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不倫相手との揉めない別れ方を紹介、弁護士の介入も有効

泥沼を避けて上手に不倫関係を清算するには?

 最近は斉藤由貴、藤吉久美子と相次いで人妻の不倫が発覚しているように、世の奥様がたは気軽に禁断の恋に落ちてしまう。だが、昔から不倫を“火遊び”というように、軽い気持ちで手を出すと、大きな火傷を負う。

 泥沼になることなく、上手に不倫関係を清算するにはどうすればいいのか。大前提として、夫がいながらも婚外に恋人をつくる場合、“体だけ”の関係にすべき、と言うのは夫婦問題研究家の岡野あつこ氏だ。

「人間ですので、結婚していても、どうしても夫以外の男性に惹かれてしまうということはあります。だからこそ割り切るべき。女性の方が、体だけでなく、心まで夢中になってしまうと、女性が冷静になったときに男性の方が“変わり身”を許せなくなる。そして恨んだり、ストーカー化したりするんです。揉める不倫カップルの多くは1度でも、燃えるような恋の時期を経ている。

 昨年11月に起こった31才の独身男が51才の既婚女性を千葉県船橋市のラブホテルで殺人した事件のカップルも、1度は“一緒になりたい”と思うくらいに燃え上がってしまったのかもしれません。完全に割り切った関係であれば、相手にそこまで執着するということはありませんから」

 関係を解消する際に揉めないためには、別れ話の“伝え方”が重要と話すのは、多数の男女問題のトラブルを解決してきたフラクタル法律事務所の堀井亜生弁護士だ。

「相手にきちんと“嫌い”と伝えることが大切です。多くの人が“旦那にバレそうだから”とか“あなたにはもっと素敵な人がいる”とか、遠回しに言うんです。男性からすれば、自分が嫌われた自覚がないので、別れようと思わない」

 別れを伝えたら、それ以降は一切の連絡を絶ち、何があっても会わないことが必須と念を押す。

「別れを切り出した後は、絶対に会ってはいけない。会えば、別れの意思が弱いのでは、とか、まだやり直せるのではないかと、誤解を与えるからです。男性側に未練がある場合は女性の気持ちを無視して、復縁を期待してしつこく連絡してくることが多い。それでも情に流されて会うことは厳禁です」(堀井弁護士)

◆警察への相談は恨みを買うのでNG

 元銀座ホステスで作家の蝶々さんは“自分を捨てる”ことも必要だと言う。

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