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2018.03.12 07:00  週刊ポスト

進化するMEGA地震予測 AI活用でさらに精緻に

どこが危ない?(時事通信フォト)

 政府の中央防災会議が「現時点では確度の高い科学的手法はない」と匙を投げるなど、地震予測は長く不可能なものとされてきた。しかし「MEGA地震予測」は、全国各地のGPSデータを元に着実に的中実績を積み重ねている。さらにその精度を高めるために村井俊治・東大名誉教授が選んだのは、AI(人工知能)の導入だ。膨大なデータを解析するMEGA地震予測とAIの親和性は高い。従来の予測を飛躍的に進化させる試みを初公開する。

◆精度を高く、客観的に

 測量学の世界的権威である村井氏は、2013年以降、本誌やメールマガジンで『MEGA地震予測』を発表し続けてきた。

 全国約1300か所にある電子基準点のGPSデータをベースとする同予測は、震度5クラスの大地震の前兆を幾度となく捉え、実績を積み重ねている。

 しかし、地質やプレートの変動を調査することを前提とする地震学の世界においてその予測方法は「異端」と見なされてきた。そのため、「地震学の知識がない」「ノイズのような数値を使った“占い”だ」といった批判を浴びてもいる。

 それでも村井氏が予測を続けるのは、7年前の東日本大震災の「苦い教訓」があるからだ。

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