「例えば、『2018スケジュール&マネーブック』(永岡書店・734円。以下、価格はすべて税込み)は、スケジュールの横に「食費」「雑費」「その他」の金額を書く欄があり、1週間ごとに支出を記録できます。毎月の公共料金を折れ線グラフに記入するページは節電対策に役立つし、医療費や“お付き合い費”など細かく管理できる」(高畑氏)

◆孫の予定も管理

 変化するライフスタイルに合わせて選ぶのもいい。孫の世話を引き受け始めた人には、「自分の予定と孫の予定を分けて記入」できる手帳がある。

「『ペイジェムファミリー×Monthlyエール』(日本能率協会マネジメントセンター・1290円)は、予定記入欄が2色に分かれていて、家族の名前を書き込んで予定を分けて記入できる。子供や孫の予定を1冊で把握できる」(高畑氏)

 現役時代よりも「朝が早くなった」という人には、『朝活手帳2018』(ディスカヴァー21・1620円)が向いている。早朝4時から9時まで30分ごとに細かい記入欄が設けられている。その時間の行動を『目標』と『実行』に分けて記入し、朝を有効利用できているかを確認できる。「起床時間」「睡眠時間」「体調」などを書き込む欄もあるので、健康管理にも役立つ。

 血圧管理に特化するのは『血圧記録ダイアリー』(フロンティア・518円)だ。朝夕の血圧と脈拍をグラフ化して把握できる。

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