芸能

90年代のキムタクフィーバーで中居・木村の関係悪化

中居と木村の間の溝は想像以上に深かった?

 8月14日未明全スポーツ紙の一面で「SMAP解散」が取り上げられた。今年の12月31日をもって、国民的アイドルSMAPが解散するという。1月のジャニーズ脱退報道以降、木村拓哉(43才)VS中居正広(43才)、稲垣吾郎(42才)、草なぎ剛(42才)、香取慎吾(39才)の溝は深まったとされており、そこから修復できなかったことが理由だとも言われている。

 とはいえ、もともとSMAPの大黒柱、木村と中居は微妙な関係だったいうのが、業界関係者の周知の事実だった。“両輪”のバランスがうまく取れていれば、グループ内の人間関係もうまくいく。しかし、デビュー5年が経った頃、2人に溝ができていった。

 1993年の秋ドラマ『あすなろ白書』(フジテレビ系)に木村が単独で出演。大きな黒縁メガネをかけたモテないキャラだったが、フラれた後もヒロインを陰から見守り続ける一途な性格が女性ファンの心を惹きつけた。

 そのドラマをきっかけに木村の人気はジワジワと高まり、1996年4月、木村が初主演したドラマ『ロングバケーション』は平均視聴率29.6%、最終回では瞬間最高視聴率43.8%を記録。中居もその頃からMCとして才能を発揮し、1997年には紅白歌合戦で初司会を務めたが、木村人気は社会現象ともいえるほどだった。

「連日、木村の一挙一動が取り沙汰されるほどキムタクフィーバーに沸きました。異常事態ともいえる状況に木村も疲労していたし、比較的、自由な振る舞いも許されるようになった。人気もあいまって足並みを揃えない単独行動や特別待遇も増えた。それに中居が眉をひそめるシーンも多くなったんです」(テレビ局関係者)

 その頃、あるライブのリハーサルが行われていた。中居がメンバーに「もっとステージの前方まで出よう」と声をかけた。ステージ前に出るのには危険が伴うが、ファンにもっと近づいたほうがいいというのが中居の考えだった。

 だが、木村は「そんな演出は聞いていない」と反発し、前に出ることを拒否。現場に険悪なムードが漂った。ところがライブが始まり、ボルテージが最高潮に達した時、メンバーの誰よりも前に出ていたのは木村だった。

「雰囲気を読んで、自分を演出することの上手な木村さん一流のやり方でした。スタッフや他のメンバーも“さすが木村くん”と言っていましたが、中居さんはどんな気持ちだったのでしょうか…。その頃から木村さんと中居さんはプライベートでは口をきかないということが業界に知られるようになっていました」(ライブ関係者)

※女性セブン2016年9月1日号

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