スポーツ

日馬富士暴行現場はモンゴル横綱がモンゴル若手締め上げる会?

貴乃花文書の衝撃内容とは(共同通信社)

 昨年12月20日に公表された、日本相撲協会の危機管理委員会がまとめた「調査結果報告書」をもって、元横綱・日馬富士による貴ノ岩への暴行事件については終結としたい協会執行部。ところが、貴乃花親方は昨年末、代理人を通じて2通の意見書を協会に提出していた。

 取材によれば、協会の報告書は日馬富士ら加害者側の言い分により白鵬が不利にならないよう記している部分が多いのだという。とにかく協会の報告書と貴乃花親方の意見書に数々の食い違いが見られるというのだ。ただ、貴乃花親方の「意見書」が、結果として白鵬の振る舞いを指弾するような内容となったのは、当然の帰結という見方もある。貴乃花一門の関係者はこういう。

「事件当夜の会合には他にも、モンゴル勢のガチンコ力士が呼び出されていて、その力士は理由をつけて欠席したという証言もある。要するにあの会合は、白鵬を筆頭とするモンゴル人横綱たちが、若手モンゴル人力士を呼びつけて締め上げる会だったのではないか」

 現役時代からガチンコ相撲を貫いてきた貴乃花親方がそうした会合自体を問題視するのは当然だろう。

「角界の最高位を占める同郷の横綱から呼び出され、その場で殴られれば、若手力士は当然、委縮する。その場だけでなく、本場所の土俵でも、全力でぶつかっていけるかどうか。

 しかも、危機管理委員会が作成した報告書では、“会合にモンゴル勢が揃ったのは偶然”というニュアンスが強調されていた。そうした協会側の姿勢に、貴乃花親方が不審を抱くのは当然ですよ」(ベテラン記者)

関連記事

トピックス

『ザ!鉄腕!DASH!!』降板が決まったTOKIOの国分太一(右/番組の公式サイトより)
《スタッフに写真おねだりか》TOKIO・国分太一は「コンプライアンス上の問題行為が複数あった」…日本テレビに問い合わせた結果
NEWSポストセブン
TOKIOの国分太一(右/時事通信フォトより)
《日本テレビ関係者との間に起きた問題か》「内容の説明は控える…」TOKIO・国分太一の「鉄腕DASH」降板発表、日テレ会見での回答方針
NEWSポストセブン
悠仁さまの大学進学で複雑な心境の紀子さま(撮影/JMPA)
悠仁さま、今年秋の園遊会に“最速デビュー”の可能性 紀子さまの「露出を増やしたい」との思いも影響か
女性セブン
TOKIOの国分太一
《日テレで緊急会見の意味は》TOKIO国分太一がコンプラ違反で活動休止へ 「番組降板」「副社長自らスキャンダル」の衝撃
NEWSポストセブン
グラビアのオファーも多いと言われる中川安奈アナ(本人のインスタグラムより)
《SNSで“インナーちらり笑”》元NHK中川安奈アナが森香澄の強力ライバルに あざとキャラと確かなアナウンス技術で「ポテンシャルは森香澄以上」との指摘
週刊ポスト
不倫が報じられた錦織圭、妻の観月あこ(Instagramより)
《錦織圭・モデル女性と不倫疑惑報道》反対を押し切って結婚した妻・観月あことの“最近の関係” 錦織は「産んでくれたお母さんに優しく接することを心がけましょう」発言も
NEWSポストセブン
殺人容疑にかけられている齋藤純容疑者。新たにわかった”猟奇的”犯行動機とは──(写真右:時事通信フォト)
〈何となくみんなに会うのが嫌だった〉頭蓋骨殺人・齋藤純容疑者の知られざる素顔と“おじいちゃんっ子だった”容疑者の祖父へ直撃取材「ああ、そのことですか……」
NEWSポストセブン
お疲れのご様子の雅子さま(2025年、沖縄県那覇市。撮影/JMPA) 
雅子さまにささやかれる体調不安、沖縄訪問時にもお疲れの様子 愛子さまが“異変”を察知し、とっさに助け舟を出される場面も
女性セブン
不倫が報じられた錦織圭(AFP時事)
《美女モデルと不倫》妻・観月あこに「ブラックカード」を渡していた錦織圭が見せた“倹約不倫デート”「3000円のユニクロスウェットを着て駅前チェーン喫茶店で逢瀬」
NEWSポストセブン
永野芽郁のマネージャーが電撃退社していた
《永野芽郁に新展開》二人三脚の“イケメンマネージャー”が不倫疑惑騒動のなかで退所していた…ショックの永野は「海外でリフレッシュ」も“犯人探し”に着手
NEWSポストセブン
“親友”との断絶が報じられた浅田真央(2019年)
《村上佳菜子と“断絶”報道》「親友といえど“損切り”した」と関係者…浅田真央がアイスショー『BEYOND』にかけた“熱い思い”と“過酷な舞台裏”
NEWSポストセブン
2人の間にはあるトラブルが起きていた
《浅田真央と村上佳菜子が断絶状態か》「ここまで色んな事があった」「人の悪口なんて絶対言わない」恒例の“誕生日ツーショット”が消えた日…インスタに残された意味深投稿
NEWSポストセブン