芸能

阿久悠役の亀梨和也「ジャニーさんと阿久さんがリンクした」

昭和を代表する作詞家・阿久悠を演じるのはKAT-TUNの亀梨和也

『24時間テレビ』(日本テレビ系)のドラマといえば、闘病を題材にすることが多かったが、今年はひと味違う。『24時間テレビ40ドラマスペシャル時代をつくった男 阿久悠物語』(8月26日土曜21時頃~)として、生涯で5000曲近い作詞を手掛け、伝説のオーディション番組『スター誕生!』(日本テレビ系)にも深くかかわった昭和時代を代表する作詞家・阿久悠の生涯を描く。阿久悠を演じるのはKAT-TUNの亀梨和也(31才)だ。

「普段、母親は“あのドラマ、おもしろかったよ”と感想を言ってくれたりするんですけど、父親とは仕事のことは、全然話さないんです。でも今回、阿久悠さんを演じることになって『お前すごいな! 阿久悠やるの?』って初めて言われたんです。うれしさもあったけど、プレッシャーも感じました」(亀梨。以下同)

 役作りする際、身近なところにヒントがあったとか。

「演じる上での感覚的なヒントとして、事務所の社長のジャニーさんと阿久さんがリンクしたんです。『スター誕生!』の会議シーンを台本で読んだ時、ジャニーさんと一緒に会議している時と似ている気がした。ジャニーさんって、理解できないんですよ(笑い)。でも“ジャニーズ”という時代を作って、“Youやっちゃいなよ!”の一言で、たくさんの人の人生を変えたところが同じだなって(笑い)」

 最初は実在した人物を演じる難しさや不安があったというが「チャレンジしなければ男じゃないと思った」と言い切る。

「モノマネではなく、魂の部分でどう演じられるか。阿久悠さんが昭和という時代にどう生きて、何を作り出したのか表現したい」

 男気があふれる、“昭和男子”の一端を見せた。

──阿久悠さんの曲でカバーするなら?
「沢田研二さんの曲とかカッコイイなと思います!」

──24時間の中で好きな時間帯は?
「夕暮れ! 夕暮れのおセンチになれる感じって、嫌いじゃない。朝でも夜でもない時間で、ちょっとエロいよね(笑い)」

──もし100kmマラソンに指名されたら?
「…1年待ってください(笑い)。でも、子供の頃、自分の家から東京ディズニーランドまでシャドーボクシングをしながら走ったことがあるんだよね。何kmあったんだろう。友達が『がんばれー!』って言いながら、自転車でついてきてくれたなぁ(笑い)」

※女性セブン2017年9月7日号

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