ライフ

植松晃士氏 「この夏は、紺と白以外、着なくていい」

 世の中のオバさんたちに健康かつ美しく生きていくために、ファッションプロデューサーの植松晃士さんがアドバイス。今回は、夏に着たい配色について語ります。

 * * *
 皆さま、ご機嫌よう。日本全国南から北へと、本格的な梅雨のシーズンに入ってまいりました。しばらくは傘が手放せない毎日になりそうですね。

 そもそも私は、アウトドア派ではないのですが、お天気の悪い休日は特に、平日の間にたまってしまったドラマの録画を見るのが楽しみのひとつです。

『99.9―刑事専門弁護士―』(TBS系)の松本潤さん、あるいは『ゆとりですがなにか』(日本テレビ系)のトリプル主演、岡田将生さん、松坂桃李さん、柳楽優弥さんなどなど、注目の俳優さんたちを眺めながらつくづく思うのは、「爽やかな人って素敵」ということ。

 これはたぶん、ここ数年で私がアラフィフどっぷりの年齢となり、自分自身が清潔感とか爽やかさを失いつつあるのでは?という恐れや不安を感じているからだと思います。人というのは、自分が失ってしまったものを、いっそう尊く大切なものと感じる生き物なんですね。

 少々、張りを失いかけた頬のお肉をつまみつつ、お洋服くらいは、爽やかなものを身につけないと、と心から思う今日この頃です。そしてそのヒントを、先日訪れたテニスコートで見つけました。

 平日の昼間とあって、クラブには30代から上は60代までの奥さまたちでいっぱいだったのですが、皆さん、きれいな桜色や白、紺といったテニスウエアをお召しになっていました。そしてハイライトを効かせたちょっと短めの髪やほんのりと日焼けした肌などに、驚くほど爽やかな印象を受けたんです。

 しかも、スポーツしているかた特有の礼儀正しさで、すれ違っただけの私に対しても、「お疲れさまで~す」と、にこにこ明るくご挨拶してくださる。その笑顔の素敵だったこと!

 年齢に関係なく、ひと匙のスポーツテイストと、明るい笑顔、そしてハキハキとしたご挨拶こそ、失いかけている爽やかさを補充してくれる要素だと、改めて感じました。

 そしてファッションに関しては、極端な話、「この夏は、紺と白以外、着なくていい」というのが、私の結論です。

関連記事

トピックス

西内まりやがSNSで芸能界引退を発表した(Aflo)
《西内まりやが芸能界引退へ》「自分らしい人生を見つけていきたい」理由のひとつに「今年になって身内がトラブルを起こしていることが発覚」【自身のインスタで発表】
NEWSポストセブン
出演しているCMの画像や動画が続々と削除されている永野芽郁
《“二の矢”で一気に加速》永野芽郁、止まらない“CM削除ドミノ”  旬の著名人起用で“チャレンジ”続けてきたサントリーからも消えた 永野にとっても大きな痛手に
NEWSポストセブン
中居の女性トラブルで窮地に追いやられているフジテレビ(右・時事通信フォト)
《フジテレビ第三者委に反論》中居正広氏の心中に渦巻く“第三者委員会への不信感” 「最初から“悪者扱い”されているように感じていた」との関係者証言も
NEWSポストセブン
真剣交際が報じられた犬飼貴丈と指原莉乃(SNSより)
《仮面ライダー俳優・犬飼貴丈と真剣交際》“芸能界の財テク王”指原莉乃の「欲しいもの全部買ってあげる」恋愛観、私服は6万超え高級Tシャツ
NEWSポストセブン
母の日に家族写真を公開した大谷翔平(写真/共同通信社)
《長女誕生から1か月》大谷翔平夫人・真美子さん、“伝説の家政婦”タサン志麻さんの食事・育児メソッドに傾倒 長女のお披露目は夏のオールスターゲームか 
女性セブン
奥本美穂容疑者(32)の知られざる”アイドル時代”とは──(本人SNSより)
《フリフリのセーラー服姿》覚せい剤で逮捕の美人共犯者・奥本美穂容疑者(32)の知られざる“病み系アイドル時代”【レーサム元会長とホテルで違法薬物所持の疑い】
NEWSポストセブン
ぐんぐん上昇する女優たちのCMギャラ(左から新垣結衣、吉永小百合、松嶋菜々子/時事通信フォト)
【有名女優のCMギャラ一覧表】1億円の大台は80代と50代の2人 10本超出演の永野芽郁は「CM全削除なら5億円近く吹っ飛ぶ」の声も
週刊ポスト
万博初日、愛子さまは爽やかな水色のセットアップで視察された(2025年5月9日、撮影/JMPA)
《雅子さまとお揃いパンツスーツ》万博視察の愛子さま“親子シミラールック”を取り入れたコーデに「ネックレスのデザインも相似形でした」【軍地彩弓のファッションNEWS】
NEWSポストセブン
違法薬物を所持したとして職業不詳・奥本美穂容疑者(32)が逮捕された(Instagramより)
《美女・ホテル・覚せい剤…》元レーサム会長は地元では「ヤンチャ少年」と有名 キャバ嬢・セクシー女優にもアテンダーから声がかかり…お手当「100万円超」証言
NEWSポストセブン
中居の女性トラブルで窮地に追いやられているフジテレビ(右・時事通信フォト)
【独占直撃】元フジテレビアナAさんが中居正広氏側の“反論”に胸中告白「これまで聞いていた内容と違うので困惑しています…」
NEWSポストセブン
不倫報道の渦中、2人は
《憔悴の永野芽郁と夜の日比谷でニアミス》不倫騒動の田中圭が舞台終了後に直行した意外な帰宅先は
NEWSポストセブン
違法薬物を所持したとして職業不詳・奥本美穂容疑者(32)が逮捕された(Instagramより)
〈シ◯ブ中なわけねいだろwww〉レースクイーンにグラビア…レーサム元会長と覚醒剤で逮捕された美女共犯者・奥本美穂容疑者(32)の“輝かしい経歴”と“スピリチュアルなSNS”
NEWSポストセブン