芸能

嶋大輔 芸能界復帰し「何が男の勲章だ」と言われ落ち込む

政治家転身…その後、撤回なぜ? 嶋大輔が語る

『男の勲章』の大ヒットで知られる歌手・俳優の嶋大輔(52才)が、世間を騒がせたのは約4年前のことだ。突如、政治家への転身を表明し、芸能界引退宣言まで行った。ところが、それからわずか数週間で参議院議員選挙の出馬を断念した。なぜ政治家を志しながら、急転直下、断念するに至ったのか――嶋が舞台裏を語った。

――2013年4月の芸能界引退会見、驚きました。

嶋:参院選に出馬するために引退しました。知人に政治家の秘書がいて「一緒にやってみないか」と誘われたのがきっかけです。ぼくはかねてから、学校でのいじめを減らしたいと考えていたんです。完全になくすことはできなくても、法律を作ることによって、今よりも少なくすることは可能だと思ったんですね。

――どんな法律を作りたかった?

嶋:学校には用務員さんがいますよね。先生には言えない悩みも、用務員さんになら気軽に相談できる。ぼくの学生時代には、そういうこともあったんです。だから教室に1人、用務員さんのような相談役の人がいるだけでも、いじめは減らせるんじゃないかと思ったんです。今“アスリートファースト”って言葉が流行っていますけど、学校では“生徒ファースト”にしたかった。

 ぼくはいじめられたし、いじめもしました。両方を知っているので、ぼくならできると思ったんです。ぼくは不器用なので、選挙は二足のわらじを履いてできるものではないと思って、芸能界を引退しました。その時は芸能界に戻らない覚悟で挑みました。

――それなのに、なぜ断念することになったんですか?

嶋:引退から約2週間です。「雲行きが怪しいよ」と、ある政治家さんから電話をもらって、「えっ、そんなことがあるの?」というところから、あれよあれよといううちに、今回は(自民党の公認)見送りと。言えない話もあるのですが…。

 天変地異というのは、このことをいうんだなって思いました。何が起きているのかわからなかったです、最初。それは自分の不徳の致すところで、いただいた話を全部信じてしまった自分がいけなかった。そこに辿り着くんですけども。

関連記事

トピックス

元交際相手の白井秀征容疑者(本人SNS)のストーカーに悩まされていた岡崎彩咲陽さん(親族提供)
《川崎・ストーカー殺人》「悔しくて寝られない夜が何度も…」岡崎彩咲陽さんの兄弟が被告の厳罰求める“追悼ライブ”に500人が集結、兄は「俺の自慢の妹だな!愛してる」と涙
NEWSポストセブン
グラドルから本格派女優を目指す西本ヒカル
【ニコラス・ケイジと共演も】「目標は二階堂ふみ、沢尻エリカ」グラドルから本格派女優を目指す西本ヒカルの「すべてをさらけ出す覚悟」
週刊ポスト
阪神・藤川球児監督と、ヘッドコーチに就任した和田豊・元監督(時事通信フォト)
阪神・藤川球児監督 和田豊・元監督が「18歳年上のヘッドコーチ」就任の思惑と不安 几帳面さ、忠実さに評価の声も「何かあった時に責任を取る身代わりでは」の指摘も
NEWSポストセブン
大谷翔平と真美子さん(時事通信フォト)
《ハワイで白黒ペアルック》「大谷翔平さんですか?」に真美子さんは“余裕の対応”…ファンが投稿した「ファミリーの仲睦まじい姿」
NEWSポストセブン
赤穂市民病院が公式に「医療過誤」だと認めている手術は一件のみ(写真/イメージマート)
「階段に突き落とされた」「試験の邪魔をされた」 漫画『脳外科医 竹田くん』のモデルになった赤穂市民病院医療過誤騒動に関係した執刀医と上司の医師の間で繰り広げられた“泥沼告訴合戦”
NEWSポストセブン
被害を受けたジュフリー氏、エプスタイン元被告(時事通信フォト、司法省(DOJ)より)
《女性の体に「ロリータ」の書き込み…》10代少女ら被害に…アメリカ史上最も“闇深い”人身売買事件、新たな写真が公開「手首に何かを巻きつける」「不気味に笑う男」【エプスタイン事件】
NEWSポストセブン
2025年はMLBのワールドシリーズで優勝。WBCでも優勝して、真の“世界一”を目指す(写真/AFLO)
《WBCで大谷翔平の二刀流の可能性は?》元祖WBC戦士・宮本慎也氏が展望「球数を制限しつつマウンドに立ってくれる」、連覇の可能性は50%
女性セブン
「名球会ONK座談会」の印象的なやりとりを振り返る
〈2025年追悼・長嶋茂雄さん 〉「ONK(王・長嶋・金田)座談会」を再録 日本中を明るく照らした“ミスターの言葉”、監督就任中も本音を隠さなかった「野球への熱い想い」
週刊ポスト
12月3日期間限定のスケートパークでオープニングセレモニーに登場した本田望結
《むっちりサンタ姿で登場》10キロ減量を報告した本田望結、ピッタリ衣装を着用した後にクリスマスディナーを“絶景レストラン”で堪能
NEWSポストセブン
訃報が報じられた、“ジャンボ尾崎”こと尾崎将司さん(時事通信フォト)
笹生優花、原英莉花らを育てたジャンボ尾崎さんが語っていた“成長の鉄則” 「最終目的が大きいほどいいわけでもない」
NEWSポストセブン
日高氏が「未成年女性アイドルを深夜に自宅呼び出し」していたことがわかった
《本誌スクープで年内活動辞退》「未成年アイドルを深夜自宅呼び出し」SKY-HIは「猛省しております」と回答していた【各テレビ局も検証を求める声】
NEWSポストセブン
訃報が報じられた、“ジャンボ尾崎”こと尾崎将司さん
亡くなったジャンボ尾崎さんが生前語っていた“人生最後に見たい景色” 「オレのことはもういいんだよ…」
NEWSポストセブン