芸能

めざまし君にジーンちゃん 番組マスコット大忙し

『めざましテレビ』公式HPより

 放送作家でコラムニストの山田美保子氏が独自の視点で最新芸能ニュースを深掘りする連載「芸能耳年増」。今回は、意外とバカにできない存在の、番組マスコットキャラクターに注目。

 * * *
 カトパンこと加藤綾子アナが卒業した『めざましテレビ』(フジテレビ系)視聴者に、「カトパンロスがあるようだ」とは、某地方局で裏番組を担当しているディレクターの談だ。曰く、「『めざましテレビ』の数字がやや落ちてきて堅調な『ZIP』とNHKとウチを含め、四つ巴の闘いになる日もある」とのこと。

 登校前、出社前の若者向け朝ワイドが増えるなか、みのもんた時代からの流れを汲む『あさチャン』は、F3(50才以上の女性)に強く、世帯視聴率が安定しつつある。しかも関東より系列局での数字が高いことから、地方局における6時台、7時台の闘いは一層激化しているのである。

 その『めざましテレビ』には史上最年少の新お天気キャスターが新加入した。「かやちゃん」こと阿部華也子、早稲田大学在学中の19才だ。

 所属は、あの「セント・フォース」の女子大生タレントセクションだった「セント・フォース スプラウト」から独立した「スプラウト」。スプラウト=“新芽”というだけあって、初々しさと爽やかさがウリだ。

 アナウンスはまだ拙いし、目線が定まらず、短い天気コーナーの間でさえキョロキョロしてしまうこともしばしば。「めざましじゃんけん」のタイミングが合わず、コメントをこぼしてしまったり、変な間があいてしまうこともあるが、お天気キャスターファンの間では「かわいい」と上々の評判である。

 その天気コーナーの「関東のお天気」には、CGで「めざまし君」が登場する。かやちゃんから「今日のポイント」などを質問され、彼が答えるので、時間さえ読めるようになれば、かやちゃんの負担はだいぶ軽減される。

 同番組キャラクターとして最古参であり、バリエーションや関連グッズも多い、番組キャラクターの優等生がこのめざまし君。スタジオで女子アナたちが、めざまし君のぬいぐるみを膝に載せてコーナーを見守る光景も根付いている。

 当初は、時間読みだけだっためざまし君をお天気コーナーのみならず、ロケのレギュラーとして出演させ始めたのは『めざましどようび』だ。メインキャスターの佐野瑞樹アナが、いわゆる、ぶらぶら歩きをする「さのさんぽ」のコーナーがそれだ。

関連記事

トピックス

妻とは2015年に結婚した国分太一
「“俺はイジる側” “キツいイジリは愛情の裏返し”という意識を感じた」テレビ局関係者が証言する国分太一の「感覚」
NEWSポストセブン
二刀流復活・大谷翔平の「理想のフォーム」は?(時事通信フォト)
二刀流復活・大谷翔平の「理想のフォーム」は?「エンゼルス時代のようなセットポジションからのショートアームが技術的にはベター」とメジャー中継解説者・前田幸長氏
NEWSポストセブン
24時間テレビの募金を不正に着服した日本海テレビ社員の公判が行われた
「募金額をコントロールしたかった」24時間テレビ・チャリティー募金着服男の“身勝手すぎる言い分”「上司に怒られるのも嫌で…」【第2回公判】
NEWSポストセブン
元セクシー女優・早坂ひとみ
元セクシー女優・早坂ひとみがデビュー25周年で再始動「荒れないSNSがあったから、ファンの皆さんにまた会いたいって思えました」
NEWSポストセブン
TOKIOの国分太一
【スタッフ証言】「DASH村で『やっとだよ』と…」収録現場で目撃した国分太一の意外な側面と、城島・松岡との微妙な関係「“みてみぬふり”をしていたのでは…」《TOKIOが即解散に至った「4年間の積み重ね」》
NEWSポストセブン
衝撃を与えた日本テレビ系列局元幹部の寄付金着服(時事通信フォト)
《24時間テレビ寄付金着服男の公判》「小遣いは月に6〜10万円」夫を庇った“妻の言い分”「発覚後、夫は一睡もできないパニックに…」
NEWSポストセブン
解散を発表したTOKIO
《国民に愛された『TOKIO』解散》現場騒然の「山口達也ブチギレ事件」、長瀬智也「ヤラセだらけの世界」意味深投稿が示唆する“メンバーの本当の関係”
NEWSポストセブン
漫画家の小林よしのり氏
小林よしのり氏、皇位継承問題に提言「皇室存続のためにはただちに皇室典範を改正し、愛子皇太子殿下の誕生を実現しなければならない」
週刊ポスト
警視庁を出る鈴木善貴容疑者=23日午前9時54分(右・Instagramより)
「はいオワター まじオワター」「給料全滅」 フジテレビ鈴木容疑者オンカジ賭博で逮捕、SNSで1000万円超の“借金地獄”を吐露《阿鼻叫喚の“裏アカ”投稿内容》
NEWSポストセブン
解散を発表したTOKIO(HPより)
「TOKIOを舐めるんじゃない!」電撃解散きっかけの国分太一が「どうしても許せなかった」プロとしての“プライド” ミスしたスタッフにもフォロー
NEWSポストセブン
大手芸能事務所の「研音」に移籍した宮野真守
《異例の”VIP待遇”》「マネージャー3名体制」「専用の送迎車」期待を背負い好スタート、新天地の宮野真守は“イケボ売り”から“ビジュアル推し”にシフトか
NEWSポストセブン
「最近、嬉しかったのが女性のファンの方が増えたことです」
渡邊渚さんが明かす初写真集『水平線』海外ロケの舞台裏「タイトルはこれからの未来への希望を込めてつけました」
NEWSポストセブン