NHKの宮内庁担当記者だった橋本大二郎氏(橋本龍太郎・元首相の実弟)は、昭和天皇の番記者として闘病、崩御を報じたことで知名度を上げ、後に高知県知事として政界に進出した。
信千世氏も皇室報道でスクープを飛ばせば政治家への転身が早まるかもしれない。信千世氏に意気込みを聞くため記者が架電したところ、「すみません。会社を通してくれますか」とのことだった。
一人前の皇室記者になるには5年はかかると言われるが、官邸との太いパイプを持つ彼ならば、もっと早く一本立ちできるかもしれない。
※週刊ポスト2017年8月11日号