国内

2019年の天皇陛下譲位で悲願の韓国ご訪問もあり得るか

御代がわりで実現すること

 2019年1月1日に皇太子さまが即位され、新たな元号へと切り替えることを政府が検討中だと報じられた。

 退位後の現陛下の呼称について、一時「前天皇」や「元天皇」も報じられたこともあったが、「上皇(太上天皇)」とすることが根強く言われている。

「私的なお出かけはもちろん、陛下と美智子さまがライフワークとされている先の大戦にかかわるお出ましや、障害者施設の訪問などは変わらず続けられることが予想されます。ですが、種々の大会へのご臨席や地方視察といった一般的な公務を担われることはほとんどなくなるでしょう」(皇室ジャーナリスト)

 宮内庁関係者が明かす。

「大きな動きがあるとすれば、悲願のひとつである韓国訪問。天皇としてのお立場では実現が難しい面もありましたが、退位後なら、というお考えもあるのではないでしょうか」

 それでは、退位後のお住まいはどうなるのだろうか。

「現陛下が退位後に皇居・大宮御所に移られ、皇太子ご一家が御所に、秋篠宮ご一家が赤坂御用地の東宮御所で暮らされるのがよいというご意向をお持ちだと聞きます」(宮内庁関係者)

 だが、先代の陛下と「徳仁天皇」が同じ敷地内にお住まいになることが、新たな天皇の精神的なご負担になってしまうのではないかという声もあがる。

「機を見て京都御所に引っ越されるか、あるいは那須、葉山、須崎の3つの御用邸に移り住まれる案も検討されているといいます。新たな天皇と皇后への配慮に心を砕かれているのでしょう」(前出・宮内庁関係者)

 一方、「雅子皇后」に対して、「果たして重責に耐えられるのか」と不安視する声はやまない。ここ数年はお出ましの機会も増え快復傾向にあるが、依然療養中の身でいらっしゃることに変わりはなく、加えて宮中祭祀といった儀式への欠席は続いている。

 だが、皇后となることでの雅子さまの「奮起」に期待する声も多い。

「今春、皇太子ご夫妻は外交関係樹立60周年の記念にマレーシアに足を運ばれる予定で調整が進められています。雅子さまにとっては初のアジアの国への訪問。

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