芸能

深夜ドラマ『死幣』 毎週1人若手主演俳優が殺される異色作

話題を呼んでいるドラマ『死幣』(公式HPより)

 今クールのドラマには、深夜枠にも注目の作品がある。ドラマ『死幣』が、これまでにない異色のコンセプトと、ドキドキの展開でネットを中心に盛り上がりを見せている。テレビ解説者の木村隆志さんが見どころについて解説する。

 * * *
 主演がSKE48の松井珠理奈さんで、ジャンルはホラーだけに、「アイドルを怖がらせるだけのよくあるドラマじゃないの?」と思った人もいるかもしれませんが、フタを開けてみたら斬新なコンセプトの意欲作でした。

 主なあらすじは、「お金が欲しくてたまらない人のもとに突然届けられる呪いのお金=死弊。福沢諭吉の目から黒い涙が流れるその1万円札を使った人が謎の死をとげる」というもの。斬新なのは、「今後主演を張るだろう若手俳優が毎週1人ずつ殺されていく」というコンセプトです。

 松井さん以外の若手俳優は、『とと姉ちゃん』出演の川栄李奈さんと白洲迅さん、『まれ』出演の中村ゆりかさんと葉山奨之さん、『あさが来た』出演の吉岡里帆さんと清原果耶さんと、すでに朝ドラ出演を果たした有望株がズラリ。さらに、今年7本の映画に出演し、今夏には主演舞台も控える山田裕貴さんも出演していますが、1話では山田さん、2話では白洲さん、3話では吉岡さんが殺されてしまいました。

 彼らが殺されるたびに、「エッ? もう死んじゃったの?」「もっと見たかったのに……」とショックを受ける人が続出。2話あたりで毎週1人ずつ殺されるコンセプトが発覚すると、次週予告を見て「この子はやめて~」「嘘であってくれ!」と嘆く人も現れるようになりました。 

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