初のドクター役に挑戦した木村は、役作りのために外科医に直接教えを請い、手術動画を繰り返し見て勉強した。撮影では外科医も顔負けのメスさばきを披露しており、ライバル医師役の浅野忠信(43才)は「本物の医者が見ても違和感がないだろうな、と。ぼくにはできない役作りで、刺激を受けました」と脱帽。
同僚医師役の松山ケンイチ(31才)は、第一話のプレミアム試写会で“木村ファン”丸出しでこう話していた。
「小さい頃から憧れだった人と同じ作品に出るなんて、ぼくの中で大事件です。木村さんは1を聞いたらプラスアルファ10で返してくださる。もう大好きなんです」
ちなみに木村は浅野をタッド、松ケンをケンケンと呼ぶなど、共演者との親密ぶりが報じられているが、スタッフとも距離が近い。
「先日、木村さんからスタッフ全員にサプライズプレゼントが配られたんです。彼が自腹で作ったオリジナルジャンパーで、事前に60名近いスタッフのサイズ(S・M・L)を調べて用意するという徹底ぶり。総額100万円以上はしたはずです。左胸のワッペンにはドラマのサブタイトル『愛しき人』をもじって、『MY LOVELY CREW』と書かれていました」(番組スタッフ)
木村は同ドラマのクランクイン前、都心の高級焼肉店で決起集会を開いており、サプライズを用意していた。
「直前にヒロイン役の木村文乃さん(29才)の結婚が発表されていたこともあり、彼女に花束が贈られたんです。文乃さん、感激していました。もちろん店の支払いも全額木村さん持ち。
騒動後初のドラマだから必死なんだろうという声も聞こえますが、木村さんって昔からこんなふうなんですよ。確かにやることが格好良すぎてかえってクサく見られちゃうこともあるかもしれませんが。受け狙いで急にできることではないんです。それは裏方はわかっています。松ケンさんなんか、今では木村さんを兄のように慕っていて、子育ての相談までしてますよ」(別のスタッフ)
※女性セブン2017年3月9日号