芝居・歌・ダンスが一体となった“ミュージカル”。今、ミュージカル界で注目されている俳優たちがいます。歌唱力、演技力はトップクラス、出演する舞台のチケットは即日完売するなど、その人気はとどまることを知りません。そんなミュージカル界を牽引している俳優4名をクローズアップ!
まずは、ミュージカル界の人気を牽引している実力派俳優・浦井健治(34才)から。
「最近ミュージカル界が注目されるようになっているようで、本当に嬉しいですね。ミュージカルは、ぼくにとってかけがえのないものです。そこでたくさんの人に出会い、たくさんのことを学んできました。座長をやらせていただく機会も増え、身の引き締まる思いでいっぱいになります。オーケストラの指揮者のかたは誰よりもオーケストラのメンバーを大事に思い、譜面台なども率先して運んでいると聞きます。そのように、カンパニー全体を笑顔で包めるような自分でありたいと常に思っています」
■ミュージカル『王家の紋章』
連載開始から40年を迎える少女漫画の金字塔が世界初のミュージカルに。8月5~27日まで帝国劇場(東京・日比谷)にて上演。美しく若きエジプト王“メンフィス”役で主演。
【浦井健治(うらい・けんじ)】
1981年8月6日生まれ。東京都出身。2000年に『仮面ライダークウガ』で俳優デビュー。2004年『エリザベート』ルドルフ皇太子役に抜擢。以降ミュージカルからストレートプレイまで、数々の話題作に出演。読売演劇大賞最優秀男優賞など多数受賞。デビュー15周年を迎え、ソロとして初めてのCD『Wonderland』(8月3日、エイベックス)、オフィシャルブック『アシアト』(8月8日、キネマ旬報社)が発売される。また、初めてのコンサートが東京国際フォーラム・ホールA(9月29日)にて開催される。