箱根登山鉄道の駅名看板の前では、3つしかない駅員の制帽を4人の誰が被るかでキャッキャッと笑い声を上げ、順番に何度も撮影タイム。売店に足を運べば、土産物や記念グッズを手に取りまた笑顔を浮かべる。東京に向かうロマンスカーの車内では、2人がけのシートを後ろ向きに回転させ、4人だけの旅の終わりの時間を過ごしていた。
ある宮内庁関係者が明かす。
「その年頃の女性にとってみれば友人との週末1泊旅行はありふれたことかもしれませんが、眞子さまがお友達とご一緒に旅行されるというのは、かなり珍しいことです。修学旅行や部活動の合宿などを除くと、大学時代に沖縄のお友達のところに遊びに行かれたというのを聞いたことがある程度です。まして、小室さんとの結婚問題が事実上棚上げとなっている状態で、しかも6月4日から秋篠宮ご夫妻が公務のためハワイに旅立たれる直前というタイミングで“外泊許可”が出たというのは、眞子さまとご夫妻の間で、何かしらの“進展”があったのではないでしょうか」
眞子さまが女子旅から帰京された翌4日朝7時過ぎ、小室さんの自宅から、まず大きなゴミ袋を抱えた佳代さんが、続いて小室さんが姿を見せた。すでに高い位置にある太陽の光に目を細めながら、2人並んで最寄り駅に向かう。駅が近づき人通りが多くなると、小室さんはマスクを、佳代さんはサングラスをかけた。
身動きが取れないほどではないが、少し混み合う電車に乗り、横並びでつり革につかまる。途中、佳代さんの前の席が空く。小室さんが座るよう促すが、佳代さんはそれを拒否し、「圭ちゃんが座りなさい」と言わんばかりに目配せし、小室さんが腰を下ろした。
「当初は美談のように語られた母子関係も、ここまでの密着度には首を傾げる声も多く聞かれます。秋篠宮さまは、延期に伴って警備費用が膨れあがることなどを大変気に掛けられているようで、頻繁にタクシーを利用したりする小室さんと佳代さんの収入に見合わない金銭感覚に、眞子さまも疑問を持たれることもあったそうです。
小室さんへのお気持ちが燃え上がっていた頃から、少しずつ、冷静な視点を取り戻せるようになってきたのでしょう」(前出・宮内庁関係者)
帰京するロマンスカーの車内で、眞子さまは過ぎ去っていく車窓の風景にどんな思いを重ねられていたのだろう。
※女性セブン2018年6月21日号