章ディレクターに制作の舞台裏を聞いた。

――番組制作の経緯を教えてください。

北野:ぼくは2年前、ADをしていた頃、しくじりまくって、いろんな人に怒られていたんです。しくじった話を人にすると、ウケたりするじゃないですか。それを番組にしたら面白いんじゃないかなと、企画を出したのが一番初めでした。

 深夜にトライアルで放送することになったんですけど、しくじり先生という番組自体知られていない時代だったので、キャスティング段階ですぐ断られるんですよ。“なんだその番組は”って。だから「しくじり先生」という言葉を隠してオファーしていました。

――深夜からゴールデンに昇格して、変わった部分、逆に変えていないこだわりの部分はありますか?

北野:今年2月くらいにゴールデンにいくかもという話があって、ずっと抵抗していました。万人ウケを狙いすぎて、中だるみするような番組になるのは嫌だったんです。そこで考えたのは、それまではお笑い番組として作っていたんですけど、エンタメ番組にしようと。そうすれば笑いだけじゃなくて、先生によって感動や驚きがあってもいいし、幅が広がるのかなって。

 とはいえ尖った先生が出演しなくなると、番組のよさもなくなると思ったので、ゴールデン初回は堀江貴文さんや前園真聖さんなどに出ていただいて、攻めたつもりです。

 ゴールデンになってから感動系が増えているんですけど、それは番組がお笑い番組からエンタメに変わったからで、メジャーな人も出るけど、メジャーじゃない先生も出る。11月2日放送の、内村周子さん(体操・内村航平選手の母)とG.G.佐藤さん(元プロ野球選手)は“素人”ですから。チャレンジでした。

――先生の出演者はどのように決めていくんですか?

関連記事

トピックス

運転席に座る広末涼子容疑者
《追突事故から4ヶ月》広末涼子(45)撮影中だった「復帰主演映画」の共演者が困惑「降板か代役か、今も結論が出ていない…」
NEWSポストセブン
殺害された二コーリさん(Facebookより)
《湖の底から15歳少女の遺体発見》両腕両脚が切断、背中には麻薬・武装組織の頭文字“PCC”が刻まれ…身柄を確保された“意外な犯人”【ブラジル・サンパウロ州】
NEWSポストセブン
山本由伸の自宅で強盗未遂事件があったと報じられた(左は共同、右はbackgrid/アフロ)
「31億円豪邸の窓ガラスが破壊され…」山本由伸の自宅で強盗未遂事件、昨年11月には付近で「彼女とツーショット報道」も
NEWSポストセブン
佳子さまも被害にあった「ディープフェイク」問題(時事通信フォト)
《佳子さまも標的にされる“ディープフェイク動画”》各国では対策が強化されるなか、日本国内では直接取り締まる法律がない現状 宮内庁に問う「どう対応するのか」
週刊ポスト
『あんぱん』の「朝田三姉妹」を起用するCMが激増
今田美桜、河合優実、原菜乃華『あんぱん』朝田三姉妹が席巻中 CM界の優等生として活躍する朝ドラヒロインたち
女性セブン
東日本大震災発生時、ブルーインパルスは松島基地を離れていた(時事通信フォト)
《津波警報で避難は?》3.11で難を逃れた「ブルーインパルス」現在の居場所は…本日の飛行訓練はキャンセル
NEWSポストセブン
別府港が津波に見舞われる中、尾畠さんは待機中だ
「要請あれば、すぐ行く」別府湾で清掃活動を続ける“スーパーボランティア”尾畠春夫さん(85)に直撃 《日本列島に津波警報が発令》
NEWSポストセブン
宮城県気仙沼市では注意報が警報に変わり、津波予想も1メートルから3メートルに
「街中にサイレンが鳴り響き…」宮城・気仙沼市に旅行中の男性が語る“緊迫の朝” 「一時はネットもつながらず焦った」《日本全国で津波警報》
NEWSポストセブン
モンゴルを公式訪問された天皇皇后両陛下(2025年7月16日、撮影/横田紋子)
《モンゴルご訪問で魅了》皇后雅子さま、「民族衣装風のジャケット」や「”桜色”のセットアップ」など装いに見る“細やかなお気遣い”
夜の街での男女トラブルは社会問題でもある(写真はイメージ/Getty)
「整形費用返済のために…」現役アイドルがメンズエステ店で働くことになったきっかけ、“ストーカー化した”客から逃れるために契約した「格安スマホ」
NEWSポストセブン
大谷家の別荘が問題に直面している(写真/AFLO)
大谷翔平も購入したハワイ豪華リゾートビジネスが問題に直面 14区画中8区画が売れ残り、建設予定地はまるで荒野のような状態 トランプ大統領の影響も
女性セブン
休場が続く横綱・豊昇龍
「3場所で金星8個配給…」それでも横綱・豊昇龍に相撲協会が引退勧告できない複雑な事情 やくみつる氏は「“大豊時代”は、ちょっとイメージしづらい」
週刊ポスト