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2018.04.04 11:00  週刊ポスト

世界のゴルフルール大幅改定 背景に日本の「接待ゴルフ」文化

「変更の趣旨は、複雑だったルールを簡素化して競技時間を短縮し、ゴルフをより気軽に、幅広い層に楽しんでもらおうというものです。ただ、世界各国でゴルフ場事情は大きく違うのに、かなり“日本のゴルフ事情”に合わせた変更になっているのは確かです」

 それゆえ、ルール改定に、“日本の接待ゴルフ文化”の与えた影響が大きかったとみられているのだ。

 R&AとUSGAは昨年3月に一度、“原案”を発表している。その後、同8月までの間に一般からのコメントを募り、それを踏まえた修正が加えられて正式発表に至っている。

「昨年3月の“原案”の時点では、『OBでも打ち直さなくてOK』『ドロップはヒザの高さから』という項目はなかった。これらの追加項目は日本の接待ゴルフ文化と非常に相性がいい。日本のゴルフ場関係者やメーカー関係者の要望で加わったのではないかとみられている」(前出・担当記者)

◆日本のゴルフ場を“救済”

 たしかに「OBの扱い」については、狭い山間部の土地を切り開いてコースを造成し、左右のOBが浅くなっていることが多い日本のコースでプレーする人への影響が大きい。関西のゴルフ場支配人はこういう。

「率直に言って、かなりありがたい。日本では海外と違って、6~8分間隔で組数を詰め込んでスタートさせるのが常識です。そのなかで“OBの時に戻って打ち直す”というのはなかなか難しい。とにかく進行をスムーズにしたい日本のゴルフ場事情を汲んでもらった改定だと思う」

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