国際情報

2017年重大ニュース【国際情報】トランプ大統領夫人の疑問

2017年の国際情報ニュース1位は

 2017年も『NEWSポストセブン』では数多くの記事を紹介し続けてきた。その中から編集部が、ネットで反響の大きかった記事を中心に、巷の重大ニュースとは、ひと味違う2017年の「重大ニュース」を厳選した。

 ここでは【国際情報】編ベスト10を紹介。トップ3の記事については、ネットニュース編集者の中川淳一郎氏が解説する。(以下「」内は中川氏のコメント)

●国際情報編1~3位

【1位】

メラニア夫人と全く噛み合わなかった昭恵夫人(雑誌/雑誌協会代表取材)

■メラニア氏 昭恵氏に「なぜ韓国の話ばかりするの?」と疑問(11月)

「トランプ大統領夫妻が11月に来日した時に出した記事です。しかし、この件は2月に安倍晋三総理夫妻が訪米した際のこと。昭恵夫人がK-POPスターの話ばかりしてメラニア夫人から訝しがられたという件です。なんというか、昭恵さんって人も天真爛漫というか、正直な人だなぁ、と思うのですね。森友学園問題の時もそうでしたが、迂闊というか熟考することなく行動を起こしたり発言をしたりする。メラニアさんにK-POPスターの話をしても彼女は『へぇ~』ぐらいしか言えないわけで、そういう展開になることを見越せないこの天衣無縫さ……。近所の明るいおばさんであればいいのですが首相夫人となるとちと困ります」

【2位】

慰安婦像は作られ続けている YONHAP NEWS/AFLO

■百田尚樹氏 「今こそ、韓国に謝ろう」の真意を語る(7月)

「百田氏の同題の書に関する執筆意図を述べた記事です。ネット上で百田氏の話題に関しては支持派と反対派が激しくぶつかり合うのが定番となっておりますが、この記事も大いに論争をもたらしました。同書が出た時、『なんで百田氏がそんなことを言うのだ!?』と疑問をもって受け止められた面もありますが、内容は皮肉のオンパレード。長い記事ではありますが、ご興味のある方はご一読を」

【3位】

性売買特別法の制定に抗議する風俗産業の女性 AP/AFLO

■韓国の一部若者は発情状態 昼間から街頭で抱き合いキス(4月)

「韓国在住の黒田勝弘氏による記事です。儒教の国ということで韓国では年長者が大切にされていると思いきや、若者から不遜な扱いを受けた、といったレポートもする黒田氏が見た光景です。まぁ、若者はこういったことを我慢できないことはあるわけで、そんなに目くじら立てないでもいいんじゃないですかね」

●以下、4~10位

■綱渡り天才児の父、息子にビール飲ませ炎上「蒸し暑いのでOK」(7月)

■人類初の「頭部切断・他人の身体に移植」手術は成功するか(1月)

■ベトナムの韓国大使館前に「ライダイハン母子像」建立計画(9月)

■インフラ破壊し1年後に9割死亡 「電磁パルス攻撃」の恐怖(7月)

■もはや技術大国、中国で時速4000km高速飛行列車の研究開始(9月)

■「仏像返そう」韓国メディアが突然まともになるも慣れぬ文章(2月)

■ケント氏「韓国には嘘が恥ずかしいという概念がないのか」(5月)

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