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2017.07.16 16:00  週刊ポスト

任侠団体山口組代表が父から学んだきわめて実践的な教え

「敗戦の焼け野原。父親は自暴自棄もあったんでしょうけど、幼少で早くも世の中をなめたんでしょうね。当時としては恵まれていて柔道もボクシングも習った。梅田の阪神百貨店裏(通称「阪神裏」)にそのころ西日本で一番大きいヤミ市があった。父親はそこで顔を利かし、ステゴロ(素手での喧嘩)ではナンバーワンといわれた。そこでの兄弟分が酒梅組傘下の張本正来組長です」

 織田には5つ上に姉、2つ上に兄がいる。2人とも堅気だが、姉は男まさりで気性が激しく、織田が服役中、組を預かって西成で賭場を開くなど、「織田のねえ(姐ではなく姉)」といわれたほど。父親は人がいいばかりで稼ぎがない「懲役太郎」。短期刑が多かったが、よく服役した。母親は子供を食べさせねばならず、夜ホステスをして帰りは深夜に及んだ。姉が織田の親代わりになったという。織田が語る。

「父親は怒ると怖い。殴りに殴った上、男なら泣くなという。だけど父親からも目一杯愛情をもらいました。男とは、人生とは、と教わり、笑われるかもしれないけど、喧嘩の仕方や警察に取り調べられたときの心構えも教わった。後にヤクザになる自分にとっては、恵まれていたかもしれません」

 どういう教えだったのか。

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