熊本での高校時代にはパンクバンドでギターを担当し、大学時代も4年間、サークルでバンド活動をしていた。

「ステージでは髪を逆立てたりもしていましたね(笑い)。高校の学園祭の時には体育館でライブをしたのですが、ぼくが激しく動きすぎてギターアンプをひっくり返してしまい、怒った音響会社のかたがマイクやスピーカーの電源を落としてしまったことがあるんです。 そのときには体育教官室からメガホンを持ってきて、ボーカルはそれを使って延々と歌い、ぼくらも大騒ぎを続けたんですよ」

 身振り手振りを交えて青春の思い出を語るその姿は、冷静にニュースを読んでいるときとは別人のよう。今でも自宅でアコースティックギターを弾くことがあるのだとか。

「昨年はデビッド・ボウイが亡くなったので『スペイス・オディティ』や『ジギー・スターダスト』を練習して、歌いながら演奏もしました。ただ、家族は聴いてくれないんですが(苦笑)」

 職場の仲間とカラオケに行くこともあるそうで、「フレディ・マーキュリーの『ボーン・トゥ・ラヴ・ユー』は必ず歌います。ええ、もちろん絶叫します」。

 その歌声は、昨年末に初めて総合司会に抜擢された紅白歌合戦でも披露した。ゴジラが東京を襲うという設定の下、『PPAP』の替え歌を振り付きで歌いきった。

「台本をもらったときは、どう表現していいかわからず戸惑ったのですが、すぐに気持ちを切りかえ、面白くするために、どうやろうかなと。マイクを持っての振り付けは、自分で考えました。ネットでは賛否両論あったようですが、私の周りではおおむね好評でした」

撮影/浅野剛

※女性セブン2017年4月30日号

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