また、獅子舞がお囃子の音に合わせて舞いながらおみくじを運ぶ“獅子舞おみくじ”(200円)は英文も用意されている。神主ライターの石崎貴比古さんが言う。
「小さいお守りがついているものも増えていますし、おみくじとお守りが一体化しているようなものも登場しています」
◆幸せを引き寄せるには内容をよく読むこと
時代は変われど、おみくじの引き方は従来のルールに従うことが原則だ。
「神社であれば、まずは本殿にお詣りすることが大前提です。そしておみくじを引く前は目をつぶり、心を整え、神様に気持ちを伝えてから引きましょう」(石崎さん)
引いたおみくじは、持ち帰っても、境内に結んで帰ってもいいが、もし結ぶ場合は利き手の反対の手で結ぶといいのだとか。凶が出たからといって、大吉が出るまで1日に何回も引くのは避けた方がいいそうだ。
「おみくじは凶だから悪い、大吉だからいいというものではありません。一喜一憂することなく、『恋愛』『縁談』『商売』などの項目別運勢の欄をよく読んで、どんなことに気をつけたらいいかを知りましょう。そうすれば幸せを引き寄せられると思いますよ」(八木教授)
引いて楽しい、見て楽しい、持ってて楽しい、ご利益おみくじ、さっそくあなたも引きに行ってはいかが?
※女性セブン2018年3月22日号