「今、彼女が謙さんを徹底口撃すれば、来年の夫のNHK大河ドラマ(『西郷どん』)出演を、ひいてはNHKの顔をつぶすことになる。そこまでの“ひどい妻”となってしまうことにも抵抗があるんでしょう。

 でも、夫にも“恥をかいてきなさい”という気持ちは当然ありますよね。息の根を止めるほどではないけれど、相当の『お仕置き』は受けるべきだ、と。実際、オタオタとしたあの会見は、世界のケン・ワタナベの貫禄は一切なく、神経質そうな弱った男に見えましたからね…。

 不倫相手に未練がないことだけは世間の前でしっかり夫に明言させたあたりも、果歩さんのギリギリの落とし所だったんでしょう」(テレビ局関係者)

 南の溜飲はある程度下がったとしても、まだ離婚が回避できたわけではない。

「NHKから突きつけられたのは、『西郷どん』放送終了までは離婚しないという条件。つまり、向こう1年半に限って離婚に“執行猶予”がついたようなものなんです。渡辺さんはそれまで離婚回避を明言することもできず、針の筵に座り続けることになるわけで、これ以上のお灸はないでしょう」(芸能関係者)

 7月15日の会見を終えた渡辺は、南や南の母と同居する自宅に戻らず、その足で成田空港からアメリカへと旅立った。ハリウッドで成功をおさめた身長184cmの渡辺の背中は、ひときわ小さく見えた。

※女性セブン2017年8月3日号

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