芸能

壇蜜「コメント力高く、知的なイメージ定着する」との見立て

セクシー路線から知的路線へ

 5月29日に放送された『サンデー・ジャポン』(TBS系)で、壇蜜(35)が共演していた田中みな実(29)にコメント力の差を見せつけた。

 番組内で、「最近いつキスしたか」という爆笑問題・田中裕二(51)からの質問に対し、田中みな実は「半年以上前ですかね」と回答。

 その相手が、昨年破局が報じられたオリエンタルラジオの藤森慎吾(33)かと暗に聞かれると小さくうなずき、「別れたってこと?」という質問には「はい……」と暗い顔を見せた。これには爆笑問題・太田光(51)も「心なしか照明が暗いような気が」とコメントして苦笑い。

 一方、急に話を振られた壇蜜は、「私は去年、第三者の紹介で精査した結果、1日も早い再会を願って、記念にサラリーマンと」と、政治資金私的流用疑惑で追及されている舛添要一・東京都知事が記者会見で連発した『第三者』『精査』『1日も早い』という言葉にかけて回答し、会場を笑いに包んだ。芸能レポーターの城下尊之氏は壇蜜のコメント力をこう評価する。

「舛添さんの発言という時事的なキーワードを入れながらそつなく切り返す機転は、田中みな実さんとは別格です。壇蜜さんは以前からスポーツ紙の見出しになるように、発言に色々と気を回しているような印象がありました。どんな言葉もウィットが利いていて、作戦は成功しています」

 壇蜜は昨年末、同じように愛人キャラとしてブレイクした橋本マナミ(31)に対し、「セクシーはお譲りします」と発言している。

「壇蜜さんは今後、コメンテーターとしての仕事も増えていき、知的なイメージが定着していくでしょう。セクシー路線から徐々にコメンテーターとしてブレイクした人といえば、故・飯島愛さん(享年36)が印象的です。壇蜜さんは、飯島さんのようなズバズバ言うタイプとは違った、ひねりのあるツッコミができるコメンテーターになれるのでは」(城下氏)

 処女小説が文芸誌に掲載されたばかりの壇蜜だが、これからは「文化人」路線まっしぐら!?

※週刊ポスト2016年6月17日号

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