「旦那さんを亡くしたショックは大きかったと思います。その後お母さんはしばらく占い師のような女性を頼り切っていました。何をするにもその人の意見をあおいで、時にはその人から“ほら、そこでお父さんが見守ってくれてるわよ”って励まされたりしていて。その横で、圭くんが大人しくしていたのを強く覚えています」
前出の宮内庁関係者が続ける。
「結婚されれば元皇族となりますが、清子さんのように宮中晩餐会に出席することもあり、皇室との繋がりがなくなるわけではありませんから、過剰な心配をする人たちもいるわけです」
不穏な声は、宮内庁の一部から聞こえてくるものに留まらない。
「長らく結婚や恋愛を“自主規制”してこられた他の女性皇族の中には、複雑な思いもあるようです。これまでは適齢期を迎えた女性皇族が、いくら結婚後は民間人になるとはいえ“好き”という感情だけで相手を選ぶことはできないというのが暗黙の了解でした。それは、皇室の品位、ひいては陛下の品位にまで影響を及ぼす可能性があるという意識があったからです。
眞子さまの結婚は、そういった考え方にはしばられていません。開かれた皇室の内親王である眞子さまが、現代に即した“自由恋愛”を貫かれたことが内外に大きなうねりをもたらしてしまったんです」(別の宮内庁関係者)
慶祝の日には、あまりに複雑な感情が絡みついている。
※女性セブン2017年7月13日号