その「共感できない」「当たり役でない(役が合っていない)」という視聴者感情に拍車をかけたのが真木さんのツイッター。ドラマの放送2週間前に新設し、熱心な書き込みと丁寧な返信で好評でしたが、土下座で「(ドラマを)見てください!」と叫んだ動画をアップしたころから、徐々に雲行きが変わっていきました。
視聴率が低迷すると、持ち前の負けず嫌いな性格が爆発。「私は悲しんでません。むしろ更に燃えて来ました」という前向きなものはまだしも、「向かい風上等よ!!!!」「私は表立った『数字』なんて、コッチからお断りですね」などケンカ腰のツイートが物議を醸しました。
それらのツイートが「宮地が憑依しているみたい」と感じさせるものであれば良かったのですが、ヒートアップを重ねたことで真木さん自身の感情がむき出しに。さらに数多くのネットニュースに掲載されて拡散し、真木さんと宮地を見る視聴者の目はますます冷めていきました。
つまり、演技でもツイートでも、真木さんが宮地という役にホレ込んで張り切るほど、視聴者との温度差が広がっていったのです。
◆「合う、合わない」のコメントはハイリスク