国際情報

国境で密輸を取り締まる北朝鮮の担当者らに電話で聞いた本音

北東部・咸鏡北道の女性たち(時事通信フォト)

 トップ会談によって、朝鮮半島はどう動くのか。武力衝突か、緊張緩和か。中朝国境では中国の基地局の電波が北朝鮮の領土まで及ぶ。国境近くに住む北朝鮮住民の中には中国人と商売をするため中国の携帯電話を持つ人がいる。韓国人ジャーナリストの朴承ミン氏が、3月から4月にかけ、そんな北朝鮮住民を探し直接電話をかけて生の声を聞いた。名前は全て仮名にした。

●ヤン・ミギョン(女性・38歳・中国と交易)の話

──仕事は?

「薬草などを中国に渡して、お米やCDなどと交換します」

──輸入の稼ぎはどれくらい?

「国境警備隊への賄賂や人件費などを除けば、一晩商売して中国のお金で5000人民元(8万5000円)ほど。そのお金なら1か月半から2か月ほど生活できる」

──金正恩委員長は、金日成主席や金正日総書記に比べてどうか。

「金日成首領様がいらっしゃるときは良かったが、とても大変。いまはもっと独裁だ」

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