国内

眞子さま ご結婚後の2世帯同居の可能性に宮内庁も不安

女手一つで育てあげた母とは『一卵性』のような母息子とも

 広さ約50万平方メートルを誇る赤坂御用地(東京・港区)には、皇太子ご一家が暮らされる東宮御所や各宮邸が建ち、敷地ほぼ中央には毎年春と秋に園遊会が行われる赤坂御苑の庭園が広がっている。たぬきが棲みつくなど豊かな自然が多く残されたこの場所で、秋篠宮家の長女・眞子さまはこれまでの25年の人生を送られてきた。

 結婚されれば眞子さまは皇籍を離脱され、民間人として生きていかれることになる。お住まいを出て、まったく新しい生活が始まるのだ。

 現在、眞子さまは都内の研究施設で非常勤職員として勤務されている。一方の婚約が報じられたお相手の小室圭さん(25才)も、法律事務所でパラリーガル(弁護士の事務的な補助業務)として働いているが、一橋大学大学院に通う学生でもあり、結婚後のふたりの収入面を心配する声もある。

「結婚による皇籍離脱の際に、皇室経済法の規定により一時金が支出されます。黒田清子さんは1億5250万円でした。眞子内親王殿下は清子さんと同じ内親王ですが、天皇の孫の内親王のため、1割減の1億3725万円だと思います」(皇室ジャーナリストの山下晋司氏)

 一時金の使い道に決まりはないため、生活費や新居購入費用に充てるのでも、貯蓄にまわすのでも自由だ。

「皇室経済法には一時金の支出理由として、《皇族であった者としての品位保持の資に充てるため》と明記されています。億単位のお金とはいえ、この先の長い人生をカバーするほどの金額ではありません。一方で、では秋篠宮ご夫妻からの仕送りで、というわけにもいきません。宮家に支出されているお金は、元をただせば税金。それを民間人となった眞子さまにお渡しするわけにはいきません。眞子さまには世の主婦と同じように、家庭の財布の切り盛りが求められます」(皇室記者)

 おふたりは早ければ来年の夏以降にも新生活をスタートするのではないかという。現在、小室さんが暮らすのは横浜市内にあるマンションの一室。1994年の新築当時、父・敏勝さんが約4000万円で購入した50平方メートル、3DKのその部屋で、母・佳代さんと祖父の3人で暮らしている。10才の頃に突然父を亡くした小室さんの、「母さんのことは、ずっとぼくが守るから」という決意の通り、今も近所では、小室さんと佳代さんが一緒に買い物をしたり、レストランで仲よく食事をする姿も目撃されている。近隣住民が言う。

「お母さん思いのいい子ですよ。それよりも女手一つで圭くんをあそこまでセレブ男子に育てあげたお母さんが本当にすごい。二人三脚でやってきた『一卵性母息子』というか…感心してしまいます」

 小室さんは幼稚園のころ、佳代さんの勧めもあり近所のバイオリン教室に通い始めた。その頃の佳代さんの口癖は「うちの子はバイオリンの天才なの」。横浜市役所に勤めていた敏勝さんと、飲食店などでアルバイトをしていた佳代さんの収入を合わせても、決して裕福という経済状況ではなかったという。それでも横浜から相当な距離にある東京・国立市の音楽大学の付属小に小室さんを進学させたのは、小室さんのバイオリンの腕前に期待を寄せていたからだろう。別の近隣住民は当時の様子を次のように明かす。

関連記事

トピックス

ドジャース入団時、真美子さんのために“結んだ特別な契約”
《スイートルームで愛娘と…》なぜ真美子さんは夫人会メンバーと一緒に観戦しないの? 大谷翔平がドジャース入団時に結んでいた“特別な契約”
NEWSポストセブン
靖国神社の春と秋の例大祭、8月15日の終戦の日にはほぼ欠かさず参拝してきた高市早苗・首相(時事通信フォト)
高市早苗・首相「靖国神社電撃参拝プラン」が浮上、“Xデー”は安倍元首相が12年前の在任中に参拝した12月26日か 外交的にも政治日程上も制約が少なくなるタイミング
週刊ポスト
相撲協会の公式カレンダー
《大相撲「番付崩壊時代のカレンダー」はつらいよ》2025年は1月に引退の照ノ富士が4月まで連続登場の“困った事態”に 来年は大の里・豊昇龍の2横綱体制で安泰か 表紙や売り場の置き位置にも変化が
NEWSポストセブン
三重県を訪問された天皇皇后両陛下(2025年11月8日、撮影/JMPA)
《季節感あふれるアレンジ術》雅子さまの“秋の装い”、トレンドと歴史が組み合わさったブラウンコーデがすごい理由「スカーフ1枚で見違えるスタイル」【専門家が解説】
NEWSポストセブン
俳優の仲代達矢さん
【追悼】仲代達矢さんが明かしていた“最大のライバル”の存在 「人の10倍努力」して演劇に人生を捧げた名優の肉声
週刊ポスト
10月16日午前、40代の女性歌手が何者かに襲われた。”黒づくめ”の格好をした犯人は現在も逃走を続けている
《ポスターに謎の“バツ印”》「『キャー』と悲鳴が…」「現場にドバッと血のあと」ライブハウス開店待ちの女性シンガーを “黒づくめの男”が襲撃 状況証拠が示唆する犯行の計画性
NEWSポストセブン
全国でクマによる被害が相次いでいる(右の写真はサンプルです)
「熊に喰い尽くされ、骨がむき出しに」「大声をあげても襲ってくる」ベテラン猟師をも襲うクマの“驚くべき高知能”《昭和・平成“人食い熊”事件から学ぶクマ対策》
NEWSポストセブン
オールスターゲーム前のレッドカーペットに大谷翔平とともに登場。夫・翔平の横で際立つ特注ドレス(2025年7月15日)。写真=AP/アフロ
大谷真美子さん、米国生活2年目で洗練されたファッションセンス 眉毛サロン通いも? 高級ブランドの特注ドレスからファストファッションのジャケットまで着こなし【スタイリストが分析】
週刊ポスト
超音波スカルプケアデバイスの「ソノリプロ」。強気の「90日間返金保証」の秘密とは──
超音波スカルプケアデバイス「ソノリプロ」開発者が明かす強気の「90日間全額返金保証」をつけられる理由とは《頭皮の気になる部分をケア》
NEWSポストセブン
三田寛子(時事通信フォト)
「あの嫁は何なんだ」「坊っちゃんが可哀想」三田寛子が過ごした苦労続きの新婚時代…新妻・能條愛未を“全力サポート”する理由
NEWSポストセブン
大相撲九州場所
九州場所「17年連続15日皆勤」の溜席の博多美人はなぜ通い続けられるのか 身支度は大変だが「江戸時代にタイムトリップしているような気持ちになれる」と語る
NEWSポストセブン
初代優勝者がつくったカクテル『鳳鳴(ほうめい)』。SUNTORY WORLD WHISKY「碧Ao」(右)をベースに日本の春を象徴する桜を使用したリキュール「KANADE〈奏〉桜」などが使われている
《“バーテンダーNo.1”が決まる》『サントリー ザ・バーテンダーアワード2025』に込められた未来へ続く「洋酒文化伝承」にかける思い
NEWSポストセブン