その娘たちも高校2年生(17才)と小学6年生(11才)。闘病妻を支える大きな存在になった。
「ドラマや舞台の飲み会があっても以前は参加することなく直帰していましたけど、ここ1~2年はほとんど顔を出すようになったようです。今も奥さんは外出などは厳しい状況だそうですが、お子さんたちが手伝ってくれるからでしょうね。鷲尾さんの闘病があって、学校行事に仲村さんがよく顔を出していたから、今も幼稚園時代からのパパ友ママ友と交流が続いているそうです」(前出・知人)
家族の闘病生活がはじまった頃、仲村は雑誌のインタビューで、「守り抜きたいもの」についてこう答えていた。
《もちろん家族です。俺の代わりの役者はいくらでもいる。そんな感覚は今より若いころのほうが強かったと思いますが、妻や子供は間違いなく、自分でなければダメな人たちで、自分をどうしようもなく必要としてくれていると思う。堅苦しく言えば、そう思うのは責任感からかもしれないけど、守らなければと思うのは確か》
娘たちの成長がうれしく、でもどこか寂しく感じている夫の姿に、妻は感謝を重ねてやまない。
※女性セブン2016年2月18日号